1本の電話
4月のことです。
桜も散り新年度がスタートして我が家の子どもたちもバタバタとしている頃
私の携帯にいとこからの電話がありました、
家電量販店の駐車場に着いた時でした。
「Aちゃん(私のこと)落ち着いて聞いて欲しいんだけど、おばちゃん(私の母)が入院したいって言ってはって今、市民病院にいてはるみたいやねん」・・と。
ショックでした。
娘の私にではなくいとこに連絡をしていたことに。
それと同時にやっぱりか・・という思いもありました。
母は私が子どもの頃から何度か鬱を患っていて、少し前から母の様子が変だなということには気づいていました。
でも入院を希望する程しんどかったことに気づかなかったんです。
私は慌てて市民病院へと車を走らせました。
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