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バチェロレッテ3からプレゼントセンスの大事さを学んだ【第1話を観て】

バチェロレッテ3の第1話を観て、学びがあったから書き残しておきたい。

バチェラーシリーズでは、初回の顔合わせのときにプレゼントを持って行く人が多い。

この流れをつくったのは、バチェラー1の「鶴あいか」さん。唯一、バチェラーへのプレゼントを用意し、見事ファーストインプレッションローズを獲得したのだ。予習ができるバチェラー2以降は、鶴さんの真似をしてプレゼントを用意していくのが恒例になっている。

バチェロレッテ3でも、初対面でプレゼントを渡す人が何人かいた。彼らの素敵なプレゼントを見て、プレゼントセンスって大事だよなぁと思った。

例えば、セバスティアンさん。意外と過去に花束を渡す人っていなかったように思う。だけど、やはりお花をもらえるのは嬉しい。花言葉だとか、あなたらしいと思ってこの花にしたんだよ、とストーリーを添えてもらえると、さらに歓喜する。非常にスマートで、好感度を得るのに十分すぎた。

あとは、北森さん。ただのアロマキャンドルは正直もらっても、あまり嬉しくない。普段使わないものは、使うのが億劫だからだ。だけれど、北森さんが用意したアロマキャンドルは、相手の好きなものとこれからの旅をイメージしたストーリー性のあるデザインに仕上がっていて素敵だった。宇宙と地球の柄をしたバラのキャンドルは、色合いも癒される。「癒しの時間を少しでも」という理由だけでは弱かったけれど、さらに考え抜かれていて、このプレゼントの発想を得るまでにどれくらいの時間を費やしたのだろうと、もらうほうは感動する。

そして、チェンさん。チェンさんは、正直初回落ちかと思っていたけど、プレゼントでバラを勝ち取ったひとりだと思う。ワインボトルのラベルを自分でデザインしたという。絵は小学生以来だけど描いてみたというところ、それでいてちゃんとセンスがあるところ。ただ描いた絵やグッズを渡されても困ってしまうけれど、ワインボトルのラベルにしたというのもちょうどよかった。

個人的には、飯野さんの作曲も響いた。仕事があったから、寝る間を惜しんでつくったというストーリー込みで。曲自体が甘いロマンス風に仕上がっていて、うっとり。ただ曲をプレゼントされるだけだと戸惑うけど、彼の甘い音色と曲調が素敵で、センスの良さで相手の心をつかんだと思う。

プレゼントって、相手への印象を大きく変えられる。渡せば何でもいいわけではない。プレゼントセンスの大事さを再認識した。

プレゼントとは少し違うかもしれないけど、牛に触ってもらいたいとか、何かを食べさせてあげたいとか、ダンスで手をつないで距離を縮めたいとか、相手のことよりも自分の利がメインになってしまうと、相手の印象はマイナスになってしまう。

日常であれば、ネットで「センスのあるプレゼント」と検索して見つけようとしたり、お店のおすすめになびいてしまったりするのも、渡された相手としてはすぐにわかってしまう。考えすぎるとそういうところに行きつきがちだけど、それって渡すことが目的になっていて、センスはない。せっかくプレゼントを贈りたいと思える仲なのに、自分じゃなくても贈れるようなプレゼントだったり、その人が相手じゃなくていいプレゼントだったりすると、もったいない。

いかに相手の立場に立って考え続けるかで、プレゼントセンスは磨かれていくものなのだろうなぁ。私もセンスのあるプレゼントを贈れるようになりたいものだ。

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