読書記録「夏期限定トロピカルパフェ事件」(米澤穂信)
こんばんは
明日の仕事が不安すぎてお腹が痛いきいろです😣
今日は私のもう一人の好きな作家、米澤穂信さんの一冊です。「夏期限定トロピカルパフェ事件」。
「インシテミル」を読んだのが初めての出会いで
その後「氷菓」をアニメで見て同じ作者だと知って笑
それから「ボトルネック」「儚い羊たちの祝宴」
「満願」は読みました
ほんとどれも面白い…
この本、本当は前に「春期限定いちごタルト事件」ていうのがあるんですね。知らずにこっち先読んでしまった!まぁ問題なかったです。夏期って書いてある時点で気づくべきでした。春期も読みたい!
この本の主人公たち、「氷菓」の折木奉太郎と似てて。「小市民」すなわちなるべく平穏に穏やかに生きたいという高校生で。自分たちの性格をよくわかってて、なんだろう、厨二病とも違う、このちょっと自分は周りとは違う、大人びてしまっている感じというか…
でも結局のところまだ学生で、清らかで甘酸っぱくて…
私もこんな青春ちょっとだけ送ってみたかったもんだ…
ストーリーは小分けなんですけど、ちゃんと一つに繋がってます。ほんと、氷菓みたい。ミステリーは全然違うけど、「あーこれは氷菓と同じ系統や…つまり私の好きやつ…」と思いながらワクワクしながら最後まで読みました。
あとコレは大したことじゃないんですけど
この作品2006年に出てるので、物語に出てくる携帯が今じゃ考えられない古さで面白いですね
「カメラ機能をそろそろ付けなきゃ」て言ってたり
主人公たちのやりとりもみんなメールだし
10年でテクノロジーは一気に変わりますね
時代を感じました
今話題の「推し燃ゆ」も今日のテクノロジー的にはピッタリの作品だけど、10年後には設定が古い!てなるのかもなぁ
最後の解説に秋と冬も!て書いてあって
短編集が一応あるみたいでしたが
ネットじゃ出てこなかったんですよね
読めないのですか?
読みたいですぅ…
明日の仕事マジで生き延びよう…
おやすみなさい🥺
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