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未経験エンジニアが成功するキャリアとは?

エンジニア専門エージェントのROSCA代表田原です!
昨今のエンジニアブームで未経験からエンジニアを目指す人が非常に多くなりました。エンジニアスクールの乱立もその象徴ですよね!
しかし実際に未経験からエンジニアになる事は非常にハードルが高く難しいと私個人は思っています。
そこで一体どんなステップを踏めば未経験からエンジニアになれるのか?について今日は書いていきます!
※WEB開発エンジニアに内容が偏っています※

未経験からエンジニアを目指す人とはどんな人を指すのか?

まずは未経験エンジニアという定義を確認しましょう。
ここで言う未経験エンジニアとは、「情報系の大学や大学院、高専出身ではない人」と定義します。要するに学術的にエンジニアリングを学んでいない人です。こういった経歴がある人であれば企業からも引く手あまたなので今回の話には当てはまりません。

未経験エンジニアはまず何を始めれば良いのか?

さてエンジニアになりたい!と決意した人はまず何を始めればいいのか?
ズバリ自己学習を始めましょう。

・Progateなどのプログラミング学習サイトで学習を始める
https://prog-8.com/
・基本情報やJavaSilver、Oracle、LPICなどの資格を取得する

基本的にはこの2つの準備で問題ないと思います。
ProgateではRubyやPHP、フロントJSなどのWEB開発の基礎知識を学び、それのアウトプットとして自信でWEBサービスを1つ制作してみる。
資格系を取得する事によってそもそもの基礎知識やDB、NW等を最低限理解しているという証明になります。

流行りのプログラミングスクールは必須というわけではありません。
ここで注意して欲しいのがプログラミングスクールを卒業すればエンジニアになれるという幻想です。

あくまでもスクールは学習の補助的立ち位置であり、上記の必要な準備をする上で気軽に聞けるメンターさんがいたり、学習を管理してくれたり、リアルな教室があって仲間がいたり(コロナなので今は難しいかもしれませんが)などの自己学習を積む上でのサポートと考えてください。

さて準備は整った!一体どんな企業に就職すればいいの?

ポートフォリオも持ち、資格も取得した!
下準備が終わり実際の就職活動をするフェーズになります。

大枠でエンジニア職企業を分類すると以下のようになります。

noteアイキャッチ - 記事内画像


まず絶対避けたほうが良い業態を先に上げておきます。

常駐型のSES企業です。

なぜかというとご自身が希望してる業務実績を積めない可能性が高いからです。

通常常駐型のSES企業は客先と派遣もしくは準委任契約にて顧客のシステム開発の一端を担っています。顧客から求められるのは最低限でもプログラマーとして指示通りに開発ができる人。しかし貴方はまだ自己学習しか行っていない1人称で開発PJに参画するにはスキル不足な人材です。
しかしSES企業は案件に参画させないと貴方の給与分赤字になってしまいます。


SES企業は採用した未経験エンジニアをどういった現場に参画させるのか?


それは本当に簡単な打鍵テストを実行する案件だったり、顧客社内のヘルプデスクだったり実際の開発とはほとんど関係無い業務に参画することになります。(携帯電話の販売をやらされたなんて話も聞いたことがあります。)

そうすると結局経験が積めずにずっとそのような業務を行うことになるので、一生開発の現場には参画できません。なので避けたほうが良い業態だと思います。(中には優良なきちんと経験を積ませてくれる企業さんもあります。しかし大半はここで上げたような企業です)

ではどんな企業を選べばよいのか?

WEB系の業界に進みたければ、
・WEB系のシステムを受託開発で請け負っている企業
・自社サービスの開発を行っている企業

SI系に進みたければ、
・大手SIから受託で開発を行っている企業

こんな感じになります。

就職難易度的には、SI受託=WEB受託<自社サービスです。

基本的にまずは受託系の会社に入って3年程度の経験を積みましょう。
きちんと開発の経験が積めてエンジニアとしてのスキルが着実に上っていきます。
ここで注意することは自分がどうしてもやりたい言語がある場合は、その企業がその言語を使用しているのかを確認しておきましょう。

3年程度の開発経験を積めば一般的に1人称で開発が可能なエンジニアと認められるでしょう。

その後のキャリアについて

その後のキャリアについてですが、3年の経験があればある程度企業を選べる立場になれると思います。有名なITサービス企業や、超大手SI以外は選択肢に入ってくるはずです。

エンジニアリングを突き詰めて難しい技術をやりたいのか?
マネジメントに興味があるからエンジニアマネージャーを目指していくのか?
サービスを考え開発するのが好きだから自分が好きなサービスを提供している企業にいくのか?
スタートアップに入って0→1でサービス開発をおこなうのか?


などなどここから先は本当に様々な道があると思います。


1つだけ私個人の意見ですが、避けたほうが良いのはフリーランスエンジニアになることです。
ぶっちゃけ3年の経験でフリーランスとして成り立つ人は1握りだと思います。弊社鈴木が下記noteで書いている通りフリーランスエンジニアはスキルの切り売りです。なかなかスキルアップの機会が得られません。
最低でも5年以上できれば10年程度の経験を積んでからフリーランスになることをオススメします。

エンジニアになる道は険しい

ここまで簡単に書いてきましたがこれを実際にやるとなるとかなりの時間と労力がかかります。
ですがそもそもこのくらいの覚悟が無い人はエンジニアとして成功はできません。エンジニアという職業の第一線で活躍する人は、新しい技術や考え方などを随時アップデートして学習しています。エンジニアになってからも生涯学習ということです!
簡単になれて収入がいいみたいなイメージを持っている人が多いですが世の中そんなに甘くないので、覚悟をもってエンジニアを目指しましょう!!

最後に、、、

本日はお読み頂きありがとう御座いました!
弊社では未経験からエンジニアになる人も絶賛サポートしています。
ROSCAでは一緒にエンジニアキャリアをサポートしてくれる仲間を募集しています。少しでも気になった人は下記よりご連絡ください。
WEB会議でもお茶でもカジュアルに話しましょう!



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