【備忘録】RRRを観た！！！
※ちょっと今回ほんとうに読みにくいです！その分、この熱量を感じろ！！！！！！
観た！ついに観てしまった！！
観終わって5時間ぐらい経っているのに脳汁がドバドバ出ている！
その勢いのまま、私の備忘録として、超ざっくりの感想をまとめていく！
（8割当日書いたけど、2割加筆修正を後日しているぜ！！！！）
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昨年の11月頃の出来事だった。私がよく観ているMCU映画のレビューや解説などを紹介しているyotuberたちが、『RRR最高！』、『RRRが今年ベスト！！！』と言い出し、こぞって、レビュー動画を公開し始めた！！！！
なんだなんだ！？RRRってなに？！？！
あっちでもこっちでも、みんなRRRって騒ぎやがって！と私は憤る。話についていけねえじゃねえか！！聞いたこともない映画だ！！！！
もちろん、そのレビュー動画は観ていないけど、YouTuberがあげた動画のサムネの時点で、当時公開されていたブラックパンサー：ワカンダフォーエバーとの熱量と勢いと感動がまったく違うことが分かった。
え～、そんなにみんなが絶賛しているなら私も観に行きたい～～～！と思ってから、気づけば、年も越えていつの間にか3月。
3月にもなると、劇中にある“ナートゥダンス”が独り歩きして、本編は観たことないのに、“ナートゥダンス”は死ぬほど擦り切れるほど観ていた。むしろ、“ナートゥダンス”のことしか知らなかった。
あのダンスが何がすごいか、何がウケているかっていうのは、もう観ろとしか言えない。観ろ、黙って観ろ！こんなnoteなんか読んでないで観ろ！観たら、全部わかる。
あ、でも待って！！！！逆に観ないで！観ないであの映画を観る感動って絶対あると思うの！私は観まくっていたから、ぶっちゃけ映画館で観た時は｢お、ナートゥ！ナートゥ！｣って感じだった。でも、YouTubeでは観たことのなかった入りのシーンは激アツで！！！あのイントロあってのサビ！！！なんだよな～！！！！！
てか、今の時点で、このnoteを読んでる人の中にどれだけRRRを観たことのない人がいるのだろうか。
私はあなたが羨ましいです。
だって、あなた、あの素晴らしい映画体験をまだされていないんですよね？！？！羨ましいです～～～！！！私はもう観ちゃったから、初めて観ることなんて、もうできないから……。俺は、ナートゥをご存知になっちまった身体だからよ……。羨ましい。そんなふうに、あなたのことを思いますよ、私は。
だからもう、一応リンク貼ってるけど、マジで今から観る人は観ないでもいい！観ないほうがいいかもしれない！！！そして、これももう読むな！終われ！！！！！！！
あ～～っ！！！！！！！！！もういいわ！
何を書いても、冷静に語れるわけない！！
あの映画に勝るものなんてないのだ！
黙って観ろ！こんなもの読んでないで観ろ！
ハイ！ここからネタバレです！！！！！！！
ネタバレというか、覚えていることです！
言いたいことはたくさんあるけど、全然整理できていないので、言いたいことだけ言います！
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ストーリーとしては本当に王道。別々の目的を持った男二人が出会って、いろいろある中で、悪をやっつけるという。この悪の描き方もめちゃくちゃわかりやすくて、コイツ絶対悪モンだろ！って観ただけで分かる。いやもう仕方ないよね、こんだけひどいことやってたら、そうなるわって。そのやっつけ方もめちゃくちゃすごいけど、いやもう仕方ないよねと思わせてしまう説得力。ていうか、あの奥さんヤバすぎだろ、普通にひいたわ。
多分いろんな要素を差し引いて、ストーリーだけにしたら、すごくわかりやすいシンプルなストーリーなんだと思う。
そこに3時間の大ボリューム、映像表現、インド映画ならでは歌とダンスが入ってくるから、脳内処理が追い付かないたっぷりの作品になっていて、観終わった後は心地よい疲労感に襲われた。脳内処理が追い付かなさすぎて、三日間はその余韻に浸れる。
ストーリーがシンプルだからこそ、他の要素をモリモリにしても破綻しないんだろうな。
あと、キャラクターの描き方で、火のラーマと水のビームっていうのが一貫していて素晴らしかった。
海外の映画やドラマを観た時に、誰が誰だか分からなかったという声を聴いたりするし、私も思ったりする。（逆に、海外の人は同じことを邦画を観た時に思うんだろうなと）。
キャラクターの描き方として、火と水のモチーフ、アイテム？みたいなのがあらゆるところに出てくるから（あんなところに？！そして次はこっちに？！くらい）、そこで分かりやすいキャラクター付けがされてよかったなあ。
その二人の出会いを描いた、鉄橋を渡る機関車（？）が燃えちゃって、川に炎が移り、そのなかで少年を救出するってシーンがめちゃくちゃやばかった。
どうやってその発想に行き着いたんだろうって感服する。そのシーン（アクション）を思いついた時って、めっちゃテンション上がったんじゃないかなと思う。
「水のビームと火のラーマの出会い……わかった！列車が火事になって川に火が燃え移って！これだ！！」ってなるかーーーーーい！！！！！！！
全然思いつかない。すごい。
あと火と水で言えば、花火がヒュンヒュン飛んで松明を持つラーマと、壊れた噴水の水が吹き上がる中ホースを持つビームの映像表現は本当にブチあがった。
あれは映像としてはもちろんだけど、ビジュアルや構図としても素晴らしくて、漫画のコマみたいだった。ポスターが欲しい。
映像としてっていう話をしたけど、映像表現というのだろうか（私は映画は詳しくないのだけれど）、ひとつひとつの映像の観せ方が本当にカッコよかった。
映画を観ている最中、マッドマックス怒りのデスロードを思い出した。あの映画を観ている時に、「MVみたいだな」と思ったことをよく覚えている。私の言う、MVみたいっていうのは、音（BGM）と映像がドンピシャでくる、あ～気持ちいい！という快感だ。音に、映像がくっついてくるみたいな感じ。それって、偶然とかじゃなくて、ここのタイミングでこの音がくるから、この映像っていうのが全部計算されているんだと思う。その快感、心地よさみたいなのをRRRでも感じたなあ。
あと、冒頭でタイトルのロゴが出て、1つずつのRについて物語が進んでいくんだけど。
あれ、構成？としてすごくない？？
映画の流れをぶった斬るみたいな斬新なことをしていると思うんだけど、それってすごく勇気のいる構成だと思うんだよなあ。
斬新なだけでなく、分かりやすくなっているし！
すごいんだよな。
しかも3回あるんだよ？！すごくない？！逆にあれが5回あったら萎えていた。1回目くらいで、あっこれは3回あるなと気づくじゃん？だってRRRだから。Rが1個出てきたら3回あるじゃん！！！！だから3回目のキタキタキタ～～～～～～！っていう感動。すごくよかったですよね。
でも、この映画。なにこれ？って、マヌケだから笑えるとかじゃないの。めちゃくちゃ真面目に考えられているんだよね！！！！！
型破りすぎて、都合よすぎない？というところもあるんだけど、そこはいいや！と思わせる力や、いやそうなるよね！と常識をひっくり返して納得させる、説得力がある。それってめちゃくちゃ緻密で計算されていないと難しい。観ている人全員を萎えさせず、諦めさせず、そりゃそうだ！と引っ張っていく力ってすごくない？
3時間あるんだよ？！？！3時間ずっとだよ！！！
この映画を観て、モヤモヤするという人がいるというのもわかる。歴史について私は詳しくないのだけれど、日本がこういう映画を作ったり作られたりしたら結構な問題になると思った。そういう部分での、インド映画の文化や背景についても、私は詳しくないのだけれど。
でも私は、そういった歴史を差し引いても、この映画が持つ素晴らしさやカッコよさは変わらないように思った。
映画の細かいシーンを挙げていくとキリがなくて、「いいよね～」「最高だよね～」みたいなことしか言えない。本当に10分に一度はクライマックスみたいなシーンが次から次へとやってくる。
あ、でもやっぱり歌って踊るタイプのエンディングってハズレないよね～。私がドラマか映画を作ったら、絶対に最後は歌って踊ってもらおう。3時間終わってさ、二人の人生を観てさ、あのエンディングが着た時の高揚感はとんでもないよね。どんちゃん騒ぎ感。我々にとってのご褒美であり、祝福とすら感じる。
上映時間が3時間あるので、観る前は、本当に私大丈夫かなとめちゃくちゃ心配だった。もちろん物理的にそれだけ映画を観るっていう意味では疲れたけど、それを相殺するくらい元気になった。
私はそんなに映画に詳しくなくて、たくさん観ているとかじゃないけど。これまでに観た映画で、ドギモを抜いた映画がいくつかあって、マッドマックス：怒りのデスロード、シンゴジラ、エヴァンゲリオンシリーズ（あ、でもこれは思い出補正もあるかも）は確実にそうなんだけど、そこにRRRは必ず入ってくる。
すごくいい意味で、私は何を観せられているんだ？となる映画だった。
なんか、大人につれてというか、音楽でも映画でもドラマでも何でも、「ワクワクする！」って感覚はどんどん薄くなっていくし、私の悪いクセでもあるんだけど、「これとこれを足して割ったような映画だな」とか「〇〇みたい」と思ってしまったりする。だから、「何を観せられているんだ？」っていう感覚になれたのはすごくよかった。
よかったです、RRR。
あ～～でも、あのシーンよかったよね、これよかったよねとかも書きたい！もっとなんか考察みたいなこともしたいけど、ひとまず私の備忘録として今回はこれで。
これ多分2回目観ても変わってくるんだろうな。
では最後に、、、、激アツな動画を。
同じことを、MAMAとかFNSとかでやってくれないかな……。
PS.3分22秒の横に揺れるの、めっちゃ好き。