はろーすみす

スター・ウォーズ作品(主にスピンオフを中心に)の感想等を記していきます。

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最近の記事

『スター・ウォーズ ヤング・ジェダイ・アドベンチャー』S1(スター・ウォーズ アニメ感想②)

あらすじ ハイ・リパブリック初の映像作品  新三部作のおよそ200年前、拡大を進める共和国と黄金期のジェダイの前に立ちはだかる脅威を描く「スター・ウォーズ」の一大作品群「ハイ・リパブリック」。小説やコミックといった書籍媒体を主に展開され、日本でも講談社から『ジェダイの光』が、Gakkenより『イントゥ・ザ・ダーク』『アウト・オブ・ザ・シャドウズ』が邦訳刊行されている本シリーズの時代から全く新たな登場人物を迎え、キッズ向けアニメとして制作されたのが本作『ヤング・ジェダイ・

    • 『スター・ウォーズ アソーカ』(スター・ウォーズ ドラマ感想①)

      あらすじ 念願の実写ドラマ  3Dアニメ映画『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』で初登場を果たしてから15年、アナキンの弟子としてデビューし、押しも押されぬ人気キャラクターへと成長したあのアソーカがとうとう実写ドラマで主役を張るときがやってきました。全くのゼロから立ち上げたマンドーを除けば、ディズニープラスではここまでオビ=ワン、ボバ、キャシアンといった映画を彩る登場人物によるスタンドアローン作品をドラマ化してきましたが、スピンオフを主体に「スター・ウォーズ」を追っ

      • E.K.ジョンストン『スター・ウォーズ アソーカ(上)(下)』(スター・ウォーズ 小説感想②)

        あらすじ 待望の邦訳版  今年2月に日本語版出版となった『ハイ・リパブリック イントゥ・ザ・ダーク』に続き、この度Gakkenよりリリースされたのはアナキン・スカイウォーカーの弟子・お馴染みアソーカ・タノを主人公に『TCW』と『反乱者たち』の間隙を埋めるヤングアダルト小説です。原書は2016年発売ということで、何と7年を経ての邦訳刊行になりました。当時、ライトセーバーのクリスタルに関する設定変更の件などで話題になったのを覚えている方も多いのではないでしょうか。  後に

        • 『スター・ウォーズ テイルズ・オブ・ジェダイ』(スター・ウォーズ アニメ感想①)

          あらすじ SWアニメ最新作  ディズニープラスにて配信される「スター・ウォーズ」アニメ最新作は、アソーカとドゥークー伯爵の知られざるをエピソードを編んだ、『テイルズ・オブ・ジェダイ』全6話です。ファンには馴染み深い『TCW』同様のルックが嬉しい本作は一挙配信ということもあって各話15分強の短編アニメーションで構成されており、昨年の『ビジョンズ』、そして来年の『ビジョンズ Vol.2』へと今後も続く恒例の枠となっていきそうです。  驚いたのは、各話毎に時系列も主要となるキ

        『スター・ウォーズ ヤング・ジェダイ・アドベンチャー』S1(スター・ウォーズ アニメ感想②)

          Adam Christopher『Star Wars: Shadow of the Sith』(スター・ウォーズ 小説感想①)

          あらすじ 『Shadow of the Sith』って何ぞ  2022年6月、本国にて刊行された『Star Wars: Shadow of the Sith』はあらすじにもある通り、「スター・ウォーズ」続三部作に於いては結局明かされず終いであったベストゥーンのオーチによるレイの両親殺害の真相を扱った重要作です。  続三部作の主人公レイの"秘密"を巡っては、『最後のジェダイ』では特別な出自のないただの捨て子であると語られ、『フォースの覚醒』以降あれやこれやと想像を巡らせて

          Adam Christopher『Star Wars: Shadow of the Sith』(スター・ウォーズ 小説感想①)