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2024年3月の振り返り

小説

小説はまず、妄想コンテスト用の作品を書きました。

『愛を喰う』について。
「お腹がすいた」というお題を見た時に、「食べ物以外の何かで腹を満たす主人公にしよう」と思ったんです。それでたどり着いたのが「愛情」でした。
愛菜は全肯定はできないけれど、全否定もできない主人公になりましたね。なので、読む人によって、結末の賛否が分かれそう。愛菜の生き様を「他人の愛を喰うなんて酷い。報いを受けるべき」ととるか「極限状態の中で生きるために両親の愛を食べてしまった、そのせいで経済的・精神的虐待を受けることになった可哀想な子」ととるかで。


それから、オレンジ文庫短編小説新人賞に応募完了。自分の「好き」というか、扱いやすいキャラクターを描けたので、執筆していて楽しかったですね!
ジュニア文庫小説賞にも応募完了しました。この作品の応募は3回目。三度目の正直になってくれ…

そしてここからは報告。
拙作『ソーリー・エゴイズム』が、妄想コンテスト『あなたに会いたい』にて、優秀作品に選ばれました!

正直、「お題の活かし方が弱いし、主人公がドクズだし、今回はダメそうだなー」と思っていたんですよ。オチ自体は皮肉めいていて好きなんですけどね。「クリアできなければ大切な人を殺されるゲーム」→「主人公は自己愛MAXの自己中人間だから、ゲームオーバーと同時に自分が死ぬ」っていう。
いやー、こんなドクズ主人公の作品もしっかり選考してくださるエブリスタ様様ですね。スターや本棚の数でなく、中身を読んでくださってるんだなーというのが分かるので、応援させていただいているサイトです。というか、本棚スター数で選考されてたら『僕たちは悪魔』が佳作なんてあり得ないですからね。間違いなく足切りでしたよ。

ゲーム

ゲーム制作では、マップ作りを進めつつ、システムの追加をしていました。システムは主に利便性にかかわる部分です。次のゲ制デーの時にスクショを公開できたらいいなーと思ってます。
スクショがないのも寂しいので、砂漠の街の全体図を投下。

ツクールのマップ作りのセオリーとして「なるべく狭く作れ」というものがあります。理屈は分かります。その方が密度感が出て、見栄えが良くなるから。
ですが、忘れてはいけないことがあります。
これは「ゲームのマップ」であって「プレイヤーの視点を常に考える」必要があるんです。
どういうことかって?
密度を上げた結果、通行できる道の幅が1、2マスしかなくなったとします。何? 私はRPGをやっているはずなのに、いつの間にか迷路ゲーになってない? 狭い道をクネクネクネクネ。斜め移動できないゲームだと、方向キーをガチャガチャ切り替えて面倒なんじゃ!
その希少なスペースを、さらにNPCが塞いできたら悲惨なことになります。ストレスマッハ、ゴミ箱ダンクを招くのです。

なので今回の私の作品では、意図的に通行幅を広く取っています。セオリーに逆行して。
本作ではオクトラのようにNPCに干渉できるシステムがあります。故に、NPCを多く配置することになるのです。だから、通路を広めに取っておかないと「NPCディフェンス」が発生してしまいます。

道は広めにしたい、だけど密度感はほしい。
そんな理不尽な願望を叶えるために意識しているのは「地面の情報量を増やす」ことです。
スクショのマップを例に出すと。
真ん中の湖は、ツクールのマップ上で描いたものの上から、手描きで水面を追加しています。
通路部分も、スプレーブラシで「砂っぽさ」を出したり、さらに加算発光レイヤーで粒を描き、「砂が光を吸って輝く」様子を表現したり。
人の通行が多い部分は地面を露出させる。逆の場合は砂で埋める。
地面装飾の利点は「いくら装飾してもプレイヤーの通行を阻害しない」ことです。プレイヤーは地面の上を歩けるわけですから。要は、通行判定◯のチップで装飾するってことですね。
もちろん、カラフルな装飾にすると目がチカチカしてしまうので、色数は抑える必要がありますが。

グラフィックの評価が高いオクトラですが、じゃあ、通行判定数マスのマップばかりだったかと言われたら、そうじゃないですよね。むしろ、フィールドなんかは、かなりのゆとりがあります。
オクトラのマップって「光と影」「遠近感」の使い方が上手いんですよ。だから、プレイヤーの通行にストレスを与えずに美麗に魅せてる。

まとめると、ドットRPGを作るのであれば、オクトラのマップは履修しておくべきですね。って話です。

4月の目標

小説の目標は、妄コンの皆勤ですね。
それから、児童向け裁判小説も進めたい。
ゲームについては、マップの追加。そして、いい加減にシナリオの決定稿を仕上げる。そうでないと中盤以降のマップが作れない。
初稿? 全没ですよ全没。もー、今見たら、あんまりに稚拙で涙が出たもん。8人中8人落としました。どの主人公のシナリオも、もっとブラッシュアップしなきゃダメ。

そして、フリゲイラスト企画「フリゲ一期一絵祭」ですね。
4月の頭から募集を始めようと思いますが、正直どのくらいのご応募をいただけるか分かりません。拍手コメントからの予測なら、足切りラインの10にはかからないと思います。5作来たら万々歳! という状況。
いや、こんな素人の企画に5作もご応募いただけたら奇跡ですけどね。感謝感激で視界が泡沫ですよ。
せっかくいいねリポストしてくださる方が増えてきたので、熱いうちに駆け抜けたいですね…このフリゲビッグウェーブを…4月応募受付、5月プレイ、6月発表! このスピード感でもって、波に乗るよ!!

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