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Star Wars Galactic Magazine

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遠い昔、遥か彼方の銀河系で... #スターウォーズ #StarWars
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「アソーカ」シーズン1の見所紹介

ディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ」シリーズの傑作ドラマ作品「アソーカ」シーズン1を私なりの見所や楽しみ方と合わせて紹介していきます。 基本的に視聴済みの「スター・ウォーズ」初心者の方に向けた解説記事です。各エピソードのあらすじについてはなるべく「結末は見てのお楽しみ」という形で物語のさわりを紹介していますが、完全なネタバレ回避にはなっていません。 また、アニメシリーズ「反乱者たち」と「マンダロリアン」シーズン3の結末や一部サプライズ要素(公式SNSアカウント等

『スター・ウォーズ アソーカ』(スター・ウォーズ ドラマ感想①)

あらすじ 念願の実写ドラマ  3Dアニメ映画『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』で初登場を果たしてから15年、アナキンの弟子としてデビューし、押しも押されぬ人気キャラクターへと成長したあのアソーカがとうとう実写ドラマで主役を張るときがやってきました。全くのゼロから立ち上げたマンドーを除けば、ディズニープラスではここまでオビ=ワン、ボバ、キャシアンといった映画を彩る登場人物によるスタンドアローン作品をドラマ化してきましたが、スピンオフを主体に「スター・ウォーズ」を追っ

「アソーカ」の第1話を解説

現在ディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ」スピンオフドラマシリーズ「アソーカ」の第1話だけを解説します。 あらすじ紹介など物語の展開や設定に関して若干のネタバレを含みますが、結末などは省略しています。また、この作品の前日譚となる「反乱者たち」というアニメ作品のあらすじも紹介しています。これから観る予定の方はご注意ください。ネタバレを一切回避したいという方はぜひドラマ・アニメの視聴後に読んで頂けたら幸いです。 この第1話を読み解くとドラマシリーズ全体の理解が捗ります

てんぐのスターウォーズ語り:銀河の素浪人ベイラン・スコール、そしてヘラ姐さんがヤバい件について

 今日は台風13号の接近に伴い臨時休暇となったので、良い機会とばかりにnoteをいじろうと思って、まずはスターウォーズ関連記事のマガジンを作成しました。今後はスターウォーズについて触れる記事も増えそうですし。  さて、その増える要因の中で最大級のものがドラマアソーカですが、4話視聴しました。  今回は、共和制国家の軍人としてあからさまにヤバい姐さんについては後述するとして、まずは今シリーズのヴィラン、4話のタイトルにある堕ちたジェダイ、ベイラン・スコールにスポットを当ててみま

てんぐのスターウォーズ語り:艦名「ホーム・ワン」について

 アソーカを切っ掛けにあちらこちらのSW感想記事を拝見している日々ですが、こちらの記事は特に共感しました。やはりドラマアソーカは、フィローニSWの集大成です。  で、こちらではヴィークルにも注目されてました。良いですよね、ヴィークル。ひとつの船から色々な世界観の断片が浮かび上がってきます。  で、そういう記事を読むと、てんぐの方でも色々と語りたいこと、想像できることが浮かび上がってきます。  今回は、エンドアの戦いではアクバー提督が、ドラマアソーカではヘラ姐さんが座乗する

ドラマ「スター・ウォーズ アソーカ」 1・2話感想~もう一度、師弟関係は回りだす~

君はあのキラめきを見たか? ついに始まってしまった。「ドラマ アソーカ」!!!!! この夏の私は指折り数えて待っていた。あと一か月…あと三週間…と時が過ぎゆくのを嬉しくも恐ろしく感じていた。予告を見ては、新しくお出しされる情報に「何それ、聞いてないんだけど?」と頭を抱え、製作陣のインタビューを見ては「これはとんでもないのが来る」と覚悟を決めて気持ちを研ぎ澄ましていた日々から幾星霜、ついに2023年8月23日に配信日を迎えたのだ。(余談だが、偶然にも「反乱者たち」を全て観終えた

てんぐのスターウォーズ語り:アソーカ5話はマジヤバすぎた

 というわけで、ドラマアソーカ5話ですが、これはもう「エラいもんが見れちゃったな」&「デイヴ・フィローニ、あんたマジですげぇよ」の嵐でした。  これ、実写、アニメ、映画にテレビシリーズ、それにコミックや小説、全てを含めた全スターウォーズ作品の中でも五指に入れて良いくらいの傑作エピソードでした。  日本でも配信されて一日経ったことですし、ネタバレ全開で思うところを書き綴っていきたく思います。 何もなかったことになんかしない、全てをつなげていくフィローニの流儀、その象徴としての

ドラマ「スター・ウォーズ:アソーカ」第4話感想〜これは彼女の物語〜

第4話感想を書くにあたって 「これは彼女の物語だ」  第四話を見終わった私はこの言葉が思い浮かんだ。物語も折り返し地点に来たところで、一気にアソーカ・タノへと結する物語へ糸が紡がれようとしているようなラストだった。  今週はどう書けばいいのか…。第4話は特に迷う回だと思う。いつもそうだと思うが、今回は言葉を尽くしても、何かこぼれ落ちていくと思う。  だが、できる限り手をつくして銀河の渦に巻き込まれたかのようなヒリヒリする感情の渦に手をつっこみ、語ってみよう。(せっかくなら何

スター・ウォーズの出来事、西暦/和暦では何年?

最初に注意です。こちらの記事で紹介する西暦/和暦を当てはめた暦は「スター・ウォーズ」の作品世界の中の設定ではありません。 あくまでも「スター・ウォーズ」は遠い昔、遙か彼方の銀河系の物語です。 コルサント紀元暦(Coruscant Reckoning Calendar) 現在「スター・ウォーズ」作品内で設定として「コルサント紀元歴」というものが用いられています。 1977年公開の映画第1作「エピソード4 新たなる希望」の出来事が起こった年を7977年としてその前後を制定

スター・ウォーズのドラマ『アソーカ』に再登場して欲しいキャラクター5選

※本記事は『スター・ウォーズ』シリーズのネタバレを含みます。 全世界待望!スター・ウォーズファン大歓喜!! いよいよスタ・ウォーズのスピンオフドラマ『アソーカ』が8月23日よりDisney+にて配信されます。『マンダロリアン』S3完結から早4ヶ月。待ちに待った最新作がやってまいりました。しかも主人公はあのアソーカ・タノ。さらに『反乱者たち』組がカムバックするとあって期待で胸がいっぱいです。 配信開始までの数ヶ月の間にアソーカ過去の登場作品を見返している方も多いと思います

「マンダロリアン」シーズン3の見所紹介

ディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ」シリーズのドラマ作品「マンダロリアン」をシーズンごとに、私なりの見所や楽しみ方と合わせて紹介していきます。 シーズン1の見所紹介 シーズン2の見所紹介 基本的に視聴済みの「スター・ウォーズ」初心者の方に向けた解説記事です。各エピソードのあらすじについてはなるべく「結末は見てのお楽しみ」という形で物語のさわりを紹介していますが、完全なネタバレ回避にはなっていませんのでその点ご注意ください。 ダークセーバーシーズン1のラストで

E.K.ジョンストン『スター・ウォーズ アソーカ(上)(下)』(スター・ウォーズ 小説感想②)

あらすじ 待望の邦訳版  今年2月に日本語版出版となった『ハイ・リパブリック イントゥ・ザ・ダーク』に続き、この度Gakkenよりリリースされたのはアナキン・スカイウォーカーの弟子・お馴染みアソーカ・タノを主人公に『TCW』と『反乱者たち』の間隙を埋めるヤングアダルト小説です。原書は2016年発売ということで、何と7年を経ての邦訳刊行になりました。当時、ライトセーバーのクリスタルに関する設定変更の件などで話題になったのを覚えている方も多いのではないでしょうか。  後に

「反乱者たち」シーズン2の見所紹介(前編)

2014年の秋から2018年の春まで放送されたディズニー初となるスター・ウォーズ シリーズのアニメ作品『反乱者たち』をシーズンごとに、私なりの見所や楽しみ方と合わせて紹介したいと思います。 本作は「クローン・ウォーズ」に続き、2012年に引退した原作者ジョージ・ルーカスの弟子的存在であるデイブ・フィローニが原案・製作総指揮・総監督を務めました。映画第1作「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」の5年前から反乱同盟結成に至るまでが描かれます。 2023年夏に配信予定