感情お片付け日記

何日か前に同窓会で会ったばかりだから久しぶりではなかったけれど
顔見られて嬉しかった。
特徴のある顔だから人が多かったけれどすぐ見つけられた。
前と同じ、きっと高いであろう車に乗せてくれたけど私が奥さんだったら助手席に同窓生乗せたら嫌だなあと思って気が引けた。髪の1本も落としてはいけない。
選曲は古くてでも懐かしい、でもTHE ALFEEではないよ私は。
ついたレストランはすごく素敵で良かった。常連さんなんだろな、サーブの方がチラっとじっくり私の顔を見てるのがわかった。
お料理は普通に美味しかった。
海がきれいで美味しさが増した。
お腹いっぱいになった。
なりすぎた。
高速船に乗って島に行ってお散歩をした。散歩？登山？
山頭火の句碑があって嬉しかった。
一緒に写真を撮りたがらない。
それはやましい気持ちがあるのか。SNSにあげられたくないだけなのか、私だから嫌なのか。やましく思ってくれてるならまだ嬉しい。
海が本当にきれいだった。
船着き場に帰ってきたところにあったピアノでカノンを弾いてくれた。調律されてなくてボヨンボヨンの音がした。
どんな顔で聴いたら良いのかわからなくて困った。
帰りの船は座れてよかった。
名古屋に戻る車で色々話した。
私が学生の頃好きだったことは知ってるはずなのに今までは話題にしにくくて控えていたけど話題にできた。
その頃告白してたら付き合えてたのかだめだったのか言ってくれないけど、当時の話を聞く感じではダメだったのかな。
うん十年越しに振られるとは私もつくづく可哀想な女だ。
また星乃珈琲でお茶をして、お土産を買って別れた。お茶をしてる最中に、娘が写真を見つけたと言って元夫と私の結婚式の前撮りの写真を送ってきた。
タイミングがタイミングで笑った。
なぜ今なのだ。
改札まで見送ってくれるから、乗りたい新幹線の変更ができなくてホームで1時間待った。
私のSNSのいいねをしてる人までチェックしているらしい。
見る専の人は自分が写るとそうなるのか？少しだけ気持ち悪いからやめてほしいと思ってしまった。帰りにお礼のLINEをしたが、1日の会話やLINEの感じではもう次はないみたいだ。
早めの終活に私は付き合ってあげたのかな。
明日死ぬとか言うけれど、人はそんなに都合良く？ポックリ逝けるものではないのだよ。
帰ってからお礼のLINEを1ターンしたらあとは既読がつかない。
忙しいのだろうがやりとりが自己中でしんどいじゃないか。
もう返事は待たずに日常に戻ろう。

あぁ、感情が疲弊した。

書いたらスッキリした。