希望
希望。それは何か。光か。幻か。
私は希望という言葉が大っ嫌いだった。希望なんてない。私は絶望している。そんな状況に生きていた。
そんな時に人生には希望があるとか言われると、辛くなった。
希望?何それ。私は今苦しくて、今これから解放されたいんですけど。
そう思っていた。
だけど、少し元気になると、希望ってあるのかもしれないと思うようになった。
まだ私も生きる希望を捨ててなかったんだなって思った。
でも、希望と言われて嫌だった時を振り返ると、本当に嫌だった。
だから私は今希望という言葉をどう扱えばいいか迷っている。
気安くこの言葉を人に言えないなとも思うし、でも本当に希望はあるんじゃないかと思ったりもする。
本当に私の中には相反する気持ちが居座って戦っていることが多い。
その調整に、葛藤に私はとてもたくさんの労力を使う。
でもそれが生きるってことなのだろう。
「たくさんの葛藤を抱えながら、混沌の日常の中で私らしさを考えながら私らしくダンスをする。」
それが生きるってことなのだろう。
この答えに一応は納得している。しかしいろんな葛藤は少なければいいとも思ってしまう。
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