【起業アイデアに役立つ海外最新ビジネスニュース #83】ヘルスケアスタートアップClover HealthのCEOが保険の将来について語る!
●Clover Health
Clover Health社はメディケア・アドバンテージ・ヘルス・プランを提供しています。
今週、Chamath Palihapitiya氏が率いるCapital Hedosophia III(ブランクチェック買収会社)との3700億円の合併契約を締結しました。
新たに合併されたClover Health Investmentsは、Nasdaq Global Select MarketでCLOVとして取引を開始する予定です。
Clover Health社は、10月に株式公開を発表しました。同社は5万人以上の会員にメディケア・アドバンテージ・プランを提供しています。
また何百万もの関連する健康データ(クレーム、カルテ、診断など)を集約し、医療現場で医療従事者に実用的でパーソナライズされた洞察を提供する独自のプラットフォームであるクローバー・アシスタントを開発しました。
● Andrew Toy氏(Clover Healthの社長)
Clover Health社長のAndrew Toy氏に、直接上場ではなくSPACでの上場の決断について、また、上場に向けての予測や2021年の計画についてお話を伺いました。
インタビュアー(以下イ):「従来のIPOではなく、SPACでの上場を決めた経緯を教えてください。」
Andrew Toy(以下T):『2020年はクレイジーな年でしたが、私たちは市場公開をしたいと考えており、実際に新規株式公開の道を歩むことになりました。書類提出もしていましたし、資料もチームも揃っていました。しばらく前から知っていたChamath氏と話し始めたとき、基本的には95%の確率で予定されていました。私たちは目標に合致していたので、それを実行することにしました。』
イ:「他の会社のCEOがSPACの指導を求めて手を差し伸べてきたとのことですが、彼らは何を知りたがっているのでしょうか?」
T:『何人かのスタートアップのCEOが私に連絡してきて、彼らもSPACをやろうと考えていると言ってきました。彼らにはシリーズCをやりたいという投資家がいましたが、代わりにSPACをやろうと考えていました。私は彼らに、SPACをプライベートファンディングと同じように見るべきではないと伝えました。』
イ:「連休直前には、別の健康保険会社オスカーが株式公開を内密に申請したと発表しました。これは、あなたがやっていることや健康保険の進歩に妥当性を加えるものだと思いますか?」
T:『はい、妥当性が加わりますが、逆に考える必要もあります。祖父母、両親、そして自分自身に届けられた医療を見てみると、永遠に同じではないことが想像できます。
保険は、私たちがヘルスケアに資金を提供する方法の1つにすぎません。私たちは自動車保険に加入していますが、万が一に備えて保険に加入しておきたいとは思っていても、実際に車が事故に遭うことはないかもしれません。
健康管理では、絶対に必要になることが保証されています。UnitedHealthcareやHumanaのような会社はしばらく前からありましたが、2006年のHealthSpring社が最後に株式を公開して以降、私たちの会社は株式を公開する数少ない企業の一つです。』
出典:Crunchbase
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