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【積みゲー消化日記】薄桜鬼編①~初回プレイ~

前の記事(↓)でも話したのですが、買って満足して放置してしまっているゲームが沢山あります。

今年こそは少しずつクリアしていきたい……!ということで、隙を見てちまちま進めています。
で、どうせなら進捗報告を兼ねて記事にしていこうかな…と思い、新シリーズを立ち上げました。

かなり前の作品なので、今感想を見てくれる人いるかな……?とも思ったのですが、個人的には昔、好きだった作品の新規の感想とか悲鳴とか大好物なので(笑)(ファン層が少ない界隈にいた時は特に……(´;ω;`)ウゥゥ)

いつも通りだらだらと感想を駄弁るシリーズになりそうですが、少しでも需要があれば嬉しいです。


薄桜鬼とは?~にわかの薄い知識ですみません~

薄桜鬼とは2008年にPS2で発売した、幕末を舞台にした乙女ゲーです。
自分は乙女ゲーは殆どやったことがないのですが、当時、乙女ゲー界隈では無茶苦茶人気だった記憶はあり、やったことのない自分でも名前ぐらいは知っていました。

ゲームから始まってアニメに舞台公演もやっていたみたいです。
攻略キャラを追加した移植もたくさん出ており、今やるなら2018年に出たswitch版(↓)を買うのがいいみたいです。

これ一本で追加シナリオとか、追加かやらとか基本の話は大体入っているみたいです。
なんか、敵側にスポットあてた番外編?みたいなのもあるらしいのでそっちは流石に入ってない気がします。
というか、今回の記事を書く前に公式サイトを見たのですが…、
最初に作品一覧を見てしまったので。。
「派生、移植が多い……!多すぎる……!どれやればいいんだこれ!?!」となってしまいました。

同じことで悩む人が多いのか、「薄桜鬼とは」というページを開いたら上のソフトをお勧めしてたので、多分これからやる人は上のswitch版を買えばいいんだと思います。

しかし、残念ながら自分が今回やるのはPSP版(2009年発売)です。

殆ど初代と同じ時期発売しただけあって、攻略キャラも初期の6名しかいないです。
なので追加の攻略キャラはもちろん、もし追加エピソードとかあったらそれは見てない上での感想になるのでご了承ください<m(__)m>

何で2024年にわざわざ2009年に発売したPSP版をやるのかと言われたら、
BOOKOFFで250円で売られてたからです。
(なんでこんなに安いのかと思ったのですが、これだけ移植されてるからですね。そりゃ、どうせ買うなら追加シナリオ入っている新しいのがいい)

安い!これ、昔かなり人気だった作品だよね。ならハズレはないでしょう。乙女ゲーは殆どやったことないけどとりあえず買っておくか~。

という、かなり軽いノリで手に取ってしまったゲームなのですが、
流石、発売から10年たっても移植されるゲームだけあって、かなり面白かったです。

実はまだ個別キャラルートを攻略しきっているわけではないので。。。
今回は初回プレイ時の感想と、薄桜鬼の全体のストーリーについての感想について書こうと思います。

初回プレイはこうした

とりあえず初回プレイは何の攻略も見ずに、好き勝手に選択肢を選んでプレイしました。
「薄桜鬼」には一度選択肢を選んだ後に好きな位置まで戻って選択肢を選び直せる便利機能もついていたのですが、これも初回は封印です。
一度選択しを選んだら、「あ、間違えた」と思ってもGameOver以外は戻らない縛りで最後までプレイしました。

その結果、初回は「藤堂平助君の(おそらく)通常エンド」になりました。
実はまだ初回しか最後までやってないので通常エンド。トゥルーエンドがあるのかもよくわかってないですが、
エンディングになっても好感度が上がり切ってなかったので、多分一番いいエンディングは見れてない気がします。
彼のルートは他の人やった後に再挑戦しようと思います。

基本のストーリー感想

『薄桜鬼』とは…。
 ・無茶苦茶人気だった乙女ゲー、イケメンが沢山出る。
 ・幕末が舞台で確か新選組の話

プレイ前の前提知識は本気でこの程度しか持っていなかったので、
実際プレイし始めて「そういう話だったのか……!?」と驚くことがかなりありました。

もしかしたら、プレイしてない人も読んでるかもしれないので、
ざっとストーリーを説明しときます。(ネタバレ有です)

幕末の時代、行方不明になった父親を捜しに江戸から京都に来た主人公は、夜、狂暴化した新選組の隊員に襲われそうになります。
間一髪のところで土方歳三を中心とした新選組の面々に助けて貰った主人公でしたが、狂暴化した隊員のことは外部に漏れてはいけない秘密だったらしく、主人公は新選組にとらわれてしまいます。

血を求めて正気を失うようになった隊員は、新選組と主人公の父親が研究していたある薬を飲んだ隊員でした。
この薬は、飲むと常人では考えられないような力と傷もすぐに治るような回復力を得られるものでしたが、同時に他者の血を求めて度々正気を失い、症状が進行すると人を襲う化け物になってしまうという副作用を持っていました。
※薬を飲んで特別な力を得た人は「羅刹」と呼ばれている。

主人公の父親は幕府の命令でこの副作用をなくし、薬を完成させる研究をしていたことを新選組の人から聞かされる主人公。しかし、少し前から急に姿を消してしまい、新選組も探している所でした。
父親を探すため暫く新選組に身を置くことになった主人公では、新選組と一緒に暮らすうちに新選組に待ち構える運命と、
『薬』、そして『鬼』に隠されたある事件に巻き込まれていく……。

タイトルに『鬼』ってついてる時点で気付けよと言う話なのですが、
まず、割とファンタジーな話だったんですね…?「薄桜鬼」って……!?
割と正統派な方の新選組の話かと思ってたので、本当は「吸血鬼+和風」の話だったのかと、やってみて初めて知りました。

また、乙女ゲーは殆どやったことなかったと前で書きましたが、実はどちらかというと苦手意識を持っていたジャンルでした。

キャラゲー物はまず好きなキャラが出来ないと面白さが半減してしまう、恋愛シーンを目当てのゲームは、話をぶった切って強引にそれ系のシーンが挟まるイメージがあって乙女ゲー全般に何となく苦手意識を持っていたのですが。。(好きな人すみません)

でも「薄桜鬼」を少しやって見てすぐに印象が変わりました。
あ、これ。まず基本のストーリーが面白いやつだ。

「薄桜鬼」は新選組の印象的なエピソードの中に「薬」とは何なのか?と、
「薬」や主人公にも深くかかわって来る「鬼」という存在の話が交互に進行して全体のストーリーが見えて行くような作りになっているのですが、
ストーリーの軸になっている「鬼」「薬」のエピソードがしっかりしてるのと、情報が開示されていくタイミングが絶妙で、普通にストーリーが気になってどんどん読み進めてしましました。
そしてストーリー目当てで読んでいるうちに、初見だったキャラも好きになっていき、そこからは面白さが倍増し止まりませんでしたね。結局、GWだったこともあり一気に初回をクリアしていました。

主人公はプレイヤーと同じく、「薬」や「鬼」に関して全く何も知らない状態で話が進んでいくのですが、
ちらちら見えてくる設定で、「あー、この薬あかん奴だ。使っちゃダメな不穏な雰囲気がどんどん出てる……が、この雰囲気だとメインメンバー誰か使うぞ…(絶望)」と、不穏な方向にストーリーが進んでいくのが目に見えてわかり、わくわく…、いや、ドキドキしながら話を読み進めていました。(こういう展開好きです)

初回プレイ時は、結局平助君が薬を飲んで羅刹になってしまいましたが、
これは恐らく固定ではなくルートに入った人が飲む展開になるんですよね???
2週目は沖田ルートを狙っているので、進めて確かめてみようと思います。

ただでさえ、「新選組」って設定だけで、全方面幸せいっぱいのエンディングは難しいことが予想できるのですが、
全体を見るとシリアス、かつせつない系の話でしたね。(合間合間のエピソードはほのぼのとした、微笑ましいものも多いのですが)

個人的にこういう話、とても好みです。

あと、矛盾するみたいなんですが、
最終章のラスボス(?)の城(比喩にあらず)に攻略対象と一緒に乗り込んでいく展開も、少年漫画みたいで凄い好みでした。
あの展開は熱い!!


平助君ルート感想(通常)

初回は特に攻略対象決めずに進めてたんですが、最初の方の選択肢で適当に選んだたら平助君のルートに入ったことと、
個人的に少年キャラが好きなので途中から予想できるところは出来るだけ彼ルートに入るように進めていました。

流石に初見、かつノーヒントで全てのフラグは取り切れず好感度MAXまでは上がりませんでしたが、初回からルートには入ることが出来ました。
誰ともくっつかない通常エンドとかに入ったらどうしようと思いながらやっていましたが、「薄桜鬼」はそんなにルート入る条件がシビアじゃないみたいで助かりました。

多分トゥルーエンド目指してもう一度やると思うので、詳しい感想はその時書くとして……、今回は簡単に概要だけ書こうと思います。

通常エンドだったからかもしれませんが、
平助君ルートは事件解決後に割とあっさり新選組を抜けてしまったり、主要メンバーが気が付いたら抜けていたりと(気が付いたら沖田がいない(おそらく病気離脱)。近藤さんの処刑がモノローグの説明だけで終わってしまった。は、ちょっとびっくりしました)、
また、「羅刹」や「鬼」の話も概要はわかりつつも、一番奥までは見れてないような印象を受けました。
風間さん、貴方もっと情報持ってるでしょ。
あと、結局最後まで主人公の父親が見つからなかったのだが???
途中で父親が敵側(薩摩)にいるって話をちらりと出してたけど、確かめにすらいかなかったのは良かったのか……?

平助が新選組の幹部とはいえ一番年下という立ち位置だったせいか、
物語の核心からは少し離れた、蚊帳の外に置かれてしまった印象のあるルートでした。
ただその分、自分が一番したいことを成し遂げるためには、新選組にいるのが本当に一番いいのか。
死にたくなくて、羅刹になったことで、どんどん自分が人間から離れて行くことへの不安に押しつぶされそうになっていたりと、彼個人の内面的な悩みと成長が丁寧に書かれたルートだったと思います。

自分のことで精一杯になってしまって、新選組をはじめとした周りの事まで考えられていないとも言えるのかもしれないのですが、
そりゃ、自分がどんどん人間じゃなくなっていくような状態で十代半ばの少年が自分よりも周囲のことなんて気に掛けれないよなぁ…。というか、
「自分より新選組の事を考えないと!」みたいな、きれいごとを言わず彼自身のことに焦点を当ててくれたお陰で、より平助君というキャラに感情移入出来たように思います。

最終章のラスボスの城に乗り込む直前に敵の兵士に追われて、民家に逃げ込むシーンとか、迷い続けてた彼がやっと自分の軸を見つけられたように見えて、すごく好きです。

元から前情報なしの状態では攻略対象の中で一番好きかなと思っていた平助君ですが、やってみてかなり推しのキャラになりました。
自分の弱さに悩みながらももがいてるキャラの方が好きなんですよね。

多分、新選組を中心にした話は土方さんルートとかで見せてもらえると思うので、彼ルートはこの展開ですごく良かったと思いました。

また、無茶苦茶個人的な意見ですが、最終章辺りで洋装に変わった時の平助君のビジュアルが大変好みでしたね!
正直新選組にいた時の和装よりこっちの方が好きなので、もう少し出て来てほしかったです。


トゥルーエンドやってからもう一度書くから今回は少しだけと言いながらかなり書いてしまったような気がしますが(笑)
今回はこの辺にしておこうと思います!

2週目は沖田ルートを狙って進めているので、クリアしましたらまた2回目を書こうと思います(=゚ω゚)ノ

ゲームも時間が空いた時にやってる感じで、亀のスピードでしか進められていないので感想も間が空きそうなのですが。。
忘れた頃にまた投稿しに来ると思うので、気長に待っていただければ嬉しいです<m(__)m>

では、また。

追記(24/10/15):
「平助ルート、これ通常エンドだと思うのでトゥルーエンド目指してあとで平助ルート2週目やります!!」と書いてますが、
薄桜鬼、多分これ通常エンドってないですね!!

各キャラルート入ったら、バッドエンド以外は共通?
別キャラで好感度最大にした時のエンディング見て今更気づきました。


沖田ルート、左之助ルートクリアしました


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