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季節が溢れる場所

この記事は、こんな人に届けばいいなと書いてます!
・日本の季節いいなって思う人
・茶道のこと知らないけど、少し興味ある人
・教養として、茶道を少し知りたい人

茶道中心に発信中…あなたに届け!

僕は社会人として働きながら茶道のお稽古をしているのですが

普通に働いている中で
変化を感じることってほぼ無いんですよね

学生の頃は
同じスケジュールがなかったので
変化を感じないと思うこともありませんでしたが…

変化がないとマンネリに陥ってしまう…
退屈に感じてしまう原因ですよね

そんなあなたに変化の話…
お茶の季節の話を少し話したい!

▶︎茶道の季節について

茶室のすぐ近くには
庭があると
知っている方は多いと思います

掛川城公園内にある二の丸茶室「桔梗庵」

茶道で季節を感じると言ったら
そこでしょ!
と思った方…正解ですが、実はまだまだあるんです

まず一つ目
釜の位置が月ごとに変わる!
(各項目の詳しい話はまた書くかも…)

茶道では…
お手前でお湯を使うために
茶室の中で茶釜を熱して
お湯を沸かします

その茶釜の位置が
実は、月ごとで移動しています!

理由は
釜に火を使うためです

夏は、火を使う釜が遠い…暑くない
冬は、火を使う釜が近い…暖かい

風炉の季節(5~10月)
炉の季節(11月~4月)

客に快適に過ごしてもらうため
茶室の作りも
工夫されています
こだわりがすごい...

二つ目
お茶に使う道具が季節で、ほぼ全部変わる!!

ほーんとに、色々変わります

例えば、茶碗
夏は浅めの形で飲み口が広く…冷めやすい
冬は深めの形で飲み口が狭い…冷めにくい

茶碗を一例にしましたが

このような
「こころ配り」が
茶道具の各種に散りばめられているんです

おもてなしの鬼ですね

季節の変化に
合わせて思いやりを反映させていった結果

茶道に季節ができました

経緯も含めて
なんかいいですよね!!

▶︎季節に触れるっていいよね

今でこそ
季節っていいよねって
思うのですが

少し前までは「季節を楽しむ」ことは
余裕のある人だけのモノと
考えていました

ですが
茶道を通して季節を感じるように
なってからは

ストレスを感じている時や
しんどい時にこそ
こころに隙間を作ってくれるような

リフレッシュになると考えが変わりました

南宗寺(堺市)

僕の記事でも
ちょっとだけ季節を感じられるように

今後は文章の締めくくりに
季節の言葉を書きますね!

最後まで読んでいただき
ありがとうございます

季節のことば 7月(茶杓の名などに使用)
夕涼み(yuusuzumi)
・夏の夕方で涼しくなった頃をさす

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次回もお楽しみに!

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