おいしいもの、きれいな景色

今年のゴールデンウィークは、特に出かける予定も立てていなくて、いつも通り近くにちょこちょこ出かけたりするだけの予定だったけど、曇り空にはさまれた晴れ日。

少し足を伸ばして、The観光地へ。
とはいっても、その近くにはもっと大々的なThe観光地があるので、人は程よくまばらで、人混みの中をかき分けることなく過ごせた。

木漏れ日の光と影、遠くに海が見渡せる中、和菓子とお抹茶をぱくり。おいしくって甘くて、心地いい空間でほっと幸せなひととき。

静かな海を少し眺めた。

お昼は名物を目当てに行ってみたら、大行列で車を停める場所もなくて、ラーメン屋さんに変更した。地元の味噌を使った味噌ラーメンが、濃厚でコクがあってとてもおいしかった。ボリュームたっぷりのチャーシューも、とろりとやわらかくておいしかった。

夕方、オレンジの夕日がキラキラと、田んぼの水面に映ってきれいだった。

おいしいものを食べていたり、きれいな景色を見ていると、心の中にふわりと浮かび上がる気持ち。

話は変わって、電車の中とか、病院の待合とか、ごはん屋さんで待ってる時、周りを見るとみんながスマホを持っている光景がある。なんだかその光景があまり好きじゃなくて、私も時々はスマホを取り出して見るけど、待ってるほとんどの間は、スマホはカバンの中にしまってただ待っている。

でも、その時に困るのがどこを見てればいいのか問題。目の前に人が座っていると、まっすぐその人のことを見るのもおかしいし、足元ばかり見るのもうーん…だし、横にも人がいると見る場所がなくて困ってしまう。

電車の中では、前に人がいる時は目をつむって、いろいろ考えごとしたりしてる。待合では、壁に貼ってあるものを眺めていたり、窓の外を見たり、ぼーっとしたりしているけど、目の前に人がいて見る場所がない時はしょうがなく下を向いたり、スマホを意味なく取り出してちょこちょこ見たりしている。

今日もラーメン屋さんの小さな待合で、目の前に人がいたので、どこを見ていたらいいのかわからない状況になって困った。話をしてる間はいいんだけど、ぼーっとしている間に見る場所がなくて、ふわふわ。