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ChatGPT 4oと一緒に『蒸気の街とロボットたちの冒険』という物語を作った話

ブームから一足遅れて手を出すことに定評がある自分ですが、この度やっとChatGPTを試してみました。
最近リリースされた「4o」を使ってみたかったので課金済みです。

画像生成を試してみたり、簡単な質問をしてみたり。
まだどんな活用方法が出来るのか色々試している所なのですが、
その中でChatGPTに絵本のあらすじを作ってもらったので、紹介しようと思います。



ChatGPT 4oで物語を作ってもらってみた

STEP1:まず絵を描いて貰いました。

こんな会話をして、書いて貰った絵がタイトルにもしている(↓)です。

若干、「スチームパンクってこういうのだっけ……?」と思わないでもないですが、(カラフル過ぎる。絵本に引っ張られた?)たったあれだけでの指定でぽんと出してくれるのには驚きました。

最初は絵を描いて貰うだけのつもりだったんですが、ふと思いついて。この絵をベースに物語を作ってもらうことにしました。

STEP2:イメージボードボードを元に絵本のあらすじを作ってもらいました。

タイトル: 蒸気の街とロボットたちの冒険
あらすじ:
蒸気の力で動くスチームパンクの街、クロックワーク・シティ。この街では人間とロボットが共存し、日々の生活を営んでいます。主人公は若い発明家のエリオットと、彼の親友であるロボットのギア。エリオットは街の未来を明るくするための新しい発明に夢中です。

ある日、街の中心にある大時計塔が故障し、街全体が混乱に陥ります。時計塔は街の心臓部であり、全ての機械を動かすエネルギー源です。このままでは街の生活が止まってしまうことを知ったエリオットとギアは、時計塔を修理するための冒険に出発します。

途中、彼らは賢いメカニックの猫、スプロケットや、古代の蒸気機関車、ティンバージュに出会い、助けを借りながら困難を乗り越えていきます。様々な謎や危険が彼らを待ち受けていますが、エリオットの知恵とギアの力を合わせて困難を乗り越えます。

最後には、時計塔の秘密を解き明かし、街の危機を救うことに成功します。エリオットとギアの冒険を通じて、クロックワーク・シティの住民たちはお互いを信頼し協力することの大切さを学び、街は再び平和で活気ある場所に戻ります。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
何も調整してないのにこの時点で普通に面白そうな話が出てきて震え出しましたが、もうちょっと物語の詳細を詰めてみることにしました。

STEP3:詳細詰め

時計塔の秘密:
クロックワーク・シティの大時計塔は、街の全ての機械にエネルギーを供給する重要な装置です。しかし、その背後には長い間知られていなかった秘密が隠されています。

時計塔の奥深くに、街の創設者である大発明家オーウェン・スチームウィーバーが設計した「蒸気の心臓」と呼ばれる巨大な蒸気エンジンが存在します。このエンジンは、特別なクリスタルから生成されるエネルギーを利用して動いています。そのクリスタルは、街の地下に眠る古代の鉱山から採掘されたもので、非常に希少で強力なエネルギーを持っています。

しかし、クリスタルには秘密がありました。クリスタルは時間と共にエネルギーを失い、定期的に再充電が必要です。再充電の方法は、オーウェンが設計した特別な装置「エターナル・エネルジャイザー」を使うことでのみ可能です。この装置は時計塔の最上部に隠されており、特定の日時にしかアクセスできない仕組みになっています。

エリオットとギアが時計塔の修理に向かう中で、彼らは古い設計図とオーウェンの日記を見つけます。日記には、エターナル・エネルジャイザーの存在とその操作方法が記されています。しかし、装置を起動するには街中に隠された3つの鍵を集める必要があります。

エリオットとギアは、街の各地を冒険し、スプロケットやティンバージュの助けを借りながら鍵を見つけ出します。最後に、彼らは時計塔の最上部に到達し、エターナル・エネルジャイザーを使ってクリスタルを再充電します。

クリスタルが再び輝きを取り戻すと、蒸気の心臓は再び動き出し、街全体にエネルギーを供給します。この冒険を通じて、エリオットとギアは街の未来を守るために重要な役割を果たし、クロックワーク・シティは再び平和で繁栄する場所となります。

なるほど。
少年とロボットが町のエネルギー問題を解決するために奮闘する話なんですね。
最後に二人の活躍でエネルギーを再充電して、町が平和になるといういい話なんですが、個人的にえぐい話の方が好きなので(絵本でやるな)最後を少し変更してもらうことにしました。

すいません。
そのエネルギー、ロボットのギアと引き換えじゃないと手に入らないことにしてください。(やめろ)

なんでも褒めてくれるChatGPTさんの優しさに泣いた。

時計塔の秘密:
クロックワーク・シティの大時計塔は、街の全ての機械にエネルギーを供給する重要な装置です。しかし、その背後には長い間知られていなかった秘密が隠されています。

時計塔の奥深くに、街の創設者である大発明家オーウェン・スチームウィーバーが設計した「蒸気の心臓」と呼ばれる巨大な蒸気エンジンが存在します。このエンジンは、特別なクリスタルから生成されるエネルギーを利用して動いています。そのクリスタルは、街の地下に眠る古代の鉱山から採掘されたもので、非常に希少で強力なエネルギーを持っています。

しかし、クリスタルには秘密がありました。クリスタルは時間と共にエネルギーを失い、定期的に再充電が必要です。再充電の方法は、オーウェンが設計した特別な装置「エターナル・エネルジャイザー」を使うことでのみ可能です。この装置は時計塔の最上部に隠されており、特定の日時にしかアクセスできない仕組みになっています。

エリオットとギアが時計塔の修理に向かう中で、彼らは古い設計図とオーウェンの日記を見つけます。日記には、エターナル・エネルジャイザーの存在とその操作方法が記されています。しかし、装置を起動するには街中に隠された3つの鍵を集める必要があります。

エリオットとギアは、街の各地を冒険し、スプロケットやティンバージュの助けを借りながら鍵を見つけ出します。最後に、彼らは時計塔の最上部に到達し、エターナル・エネルジャイザーを使ってクリスタルを再充電する方法を探します。

追加部分:
エターナル・エネルジャイザーを動かすための方法をやっと見つけたエリオットとギア。しかし、その方法はギアのエンジンを使うことだと判明します。エンジンを抜いてしまうとギアが動かなくなってしまうため、エリオットはクリスタルの充電を一度諦めようとします。

しかし、ギアは街の未来を守るために自分のエンジンを使ってほしいとエリオットを説得します。涙をこらえながら、エリオットはギアの勇気と自己犠牲の精神に感動し、ギアのエンジンを使ってエターナル・エネルジャイザーを起動します。

クリスタルが再び輝きを取り戻すと、蒸気の心臓は再び動き出し、街全体にエネルギーを供給します。エリオットはギアを再び動かすための方法を見つけることを誓い、街の住民たちと共に新たな希望を胸に、再び平和で繁栄する街を作り上げます。

おお……。
あんな箇条書きのお願いでしたが、物語の最後にギアとの別れのシーンが追加されました。
自分で追加をお願いしておいてなんですが、エリオット(少年)とギア(ロボット)がお別れしたままで終わるのは寂しすぎるので、再開するエピローグも追加してもらいましょう!!

エピローグ:
街が再び平和と繁栄を取り戻した後、エリオットはギアを再び動かすための方法を見つけることに全力を尽くします。彼はオーウェン・スチームウィーバーの古い研究ノートや設計図を徹底的に調べ、スプロケットやティンバージュの助けを借りながら、ギアのエンジンを再生する方法を探し続けます。

ある日、エリオットは地下の古い倉庫で、オーウェンが開発していた未完成のプロトタイプエンジンを見つけます。このエンジンは、通常のエネルギー源とは異なり、街のクリスタルエネルギーと共鳴する特別な設計になっていました。エリオットは、このプロトタイプエンジンを完成させることで、ギアを再び動かすことができるかもしれないと考えます。

数ヶ月にわたる試行錯誤の末、エリオットはついにプロトタイプエンジンを完成させます。彼はギアの元に戻り、慎重に新しいエンジンを取り付けます。息をのむような緊張の中、エリオットはスイッチを入れます。

しばらくの静寂の後、ギアの目がゆっくりと光を取り戻し、彼の体が再び動き出します。エリオットは歓喜の声を上げ、ギアもエリオットを見つめて微笑みます。

「エリオット、また動けるようにしてくれてありがとう。」

「ギア、君が戻ってきてくれて本当に嬉しいよ。君なしでは街を救うことはできなかった。」

二人は再会の喜びを分かち合い、クロックワーク・シティの住民たちも祝福の声を上げます。エリオットとギアは、これからも共に新たな発明や冒険に挑みながら、街の未来を守り続けることを誓います。

再会のシーンまでしっかり追加してもらえました~!
折角なのでここのシーンは挿絵も入れたいですね。それもお願いしました。

一番最初の絵の真ん中にいたのがギア(ロボット)じゃなかったんかい。
とは思いましたが、ちゃんと指定してないのでこんなものですね。

STEP4:まとめて!

最後に今まで書いてもらったあらすじを追加部分とエピローグも含めて、起承転結でまとめてもらいました。

タイトル: 蒸気の街とロボットたちの冒険
あらすじ:
起:

蒸気の力で動くスチームパンクの街、クロックワーク・シティ。この街では人間とロボットが共存し、日々の生活を営んでいます。主人公は若い発明家のエリオットと、彼の親友であるロボットのギア。エリオットは街の未来を明るくするための新しい発明に夢中です。

承:
ある日、街の中心にある大時計塔が故障し、街全体が混乱に陥ります。時計塔は街の心臓部であり、全ての機械を動かすエネルギー源です。このままでは街の生活が止まってしまうことを知ったエリオットとギアは、時計塔を修理するための冒険に出発します。彼らは古い設計図とオーウェンの日記を見つけ、時計塔を修理するために必要な3つの鍵を集める旅に出ます。スプロケットやティンバージュの助けを借りながら、困難を乗り越えて鍵を見つけ出します。

転:
ついに時計塔の最上部に到達したエリオットとギアは、エターナル・エネルジャイザーを使ってクリスタルを再充電する方法を見つけます。しかし、その方法はギアのエンジンを使うことだと判明します。エンジンを抜いてしまうとギアが動かなくなってしまうため、エリオットはクリスタルの充電を一度諦めようとします。しかし、ギアは街の未来を守るために自分のエンジンを使ってほしいとエリオットを説得します。涙をこらえながら、エリオットはギアの勇気と自己犠牲の精神に感動し、ギアのエンジンを使ってエターナル・エネルジャイザーを起動します。クリスタルが再び輝きを取り戻し、蒸気の心臓は再び動き出し、街全体にエネルギーを供給します。

結:
街が再び平和と繁栄を取り戻した後、エリオットはギアを再び動かすための方法を見つけることに全力を尽くします。彼はオーウェンの研究ノートを調べ、プロトタイプエンジンを完成させます。慎重にギアに新しいエンジンを取り付け、ギアは再び動き出します。エリオットとギアは再会の喜びを分かち合い、街の住民たちも祝福の声を上げます。エリオットとギアは、これからも共に新たな発明や冒険に挑みながら、街の未来を守り続けることを誓います。

最後に絵本の表紙も書いて貰いました。

また少年とロボットのキャラデザが変わっちゃった。。。
(この絵はなかなか好きなんですが)

使ってみた感想

こんな感じで生成画像についてはキャラクターの一貫性をつけるはChatGPTではなかなか大変でしたが、文字部分に関してはかなり曖昧な指定でも「続き」を書いてもらえました。

何より驚いたのはその早さです。

そこまで調整してないからというのはあるのですが、
最初のイメージボードを書いて貰ってから最後の起承転結をまとめてもらうまで30分かかってないと思います。

30分で出力された内容は良く言えば王道、悪く言えば意外性のない話にまとまっていると言えばそうなのですが……。

ミステリーのトリックはアガサクリスティーが、悲劇はシェイクスピアがやり切ったと言われるこの世界で、我々人間のどれだけが意外性のある話が書けてるのかと考えたら……、これはなかなか怖いな……。と震えました。

創作関係は生成画像AIの方が危機感的な話をよく聞きますが、シナリオ面も同じかもしれないです。

2024年現在、AIは創作関係でどういう扱いで落ち着くのかが不透明ですが、
私はもうなくなりはしないとというか、全面禁止には出来ないんじゃないかなと思っています。

そうなると、「それなりの」のものなら、誰もが自分好みの話や絵を生成できる時代がきます。
今後の十年で、漫画や小説、ゲームなど。いわゆるクールジャパンで代表されるようなコンテンツを作っている人の戦い方は大きく変わって来るんじゃないかと思いました。

恐ろしいですね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


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