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はじめの一歩

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50音から始まる詩を書きました。誰かさまの日常に少しの光がさすと信じて。
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わをんのん

わをんのん

ん〜、まあ、いいか!
うまくいかなくても

ん、まあ、いいよ
思い通りでなくても

うん、まあ、いいでしょう
なにもかもを褒められなくても

今日健やかに生きていたこと
私はあなたを褒めていたい

わをんのを

わをんのを

をし、あなたを

毎日頑張っているあなたを

努力家で、素直で、優しくて
あたたかいあなたを

をし、あなたを

今日頑張れなくても良いのです
生きているだけで良いのです

をし、あなたを

大切だと思って

わをんのわ

わをんのわ

和が好き
日本の古き良き世界観も

輪が好き
誰かと繋がっていることも

我が好き
せっかく私に生まれたんだもの

らりるれろのろ

らりるれろのろ

ロマンを探せ!

ロマンはそこにある!

ロマンに生きろ!

人生を彩る、その感情を
忘れないよう生きていきたい

らりるれろのれ

らりるれろのれ

連絡を取らなくても
昨日会ったかのように
また話し始めたい

積もる話も
赤裸々な言葉も
包み隠さず話していたい

あなたは今でも大切なひとだから

らりるれろのる

らりるれろのる

ルールは誰が決めたのだ

生きていくことも
働くことも
休日の過ごし方も
結婚も、趣味も

ルールは誰が決めたのだ

私の生き方は私が決めるのだ

らりるれろのり

らりるれろのり

理屈じゃなくて、理想を語りたい

理由がなくても、好きでいたい

流れるような毎日が
流されるような感情が
自分を見失ってしまう前に

私のいた場所に戻りたい
ちゃんと私に戻りたい

らりるれろのら

らりるれろのら

ランドセルを背負って
目を輝かせていたあの頃の君に

今の僕が笑いかけたとして
君は同じように笑ってくれるだろうか

下校中、道端に咲く花を見て
かわいいねって微笑むあの頃の君に

今の僕が話しかけたとして
君は変わらず話してくれるだろうか

それなりにずる賢くもなって
それなりに覚えた嫉妬や嫌悪に
時々押しつぶしされそうになるけれど

あの頃の君に
恥じないように生きたいと思うんだ

大切なもの

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やゆよのよ

やゆよのよ

喜んで!

なんでも、そう言って引き受ける

嫌なことは断ってもいいけれど
どうせ引き受けるなら

喜んで!

それだけで心持ちが大きく変わる

楽しいほうへ、楽しいほうへ

そうやって自分を少しずつ
まっすぐにひかりに向かって導いてあげたい

やゆよのゆ

やゆよのゆ

ゆっくりでいいのです!

周りと比べて焦ったり
地団駄を踏む夜もありますが
どうか、ゆっくり歩きましょう

足元の泥濘から抜き出せなくならぬよう
誰かの言葉に惑わされたりしないよう

私の人生は私のものであり
私の人生の舵を握っているのは私なのだから

ゆっくりでいいのです!
私はゆっくり、歩きたいのです

やゆよのや

やゆよのや

優しいってなんなのさ

ただ黙って話を聞いてほしい日もあるでしょうに
叱咤激励を望む夜もある

なにも言わずにそばにいて
一緒に笑い合いたいだけの時もあるでしょうに
くだらないことを言い続けてほしい夜もある

優しいってなんなのさ
私はただあなたに健やかでいてほしいだけなのに
私はただ安らかでいたいだけなのに

まみむめものも

まみむめものも

もう嫌だ!と泣き叫びたい夜もある
大人でも。

ぐずぐずと鼻を鳴らし
目を真っ赤に腫らして
子どものように泣きたい夜もある

もうなにもかもから逃げ出したくなって
楽しいことだけを考えていたくって
辛いことも苦しいことも
計り知れない孤独も虚無も

全て放り投げて
誰も私のことを知らない
まっさらなどこかで

そう願わずにはいられない夜もある
大人だからこそ。

まみむめものめ

まみむめものめ

目に見えるものだけを
信じて生きていければ楽なのに

愛情も、信頼も、嫉妬も、憎悪も
私が知りたいものはすべて
どうして目には見えないのです?

真正面からぶつかることも
本当の気持ちを晒すことも
あれほど苦手だと言ったでしょうに

それでもその本音の向こうにしか
見えるものがないのなら
人生なんてハードモードなのでしょう

私のように、のそのそと歩いているだけでは
生涯かけてもたどり着けそうには

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まみむめものむ

まみむめものむ

無理をするなと言われましても
無理をしなければ生きていけない日もあるわけで

かと言って
無理をし続ければ身体に祟るわけで

もう、にっちもさっちもいかないわけで
お手上げなのです、困ったもので

とりあえずは
今日、無理して頑張ったことも
昨日、無理せずに休んだことも
どちらの選択も正解で
どちらを選んでも偉くって

つまり、
生きているだけではなまる満点だと
ここではそう呟いていきましょうね