自分で人生の迷路を進めなくなったら、身近な読書家を頼る
人生の迷路に迷い込んで、自力で出れなくなった時
身近な読書家を頼っている
ある知人の部屋に遊びにいたっとき、
カラーボックスいっぱいの本が並んでいたのが目に入る。
その時、抱えきれない思い、世の中への疑問、報われたかった想いを抱えながら、
その答えを見つけようともがいた姿が見えた。
生来の達観した性格ではないが、
表面だけでない、ずっしり年輪の詰まった樹のような人だ。
私がその人を尊敬しているのは、読書で今の自分を作り上げたこと。
良い本との出会いは、人をこんなふうに育てるのか。
こんなにも根気強く自分と向き合ったのか。
それにあれだけの本が必要だったか。
そして今も本と出会い続けているのか。
確かなセンスと努力を前に、私は観念した。
今、読書センスすら他人に借りて生きてる。
そして確かに救われている。
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