詩のようなものを大量に
自分の満足する詩が書けず
数書くことを目標に書いてみようと思います。
大量の駄作になると思いますが、温かい目で見てもらえるとありがたいです。
(書いてわかったのですが、意外と数を稼げなかったです)
夏
雲一つ
夏の香りに包まれ
風を作ろうと
逆立ちをしている
基地
無いね
ここかい
君の家は
ええ
この枝が
僕の基地です
紙
裏まで落として
点を使い
のはらを描こうと
黒を描いているところです
間
長く伸び
挟まったコマに
色を付け足す
絵
色の境に
絵の具を落とす
くすんだ筆と
香りが綺麗だ
烏
生まれたように
僕を眺め
僕が死ぬまで
鳴いている
間延びした
僕の吐息に
埋め込むように
鼻
口に入らぬ
果実を
手にもち
全てを
鼻で
取り入れている猿
レゴ人形
小川の船に
揺られ
だるそうに
直立不動のまま
水飛沫を顔面で
受けているじゃないか
川
川を作ろうと
しているのだろうか
小魚が岸をついている
僕が歩けば
山が被さってくるというのに
夜
眠い夜の
雨にもたれ
天窓に息を吹きかけ
星を捕まえようとしている
滑空
落とされ
望みながらも
腕をかき
体をこわばらせながら
笑いを待っている
空想
音をよけ
君は楽しそうだね
目を伏せて
空想に耽っているのだろう
手で握れるものが
あるかのように
知らぬ言葉
砂をけるように
進まず
壁を昇ように
手が滑り
知らぬ言葉で
説教されるように
退屈だ
らしい
この世に境はないらしい
しかしこの世は境らしい
どちらも合わせ世界らしい
整ったように
君は傷つくのが好きなのかい
惨めになろうと四苦八苦し
整ったように
言葉を並べてみたらいいのに
夕暮れ
地が舞う
光が散る
夕暮れを
すい込んだようだ
音
砂利の音が
妙に現実味をはじく
跳ね返って届いた
太いあくびが
骨を鈍く
ゆすって
背中を駆け上がる
価値
もし人生に価値がつくなら
今何をしているか関係なく
均等にばら撒かれていると思うのです
例え世界に1人でも
世界の頂点にあっても
自分の道を突き進んでいても
人の後ろを辿っていても
目的の為に価値を寄せるのは
正しいようで急ぎすぎかも知れません
箸
顔を顰め
埋まりそうながら
箸で豆をつかもうと
背中を丸めている
かくれんぼ
かくれんぼの隙間に
袖をひらひら
風に沈み込み
消えたように
蔓をひいている
飛び跳ね
飛び跳ね
背丈の上を
脚でつかもうと
坂を逆さに
とるように
木の梯子
壁にもたれ
猫に爪をかけられながら
日々逞しくなっていく
歌
もし僕が歌を
奏でる事ができたら
僕は面白い
人になっていただろうか
ファンの軋みに
涙を流せるようになっただろうか
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