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体育館の日ができるまで 2022.08.30

2022年8月27日(土)は「体育館の日」でした!!!

裏話はそのうち話す気がするけど、、、とか書こうとしてたら生配信のお知らせが出ましたね。

良かったら聞いてね!


放送内容と繰り返しになるかもしれないけど、この記事でも開催準備から当日まで、身の回りで起きたことをつらつらと話していこうと思います。とりとめないからめっちゃ長くなっちゃった。

また、タイトルに「できるまで」とあるけど、特に続きは予定してないです。簡易版日記の方で、当日のことはちゃんと書きたいので!とか言ったけど当日の話をしようとしたら文章では表現できなさすぎて……。配信とかで話せたらなと思います。

なおこの記事はあくまで個人の話なのでプロダクション体育館としての意見や感想ではないというところはご了承ください。
とはいえやってることは公式だし、そんな尖ったこと書いてないと思うけど念の為。そういう時代なので。


ということで、前日設営からイベント当日、そして翌日の片付けまで実に壮絶な3日間。
反省は大いにあるものの、実害のある大きなトラブルは確認しておらず、無事に開催できたことに結構驚いている。だって準備期間約3ヶ月ですよ。よくやったなほんとに……。

簡易版でも話した通り、スタッフの方々の要領の良さ、察しの良さなど慣れている方が非常に多く、たくさん助けられました。本当に本当にありがとうございます🙇‍♂️💦

おかげさまですっっっごく楽しかった!!!
大変だったのも間違いないけど、楽しかったのも紛うことなき事実。
終わってみて分かるけど、ほんとに一瞬だったな…。大学時代の学園祭を思い出した。

ちなみに自分は学園祭実行委員でした。
なお、入った理由は「サークルの人数が多いから友達作れそう」だったのでそんな大それた目標があったとかではない。


くずぎ先生の記事もぜひ読んでね。泣いちゃった。(追記)


◆準備

話が出始めたのはいつだったか……Bickの前後だった気がするので早くても4月頃かな。
あお丸Pが「体育館イベントやるか」とか言い出して、まあ来年の話かなと思っていたらどうやら今年の話をしているらしい。え、本気?

もともと、いつも動画見てくれたり反応くれたりする皆さんに何か直接お返しをしたいよねという話はしていたのでそのノリで話しているのかと思ったら今回は本気のようだった。え、いつ?……は、8月??

夏は(去年の「KING」の反省もあり)あまり動画撮ったりしないから時間があるっしょ。」という、まあ確かになあと周りも納得していた部分もあったんだけど、フタを開けてみたらどうですか。
ズットキット・プライマリで落ち着くと思いきやチキチキバンバン、Spring of Life、ちゃちゃちゃ、いーあるふぁんくらぶ、彗星ハネムーン×2、ヨセアツメ……バリバリ活動してません???

ということで撮影もいつも通り(いつも以上に?)やりつつ運営準備を進めていくカオスな状況でした。生配信や倉庫のラジオは少なかったけども。

結果的にわー太くんが海外留学に行ってしまう前に開催できたので良かったのだけど、相当無理があったので間違っても「頑張れば3ヶ月でイベントって開催できるんだな~」なんて思っちゃダメですよ。
逆に3ヶ月でやるために他が犠牲になってるので、これが仕事だったら大炎上プロジェクトです。真似しちゃダメ、絶対


さてイベント開催するとはいったものの、そんな経験はほぼゼロ。え、Pは?何も分からない?あ、そう……。
とりあえずまず最初に会場がなければ始まらない。ということで場所探しと、参加登録に必要な注意書きや登録システムなどのサイト作りから始まった。


●コンセプト

イベントのコンセプトをどうするかというのは準備を進めていく中での方向性を決めるのに重要なファクターであると思う。
完全にホスト-ゲストの関係にするのか、みんなが参加者で一緒に作り上げていく(コミケのような)考え方のもとなのかなどなど。

個人的には後者で、他のいわゆる着ぐるみ参加枠があるイベントなんかはそっちの傾向が大きいと思っていて、本イベントもそうなのかな〜という感じで話は進めていた。

最終的にはイベントページの冒頭にあるように、体育館好きな人も着ぐるみ好きな人もみんなで集まってワイワイやろうぜ!!!みたいな感じになった。(個人の解釈)


●イベントページ

サイトの方はイベント開催に特化したPeatixというサービスを見つけ、システム的にもチケットの販売、期限設定、登録時の情報取得などなど、結構必要なものが揃ってそうだったのでほぼ即決。
連携するアプリで受付が非常にスムーズにいったのでこれは正解だったと思う。
いくつか課題はあるけど、必要最低限以上の成果は得られた。

注意書きなんかは他の着ぐるみイベントでもよく言われることを集約し、今回のイベント特有のことがないかを検討。
感染症対策は最も大事なとこだけど、そもそもこのコロコロ期間にイベント自体が開催されていなかったので前例を参照するのが大変だった。

それと、着ぐるみイベントに参加するのが初めての人が多い気がしたので、差し出がましいようだけど大事なことかと思い「着ぐるみとのふれあい方」なんてものも掲載することにした。

どこかで見たような注意書きだなと思った方はすみません、いろんなイベントから知恵をお借りしています。だって必要なことなんだもん……。誠にありがとうございます。


●会場探し

会場に関しては自分のサーチ力が貧弱で、全然見つからず。
そもそも3ヶ月後に空いてる公共施設なんてほぼないので、同人誌即売会などでよく使われるような会場は全滅。となると民営の会議室やイベント会場になるが、今度は費用の問題が発生する。
一旦費用度外視で探してみると一応出てくるものの、1日レンタルで100万かかるような会場が引っかかる。んなもん借りれるわけないだろ!

とかなんとかしてるうちにGWが終わり、そろそろ決めないと何も進まなくなってしまう、やばい。
ドラえもんに助けを求めるのび太のようにPに泣きついたところ、数日で今回の会場が見つかった。早。
ステージもあるし2階席が汎用性高そうだし、何より天井が高いことがPは気に入ったようで、じゃあここじゃん!となった。

ただ、実際にやってみていろいろと課題は出たけど、トレードオフな部分もあるしまあ良かったのではないでしょうか。逆に3ヶ月前によく空いてたよこんなところ。

もうほぼ決定かなーという空気になったところで場所をよく見ると、永山……?あれ、聞いたことあるな……。

あ、竹取の湯だ。

本当にこれは偶然。


●ライブ

企画は何をしようかという話になり、やっぱりアイドルということならライブじゃね?となる。

はじめはやるかどうか議論していたが、結局のところ普段動画で見ていただいているものを生でやったら盛り上がるよね、き、きっと、多分……?とおっかなびっくりしながらステージでのライブを決行。

曲目はPが決めたんだっけ。いつの間にか決まってた気がするけど、各メンバーでメドレー形式に過去の楽曲を踊ることになった。決まったらさっそく練習だ!


メドレーということなので、フォーメーション移動や動画内で振付がなかったところはAzurでもお世話になったしおり先生にお手伝いいただき、曲の繋がりやメンバーの入れ替わりをスムーズになるように工夫してもらったり新たな振付を考案していただいたりした。チューリングラブのあそことかは完全にオリジナルです。多大なる感謝……。

ミニライブメンバー8人の中でも前半(パステ、リオン、ノクス)と後半(がじっぽ、ルドルフ、ネムス)に分かれて主に練習をしていた。
ラストのロキだけは全員で集まる必要があったが、なかなか全員集まれる機会が作れず、ギリギリまで個別か前後半組での練習だったのが最大の不安ポイントだった。
スタジオを借りて丸一日練習する日もあれば、夜集まれる人だけで集まって練習したり、しおり先生をお呼びして教えてもらったり……。
なんとか最終週に全員集まっての通し練習をしたけど、細かいところで揃っていないところをギリギリで修正していってなんとか仕上がったのが当日のライブだった。

正直ダンスだけでもドタバタしているのに、イベント運営も同時にやるの?マジで?
段々とイベントの異常性に気付き始めた。


●グッズ

ライブやるならライブグッズが欲しいよね!!!と目を輝かせながらくずぎ先生が語っているのを聞いていたと思ったら、気付いたときにはTシャツとマフラータオルとラバーバンドが出来上がっていた。行動力の化身。
チェキも各撮影現場に現れて撮影の合間に撮ったりして、そのチェキに落書きなんて生涯するとは思っていなかったことに手を出すことになった。
パステリズムの本気落書きにメンバー一同困惑するも、各々のキャラクター性が出たチェキはなかなか評判が良かったようで一安心した。

最初のうちは体育館本と上記のライブグッズだけだったはずが、気付いたらキカチュウ先生がPRIMEのフィギュアを作り始めるし、がじっぽグッズがいつの間にか作られてるし、うきわ先生までマグカップを作り始める始末。体育館本の表紙に使われたユニットごとイラストのアクリルキーホルダーも割と突発的に作られていた。

・・・え、まだあるの? は、なに、ジッポ写真集???

は???

ありがとうございます!!!!!


管理外でいろいろ起きて度肝を抜かれるも、みんなの意欲がすごい。売れる売れない関係なくただやりたいことをやってるの、いいと思います。

新作を全種買った人はなかなかの価格になったと思うけど、仕方ないよね、欲しいもんね。俺も全部買いました。まだ手元にはありませんが。


●スタッフ

このイベントで何よりも大事だったのはスタッフさんの存在である。(ここでいう"スタッフ"とは、体育館メンバーではない当日イベント業務を遂行してくれるボランティアスタッフのことを指します。)

ライブのところで異常性に気付いたが、時既に遅し。
このイベント、主となって動いているメンバーが当日全員スタッフ業務ができないのである。そんなことがあってたまるか。

スタッフへはそれこそ会場決めやサイト作りの直後から声をかけさせてもらっていた。
ありがたいことにみんな快く引き受けてくれて、中には夜勤明けから来てくれるスタッフもいるくらい。マジでありがとうございます。

スタッフ業務は主に受付、物販、誘導などよく見かけるものがある一方で、「体育館メンバーのアテンド」という不思議な業務が必要なことに気付く。
え、そんなのいる?と思ったけど結論から言うとめっっっちゃ必要でした。

おそらくサインをお願いされることもあるんじゃないかとか、自分たちで言っててちょっと恥ずかしいところはあったけど、実際お願いされることもあったので考えておいて良かったし、ファーに付いても落とせるペンを用意して持たせたり、何かプレゼントをいただいたら預かってもらったりと、アテンドスタッフには大いに助けられた。

ボランティアスタッフなしでは何も成り立たないこのイベントを支えてくれたスタッフの皆さんにはいくら感謝しても仕切れないほどの感謝を……。


●体育館本

グッズに含まれている体育館本もカテゴリになるくらい大きいタスクで。
主にPとくずぎ先生がメインで動いていたけど、対談を書き起こしたり文章を考えたり動画のサムネイルを用意したり写真を厳選したり校正をしたり……。
イベント運営と同じ人達で同時進行しているのがおかしいくらいの作業量。でもやってのけちゃうんだもんな……。あかんて……。
メンバー渾身の一冊なので是非とも手にとっていただければと思います。Pのメッセージは相変わらずいいこと言ってるよ。


●そんなこんなで

他にもイベントを開催するためにはいろんなことが必要だったわけだけど、3ヶ月でやろうとするとまあスピードが大事になってくるわけで、スピードのために犠牲になるのはお金なわけですよね。これは世の理です。時は金なり。

いろんなことを間に合わせるために急ピッチで進め、会議も定期的に行なって都度タスクリストを整理して(管理できてなくてごめんなさい)、1週間前にはほぼほぼ準備が整っていたら勝ちだ!うぉぉぉぉ(フラグ)


◆開催1週間前

仕事の夏休みをこのタイミングに設定したので直前のダンス練習や諸々の準備を手伝ったり柔軟に動けたけどほぼそれで終わってしまった。覚悟の上だったけど。

夏休み初日だけちょっと休憩がてら配信してました。前回の続き。
また近いうちにやっていきたいのと、大逆転裁判の脱出ゲームに行く前に本編をやりたくて、それも配信できたらなーなんて思ったりしてます。配信しないでとっととクリアするべきなのかもだけど、最後までやるには人に見られてる配信がいいのよね。


さて、少しだけ遊んだので残った準備をしていくぞー!

あれ、パンフレットまだできてない……?

あ、チェキもまだ書き終わってない?

振付まだ揃ってないね??

え、マグカップ入稿?

弁当発注ーーー!



◆前日設営

前日になりました。

前日から会場を借りていて、机の配置やパーテーションなどを設置していくのだけど、パーテーションやスポットクーラーなど会場にないものは別途借りなければならない。
そしてそれを運ぶトラックもレンタルしなければ……ということでレンタルトラックを(パンフのクレジットでも"車輌"担当になっている)うきわ氏に運転してもらい、レンタル屋さんで機材を借りる。
自分もそれらの荷物を運ぶ要員として駆り出されたのだが、その日の湿度の高さと気温で誇張なしに岩盤浴くらいの汗が出た。
いやほんとありえんくらい出た。眼鏡に汗垂れるわシャツから絞れるわズボンもビチョビチョ……あれ、なんか数日前に似たようなことあったな……。

荷物をすべてトラックに積み終わる頃にはみんな満身創痍。トラックとは別に車移動してたので会場までの運転中シャツが座席にくっつかないように変な姿勢で運転してた。ひぃ〜〜〜ん!

その日は前日設営に来てくれるスタッフも何人かいて、先に会場で他の作業をしてくれていたのでトラック組は後から合流。ていうか平日なのにみんなすごいな。

セッティングをある程度済ませて、ステージのリハーサルをやっていたら会場の時間制限になってしまった。設営は余裕で終わると思ってたらギリギリだった。ほんと、やってみないと分からないものだね……。

昼間の積み込みと夜の準備、リハで汗だく星人だったのでホテルに着いて即シャワーを浴びて、コンビニまで走って(また汗かいて)ご飯を食べた。


おいしい……。

よく寝れた。


◆当日〜

当日のことは冒頭で話した通り、日記という形にはできなかった代わりにみんなの反応をまとめたTogetterを作りました。

想定以上にツイートが多くて(どうやらハッシュタグがトレンドに入ったらしいですね)まとめきれていないし更新も追いつかないのだけど、雰囲気だけでも味わってもらえたらなと思います。


イベント終了後は満身創痍のメンバーとスタッフ。軽く打ち上げをして、竹取の湯で存分に疲れを落とした。皆さん本当にお疲れ様でした。

また、昨今の情勢からやむなく参加できず欠席を選んだ方もいました。自分に置き換えた時、本当にその決断ができるか正直自信がないですが、イベントのためにそうしてくれたことに感謝です。また絶対にこういった機会を設けたいなと強く思いました。ありがとうございました。

・・・またやるとは言ってないです。気持ちの問題です!


おわり!みんなありがとう!また生配信で!

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