ブームから一足遅れて手を出すことに定評がある自分ですが、この度やっとChatGPTを試してみました。
最近リリースされた「4o」を使ってみたかったので課金済みです。
画像生成を試してみたり、簡単な質問をしてみたり。
まだどんな活用方法が出来るのか色々試している所なのですが、
その中でChatGPTに絵本のあらすじを作ってもらったので、紹介しようと思います。
ChatGPT 4oで物語を作ってもらってみた
STEP1:まず絵を描いて貰いました。
こんな会話をして、書いて貰った絵がタイトルにもしている(↓)です。
若干、「スチームパンクってこういうのだっけ……?」と思わないでもないですが、(カラフル過ぎる。絵本に引っ張られた?)たったあれだけでの指定でぽんと出してくれるのには驚きました。
最初は絵を描いて貰うだけのつもりだったんですが、ふと思いついて。この絵をベースに物語を作ってもらうことにしました。
STEP2:イメージボードボードを元に絵本のあらすじを作ってもらいました。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
何も調整してないのにこの時点で普通に面白そうな話が出てきて震え出しましたが、もうちょっと物語の詳細を詰めてみることにしました。
STEP3:詳細詰め
なるほど。
少年とロボットが町のエネルギー問題を解決するために奮闘する話なんですね。
最後に二人の活躍でエネルギーを再充電して、町が平和になるといういい話なんですが、個人的にえぐい話の方が好きなので(絵本でやるな)最後を少し変更してもらうことにしました。
すいません。
そのエネルギー、ロボットのギアと引き換えじゃないと手に入らないことにしてください。(やめろ)
おお……。
あんな箇条書きのお願いでしたが、物語の最後にギアとの別れのシーンが追加されました。
自分で追加をお願いしておいてなんですが、エリオット(少年)とギア(ロボット)がお別れしたままで終わるのは寂しすぎるので、再開するエピローグも追加してもらいましょう!!
再会のシーンまでしっかり追加してもらえました~!
折角なのでここのシーンは挿絵も入れたいですね。それもお願いしました。
一番最初の絵の真ん中にいたのがギア(ロボット)じゃなかったんかい。
とは思いましたが、ちゃんと指定してないのでこんなものですね。
STEP4:まとめて!
最後に今まで書いてもらったあらすじを追加部分とエピローグも含めて、起承転結でまとめてもらいました。
最後に絵本の表紙も書いて貰いました。
また少年とロボットのキャラデザが変わっちゃった。。。
(この絵はなかなか好きなんですが)
使ってみた感想
こんな感じで生成画像についてはキャラクターの一貫性をつけるはChatGPTではなかなか大変でしたが、文字部分に関してはかなり曖昧な指定でも「続き」を書いてもらえました。
何より驚いたのはその早さです。
そこまで調整してないからというのはあるのですが、
最初のイメージボードを書いて貰ってから最後の起承転結をまとめてもらうまで30分かかってないと思います。
30分で出力された内容は良く言えば王道、悪く言えば意外性のない話にまとまっていると言えばそうなのですが……。
ミステリーのトリックはアガサクリスティーが、悲劇はシェイクスピアがやり切ったと言われるこの世界で、我々人間のどれだけが意外性のある話が書けてるのかと考えたら……、これはなかなか怖いな……。と震えました。
創作関係は生成画像AIの方が危機感的な話をよく聞きますが、シナリオ面も同じかもしれないです。
2024年現在、AIは創作関係でどういう扱いで落ち着くのかが不透明ですが、
私はもうなくなりはしないとというか、全面禁止には出来ないんじゃないかなと思っています。
そうなると、「それなりの」のものなら、誰もが自分好みの話や絵を生成できる時代がきます。
今後の十年で、漫画や小説、ゲームなど。いわゆるクールジャパンで代表されるようなコンテンツを作っている人の戦い方は大きく変わって来るんじゃないかと思いました。
恐ろしいですね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル