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センター試験=共通テストの総合点が知ってるだけ30点はあがる知識😭

5.0 時間管理法というか、勉強法に時間軸を入れる。


勉強法において、時間の概念を軽く見ていましたが、だんだん、重要な要素だと思えてきました。

だから、勉強法の掛け算の要素として昇格させました。

時間軸が入らないと、受験タイミングで到達目標に達しない勉強法になってしまうからです。

時間管理法には以下のようなサブタイプに分類できます。

5.1 モチベーション賦活系
5.2 ストレス耐性系
5.3 過去問戦略系
5.4 テスト中のメタファー系

そのうち、それぞれ分類し直します。

鍵となるTechnologyは以下の通りです。

5.1 モチベーション賦活系


●幸福論
費用対効果で幸福度が変わる。
5.2 ストレス耐性系
●マインドフルネス
●サウナー
風呂やサウナに入って、心が「整う」とアイデアがどんどん出てくる。

5.3 過去問戦略系
●還元的アプローチ
●プール問題論
●間違い選択肢の作り方
Major系すり替え
Minor系
5.4 テスト中のメタファー系
●休み時間に目肩腰は使わない。
●イチローにみるアルティメットルーチンの大切さ
5.1  センター試験、2次試験の戦略
5.1.1 高校1&2年生の復習技術。「センター試験問題を利用する」
マラソンに 例えて、受験勉強を説明すると、

「ゴール地点から下見をはじめてスタート地点までもどる。そして、スタート地点から走り始める。」

これが還元的アプローチによる勉強法です。

この勉強法は、どんな資格試験にも、期末試験に当てはまります。TOEFLでもTOEICでも、英検でも医師国家試験でも同じです。

では、高校生は、1年生でも2年生でも、ゴールを見てから、勉強を始めてください。授業で習ったことはすかさず「18年分くらいのセンター試験で当てはまっている問題を探して復習する。」このとき、まじめにノートにメモを取りながら、解かないでください。

そうじゃなくて同じ分野の問題を集めて、解答をみながらそれぞれの問題について、分析してください。10年分くらいやったら、パターンが見えてくるはずです。

そしてそこにメタファーがある。(メタファーとはセンター特有の隠されたルールのこと)

そのメタファーを明らかにしつつ、理解しつくしたセンターの問題を覚えちゃってください。センター試験のカコモンは、実は、参考書なんです。簡単に覚えられます。

その理由は、同じような問題しかでないからです。センター試験は5年から3年くらいに一度のペースで 同じ分野の問題が出されます。センター試験を分析しているうちに、同じようなことを繰り返すので、いい復習になるのです。繰り返すうちに、イメージがつかめてきて覚えられる。

【要約】
受験勉強は、マラソンに例えると、スタート地点からゴール地点まで走るのではなく、逆にゴール地点からスタート地点まで下見をしてから走り始める方法があります。この方法を還元的アプローチと言います。高校生は、授業で習ったことをまじめにノートにメモを取りながら、過去の試験問題を解いて分析することで、問題のパターンをつかみ、隠されたルールを理解して覚えることができます。センター試験の問題は同じようなものが出されるため、繰り返し解いて分析することで、覚えやすくなります。

5.1.2 センター試験で、即、30点以上総合点があがる方法。

それは、とってもかんたんだけど、誰もできていないやりかたです。
「試験時間以外は、目、肩、腰、脳をいっさい使うな。」です。
あと
「休み時間は気分転換に散歩し、体をストレッチしろ。」です。

センター試験は長丁場で朝から晩まで試験しっぱなし。つまり、人間の生理では100%のコンディションで受け続けることができないんです。ストレスはたまるし、おなかはへるし、疲れがどんどんたまってくる。特に、午後4時から6時のテストは集中力がさがっていく。
だから、試験以外は友達と答え合わせしたり、試験対策に単語帳をみるという無駄なことをしないで、体の回復、ストレスの発散にのみ集中したほうがいいんです。机に頭をつけて、瞑想して寝てください。
あと、自分の実力を100%だすために、イチローのように「バッターボックスという名の試験会場に入って、ボールを打ち返すという名の試験受験を、一定の所作で準備せよ」です。
試験がはじまるまで、一定の所作をすることで精神が安定し、過度に緊張しなくなります。
こういう方法を知ってると、確実に点数が違ってきます。

追記。

ここでの説明は大学受験でなくても同様です。

たとえば、桜蔭中学校や開成中学校の中高一貫校の受験でも同じ。

ぼくのこどもには、あれこれこのうんちくを教える前に、まず親として、これら難関中学の過去問を買ってきて熟読します。

そして、ひとつの分野ごとにどういうパターンで繰り返し出題されるか傾向を探ります。このとき自分では解きません。時間がかかるので。そうではなくて、調べ読みする。横断串刺し検索して読む。

こうして初めて、自分のこどもが具体的にどういう問題が解けるようになればいいのかアドバイスできる。20年に1回しか出題されなかったことを先に覚えるのは無駄で、数年に1回の頻度で出題されることを先にマスターさせる。

ぼくのこどもが中学受験が近くなったら、中学受験のテクニックをブログで公開しますので乞うご期待。

【要約】
センター試験では、試験時間以外は目や腰、脳を使わず、休憩時間にはストレッチや散歩をすることが大切。試験前にはイチローのように特定の所作をして精神を安定させることも有効。これらの方法を知っていると、点数が違ってくる。同様に、難関中学の受験でも過去問を熟読して出題の傾向を探り、無駄なことはしないようにすることが大切。

5.1.3 センター試験の戦略


読者からの質問。
「センターの傾向本を読んでそれだけで十分じゃないんですか?データベースを一から作っている暇がありません。」

(センター試験暗記を5年分、したくないっていうニュアンスなんでしょうか?いずれにせよ、だまされたとおもってやっておいたほうがいいと思います。一科目だけやってみて、効果を評価すりゃいいんですよ。)

(追記。注釈。ここでいう「暗記」というのは、問題→解答の流れを一瞬で想起できるレベルまで何度も繰り返して、小脳レベルで問題に慣れるという意味です。すべての問題を思い出すことができるというレベルじゃありません。意外に思われるかもしれませんが、この小脳レベルで反応できるというのが、大切なんですよ。大脳において天才じゃなくても、小脳だったら個人差ないでしょ?センター試験のメタファーには小脳レベルで慣れるのが一番手っ取り早く、得点力を底上げする方法だと思っています。この方法は、すべての資格試験に共通していることです。英検だろうが、TOEICだろうが、TOFELだろうが、医師国家試験だろうが、期末試験だろうが、過去問を小脳レベルまでしっかりやってないひとは得点できない。)

回答。

「実力によります。」以上

解説。

高校1年生は、必ずデータベースを作りながら受験に備えてください。じゃないと、知識がいつまでも曖昧で、結局、遠回りしますよ。高校3年生で時間がないというのなら、間に合うように戦略を立て直す必要があります。
「書きまくるのは面倒だから、教科書をそのまますべて覚えちゃいたい」という戦略でうまくいくひとだったら、稀有な才能の持ち主で、たぶん、ここに質問を書いてないと思います。
凡人は凡人らしく、(僕を含め)、地道にやるしか方法ないんですよね。
ここで格言。
「凡人はノートに書き留めた内容くらいの量しか、記憶することができない。」
つまり、対偶でいうと
「天才は教科書の内容を、まるまる記憶することができる。」
天才か凡人か、みなさんが自分をどう思っているかで手書きのデータベース戦略か、教科書丸暗記データベース戦略か、変わってきます。どっちでも、好きな方をやってみてください。1ヶ月好きな方でやってみて、勉強した範囲をテストしてみて、うまく機能した方法を、のこりの受験生活で実行すればいい。

また、質問をいただいたので回答します。
「センター75%くらいで伸び悩みます。どうやったら、80%以上超えますか?戦略を教えてください。」センター試験に関する記事はすでに大量に書いているので、そこを参照しながら、読んでください。
一応、今になって感じてることを書きます。
1.センターは総合点で判断されるから、まんべんなく、いい点数をとる。
理数科目でほぼ満点でも、国語で50%しかとれないなら、75%が限界なわけです。だったら、国語で70%取れればいい。

1.1「努力の量をX軸、その科目の点数をY軸にすると、得られるグラフは対数関数」
ちょっとの努力で、70%ぐらいまでは取れるようになりますが、80%を90%にする努力量は60を70%にする努力よりもはるかに多い。

1.2 「時間が限られているみなさんは、効率的に、文系の不得意科目を70%にして、理数科目を90%にする」
これが、最良の戦略です。理数科目のほうが多いですから、上の目標にすれば、平均80%を余裕で超えます。センターの理数科目で9割取れないなら、2次試験でもほとんど合格の望みはないと思ったほうがいいです。理数科目がない国立医学部はほとんどないですから
9割取れない人は、今からでも間に合うので、私の書いた記事を読んで、しっかりデータベースの構築し、ICレコーダーをAmazonで買って、記憶してください。

2.「センター試験には、隠されたルール(プール問題)がある。隠されたルールを見破れれば、割と簡単に正解にたどり着ける。」
プール問題とは、毎年同じルールで出題される、同じテーマの問題です。これを見抜けるようになりましょう。これは文系科目、理数科目にもあります。プール問題という概念は毎年行われる資格試験には必ず存在するもので、こういう思考様式を手に入れれば、医師国家試験だろうが、TOEICだろうが、はたまた、大学の期末試験だろうが、いい点数を取れるようになります。

2.1.「8割プール、2割新規問題。」

これがどんな試験と呼ばれるものにも当てはまるルールです。いい点数を取れる人っていうのは、こういうものを誰かに教わって、意識的に勉強してるか、あるいは無意識にやっています。みなさんは、プール問題だけ解けるようになればいいわけです。

3.「私が過去に書いた記事をセンターに関するところだけ熟読して、こつをつかんだら、センター試験を過去5年分くらい、全部、丸暗記する。」
理解しきれてなくてもいいので、5年分を、問題→解答のプロセスを短い時間で繰り返して、100点取れるようになってください。そうすれば、私の書いた「プール問題、メタファー」がなんとなく理解できるようになります。
抽象VS具体
という2元が、調和したときだけ、うまく機能しはじめます。具体がないのに、こつを教えてくださいっていくら言われても、私の抽象的な言葉はみなさんに届きません。まず、みなさんがしなければならないのは、僕の言葉を理解するために、具体例を自分の中に作ることです。具体化のプロセスは5年分の暗記で十分だと思います。センター9割必要なら、10年分やってください。

さあ、とりあえず、いますぐに、面倒なら、最初は問題を解かないでいいので、問題→解答のプロセスをすべて復元できるようになってください。(補足、これを丸暗記と呼ぶ。)
(最初に、たいした実力もなく問題を解くという作業は、ボクシングで例えるなら、猫パンチしか知らないのに、プロボクサーとスパーリングするようなものなので、問題は解かないで、問題を読んだら、すぐに解答、解説を読んでもぜんぜん問題ないです。下手に、うんうんうなって、解答しようと無駄な時間を使わないでください。みなさんがしなければならないのは、データ集めであって、暗号解読ではありません。)

5.1.4 知識ゼロの状態から勉強を進める手順


読者から以下の質問をいただきました。

Q1.「ICレコーダーに吹き込むコツはありますか?」
Q2.「知識ゼロの状態から勉強を進める手順は、センター試験の過去問から始めるのがよいのでしょうか?進行手順を教えていただけないでしょうか?」

Good question.

A1. ICレコーダーに吹き込むコツ。

1.最初にタイトルをいう。

2.原因から結果の思考を言葉にする。90秒くらいで区切る。

以上。

ノートに書いてあることを読めばいいわけで、特に上手にやる方法はないですが、
整理の仕方は工夫が要ります。
1.「毎日ログ法」
ICレコーダーで音声ファイルを毎日作って、パソコンのフォルダーにその日に録音したものを入れる。フォルダにはその日の日付を入れる。
まさしく日記の要領です。音楽ファイルで日記を残すようなもの。

フォルダーをICレコーダーに入れなおして、日付ごとにファイルを検索できるようにする。
例。
「11.10.28」
「11.10.29」
その日に録音した日記を、今日はなにを勉強したのかと寝る前に聞きなおし、眠る。

2.「分野別整理法」
そのファイルを今度は、分野ごとに整理する。
例。数学IA 確率
数学IA 場合の数

・・
・・・

とにかく習慣化できるまでは、毎日がんばりましょう。続けることが大事です。
かならず、効果は出ます。
そして、時間と手間はかかります。でも、急がば回れで、結局、この方法が一番の近道で、時間に対する効果は一番でかいと思ってます。

A2. マインドマッピングとICレコーダーを用いて、知識ゼロの状態から勉強を進め、合格するまでのロードマップ。

1.一度、わかりやすく書いてある本を読んで全体を理解。(分析→総合)
2.次に、その分野のゴール、目標を設定する。(始まり→終わり)
そのためには、過去問が大切。
3.過去問の内容で、知識のコアとなる本と比較して、書いてあることを蛍光ペンでチェック。理解を3色ペンで書き足す。コメントとか、ごろあわせをいれる。絵にしたりする。
4.そうやって、過去問とその本のおかげで、ある程度理解が固まってきたら、マインドマッピングする。
やり方はもうわかってますよね。大学受験という名のトンネルをミクロで掘り進めるイメージ。
地味な作業ですが、これを繰り返すことイコール勉強であって、我慢、忍耐が必要なんです。
このプロセスを踏むからこそ、知識を身につけたとき、自由に羽ばたける。
5.そのマインドマッピングを録音して、毎日、できた分だけ、聞く時間を設ける。寝る前とか。
同時に録音したファイルをフォルダに整理。
日記型と目次型のフォルダを用意する。
日記型で毎日、聞くようにする。既に上に書きました。
6.その分野が終わったら、全体をまとめるマインドマッピングを作る。(ミクロ→マクロ)
マクロのマインドマッピングにより、問題を解くときに、なんの分野でどの知識が必要なのか鑑別できるようになる。
7.ひたすら、4,5,6を繰り返す。
すると、すべての範囲の勉強が終わる。
8.知識のメンテナンス期間に入る。
・何度やっても忘れてしまうことに対して、別のアプローチで覚え方を工夫する。
・何度も、例のICレコーダーを使った記憶法を使い、記憶を定着させる。
9.合格。
以上です。

中高生のみなさんは、とにかく、このすべての範囲を勉強し終えるというのを、As soon as possibleで終わらせてください。
そして、メンテナンス期間に入ってしまえば、半分合格したようなものです。中間、期末試験対策であれば、このメンテナンス期間が十分にもてませんから、同時並行でメンテナンスとマインドマッピング作りを進めなくてはなりません。
一方、大学受験は18年間でならったことを一発勝負ですべての知識を総動員してテストするわけですから、知識の量が膨大で、メンテナンスする期間をしっかり設けないと、知識があやふやな状態で、試験を受けることになります。(*それでも、某国立大学の医学部はすべての範囲を勉強し終えなくても、余裕で受かるようにできてるんですが。賢いみなさんは、それぞれの大学がどのくらい地元枠をもっているのか、ちゃんと調べて、もし、地元枠が大きいなら、そこの大学の近くの高校に進学して、地元枠を狙ったほうがいいですよ。地元枠がどれくらいかは大学の事務のひとに聞けばわかります。福島県立医大は今年度、もっとも簡単に入れる医学科になるかもしれません。医者になれるかどうかは情報戦です。)


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