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「やればできる」以外の言葉で

「やればできる」の残酷

「やればできる!」という言葉。
学校では、子らをはげます言葉としてよく使います。
しかし、この言葉は、時に子らへのとても残酷な言葉となることがあります。
なぜなら、「いくらやっても、できない…」こともあるからです。

では、指導者は、子らにどんな言葉がけをすればよいのでしょうか。

為末大(ためすえだい) さんの言葉

400Mハードルの日本記録保持者でもあり、北京オリンピックにも出場された為末大(ためすえだい) さんは、次のように言っています。

  成功者の言葉しか
  世の中には残らないから
  『やればできる』が格言になる。
  夢は叶わないかもしれない。
  叶えるための努力は
  無駄に終わるかもしれない。
  でも、
  何かに向かっていたその日々を、
  君は確かに輝いて生きていたのでは
  ないか。
  それが報酬だと思わないか。

為末さんの言葉は、「できた」という「結果」に目をやるのではなく、何かに向かう姿勢、「やろう」とする心、粘り強さ、そして、その「プロセス」にある宝にこそ目を向けた生き方が大切であることを教えてくれます。

子らへの「やればできる」以外の言葉を探るヒントとなりますね。

次の竹原ピストルさんの歌にも、ヒントの一つがありそうです。
紹介します。


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