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地元の繋がりと、紡いだ時間を大切に。

2月8日の午前1時。大学のゼミで3年間お疲れ様会を行い、解散して間もなく、終電を逃す。家から15キロも離れた場所で立ち往生。絶望感に苛まれながらタクシーを呼び、車内でふと、考えたことを言語化してみようと思う。

ちょっとゼミの話

そもそも、今回noteを書こうと思ったのはゼミで打ち上げを開催出来て良かったなと少し、感動していたから。

所属しているゼミの教授には休学の意思決定でお世話になったり、卒論も意欲的に見て頂いたりしていたのでとても個人的に感謝していた。

教授は、御年70を迎え大学の名誉教授となり今季限りで契約満了。ゼミの授業が大学で最後というだけあってゼミ生の何人かは菓子折りを持って渡したりしていた。

しかし最後の授業も対面で全員参加は叶わず、花束も渡せず、集合写真も撮らず終わってしまった。そそくさとオフィスアワーに戻る教授の姿を鮮明に覚えている。ちょっと後悔したし、切なかった(笑)

何故、こんな事態になってしまったのか。大きな理由の一つは「コロナ渦」だと思う。大学2年時からゼミ活動が始まり、コロナ渦で生のコミュニケーションが出来ずオンラインで行う毎授業。

毎年ゼミで行われる春先のシンガポール研修・夏の中国研修はあえなく中止に。代替として中国の大学と共同ゼミ発表会みたいな事はしていたが、イマイチやる気は起きず。

ゼミ活動の目玉となる海外研修が打ち切りになり、ゼミ生皆が仲良くなる機会が本当になかった。一緒に発表したチームの中では何人か仲良くなる事は出来たが、活動が終わる約3年間全体で遊ぶことも皆無だったのが寂しかった。メンバーは中国の留学生3人と、日本人14名。仲良くなれば、絶対おもろそうだなと思ってたのに。

だからこそ今回一念発起して数少ないゼミの友人と打ち上げ企画しよう!と意気投合し開催。カラオケがついている部屋の居酒屋に案内される偶然も重なり、仲良くなる事が出来たのでは??卒業式前に教授を混ぜてもう一度集まりたいと感じさせてくれた良い機会だったな~

長い期間同じ授業出続けて、このまま何もなくて終わっちゃうのだけは避けたかった。次は2年前共に頑張った「仲間達」のお話。

21東京ファミリー

TABIPPO21スタッフ東京愛

21スタッフとしての最後の活動が終わってから2年間。当時の東京スタッフは今でも定期的に集まっている。

皆の都合で流石に全員集まる事は出来ないけど、当時大学生だったメンバーは今年になって殆ど大学を卒業し、社会人1~2年目、フリーランス、海外留学等…時間を作る事すら難しい筈なのに喜々としてパーティーを楽しみお互いに近況報告や、積もる話を沢山する。幸すぎるね!

未だにこういった会を開けるのは当時の統括陣のおかげだと思っている。ぐっちは何故か名古屋に籠りっぱなし(ただし名古屋に行けば会ってくれる)
だけどいわつーんはちゃんと集まりくるし、当時の316で一緒に住んでたはるか&やまはパーティー開いて至高の料理を提供してくれるし…

てじーなんかはこの日の為に仕事場の福岡から駆けつけてくれる。だいそんも京都から来てくれる。遠距離移動してまでも、パーティー来たくなるくらいだから21東京スタッフって本気で仲良いな~って思ったし心の底からスタッフやってて良かったと思えた時間だった(語彙力)

ここまで話したゼミと、TABIPPOはあくまで大学生活の話。大学では高校まで関わってきた狭いコミュニティを一新しようと必死に試行錯誤しながら頑張ってきた。結果的に過ごした時間の密度×長さの総量が多い程仲良くなるし、同じ目標に向かっていれば尚良い。今後も会いたい気持ちを駆り立ててくれることを学んだ。

次では、主に地元の話をしたい。端的に言うと地元の繋がりも最高だよなって話。中学で地元を離れ大学→就職へと進んでいく自分にとって地元の友達は何よりも貴重。住む世界線が違うからこそ大いに刺激になるし、大切にしていきたい。

懐かしの…

1.5h

たった1時間半だったが、先日バイト前に、約3年振り?位に地元の友人と会った。彼は小学校の際地元のクラブチームで同期。推薦で新潟の大学に通い今年から地元で就職する。就職先は川崎フロンターレ。

昨年行われたワールドカップ需要で日本代表を次々と生み出しているフロンターレに入りたいサッカー少年達が増えてきているらしい。

その影響で今まで子供達の指導の場となっていたフロンタウンが増設する事に決定。確定ではないが、彼は増設先のフロンタウンで仕事をするらしい。

彼とは住む世界が違うので色んな話を聞いた。サッカーの話、仕事の話、小学校のチームメイトの話、コーチの話、ナンパの話、等々。昔話に花が咲きあっという間に時間が過ぎていった。

何人か自分が過去一緒にサッカーした事がある人がプロで活躍してるし、小学校の時点ではコイツ絶対結婚しないだろ!って人が2人の子宝に恵まれているし、大学まで敷かれたレールを歩んでいる自分にとっては何よりも話を聞いていて新鮮で楽しかった。

成人式や冠婚葬祭で無くても定期的に集まり、遊べる関係性を築いていきたいなと強く思った瞬間だった。

地元の大人達

敢えて地元の大人達と記載させて頂いたが、紹介したい人は沢山いる。産まれた時からお世話になり通い続けている小児科のお医者さん、中学から通い続けている美容室の美容師、受験でお世話になった塾の先生…彼ら(彼女ら)に共通して言えるのは優しさで溢れているという事。

幼い時から成長を見守ってくれていたからかもしれないが、兄弟もいとこもいない自分にとっては毎回話をする度にほっこりするというか、楽しまさせてくれる。

他人の子なのに地元の大人達は毎回おせっかいで、優しく接してくれる。
今後地元に戻る事はあまりないので疎遠になるかもしれないけど、時々顔を出しては思い出話に花を咲かせる。そんな時間が過ごせれば最高。

後半部分では地元愛について話した。地元愛について書いている最中に心理学の授業で習った発達の環境要因を思い出したので最後にその事をシェアして、終わりたい。


過去、現在、未来において人間は環境により発達する

マイクロシステムの輪を広げる

発達する対象を真ん中に置いた時、環境は4つ(マイクロシステム/メゾシステム/エクソシステム/マクロシステム)に、同心円状に形成されていく。

タイプ例としては、こんな分け方だったそうな。

マイクロシステム→自分と家庭、親、兄弟、友人、地域等との関係
メゾシステム  →マイクロシステム同士の関係。
         例えば、自分の家庭と自分の地域の関係等。

エクソシステム    →主に両親の職場の人間関係、兄弟の学校の人間関係等
マクロシステム →上記3つのシステムが影響を受ける文化、慣習、法律
         歴史等の広い価値観

  詳しく書かれたnoteがあったので興味ある人は是非見て下さい!

マイクロシステムは対象となる人にとって最も重要な部分で、ここが揺らいでしまうと発達に良くない影響を及ぼすそう。またメゾシステムが良好であればあるほど発達にポジティブな影響をもたらす。

つい最近就活をしているせいか、職場の人間関係良い所がいい!とか人間関係を気にしすぎて、気にする対象が親の職場まで及んでいたことがあったりした。

しかし、結局人間関係を切り開いていくのも自分でしかない。前述した4つの同心円の中で自分の力で関係性を築けるのはマイクロシステムただ一択。
自分自身の発達をよりポジティブにする為にも日頃から親、友人、地域を改めて大切にしようと思う。

終わりに

本記事では、過去の思い出から派生して親、友人、地域を大切にしようとする結論に至った。当たり前の事ではあるけど、身近すぎて感謝を感じる機会が薄れどうしても大切にできなくなってしまう節があった。

日頃から身近な存在に感謝を伝えることは、相手を良い気持ちにさせるだけではなくて自身の魅力も上がる筈。

日頃の感謝の一環として、友人と旅でも誘って行こうかなって思います!!



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