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ビジコンまとめ ~ながとろビジネスコンペティション編~

こんにちは。起業ライダーマモルです。

みなさんは”ながとろビジネスコンペティション”をご存じだろうか。とにかく、まず一度ホームページを見ていただきたい。(この記事は読み飛ばしても是非ホームページだけはチェックしてほしい。)

起業家に対して、最大500万円の起業支援というのはスゴくないだろうか。いや、とってもスゴイことだと思う。

仕事柄、ビジネスコンテストの紹介をすることもあり、少なからずのコンテストを見てきたが、これだけの内容のものは見たことがない。

これは是非、主催者に話を聞かなくてはならない。ということで、主催者である長瀞町に取材をお願いし、快諾いただいた。

このコンペティションに対する町の想い、応募を期待する起業家のイメージ等をお伝えしたい。

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長瀞町について

マモル:初めまして。よろしくお願いいたします。

長瀞町企画財政課 緑川さん(以下、敬称略):初めまして。長瀞町企画財政課の緑川です。よろしくお願いいたします。

マモル:はじめに、長瀞町のことについて教えていただけますか?

緑川:長瀞町は埼玉県の北西部、秩父山系の麓、荒川上流に位置する人口約6800人の町です。年間約300万人の観光客が訪れる一大観光地でもあります。

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※長瀞町役場HPより

春は桜、夏はアウトドア、秋は紅葉と季節ごとに見どころがあり、特に今の夏場はカヌー、ラフティング、SUPなどのリバーアクティビティなどに多くの観光客が訪れています。

都心から約2時間で来ることができるという便利さもあり、都会から最も近く自然を楽しめるスポット、というところが町のアピールポイントとなっています。

町が取り組む課題とは

マモル:実は私もSL(パレオエクスプレス)に乗るために長瀞町を訪れたことがあります。それでは、長瀞町が取り組んでいる課題についても教えてください。

緑川:町が取り組む課題としては、町おこし、ブランディングということがあると考えています。

観光が町の産業の中心ですが、自然環境や都心からの利便性に恵まれている一方、耕作可能な土地が少ないこともあり、農産物など目立った特産品がないという課題があります。

町には古くからの商店街があり、昔ながらの情緒が魅力の一つである一方、観光という面では新しい店、新しい事業者に入ってもらい新たな観光資源を形成していきたいという思いはあるものの、新陳代謝が思うように進んでいない、ということも課題として考えています。

今回のながとろビジネスコンペティションには、町に新しい産業を興すチャレンジをする事業者に参加してほしいという思いがあります。

ながとろビジネスコンペティションについて

マモル:ながとろビジネスコンペティションについて教えてください。

緑川:ながとろビジネスコンペティションは、長瀞町であたらしく事業を起こす事業者を対象としたビジネスコンテストです。これから起業する方、既に事業を営んでいる方両方が対象となります。

エントリーの締切は8月25日(水)、プレゼンテーションは9月7日(火)または8日(水)で、審査の結果、採択された事業に対して総額2500万円、1事業者あたり500万円を上限として令和3年度に要した費用について補助金を交付します※1。

少し古いたとえかもしれませんが、”マネーの虎※2”の様な姿をイメージしただければと思います。もちろん補助金事業ですので、その場で札束をドン!ということはありませんが(笑)

マモル:マネーの虎、わかりやすい例えですね(笑)。町内で事業を営むのであれば、町外に住む方でも応募は可能ですか?

緑川:はい。事業者の居住地についての要件はなく、町内で事業を起こしていただくことが要件となります。

※1 補助金として交付されるため、かかった費用の10分の9が補助金支払額の限度となること、補助金支払は後払いになること、年度内の費用が支払い対象となること等、補助金特有の条件があります。詳しくはホームページの応募要項、留意事項をご覧ください。
※2 マネーの虎・・・2000年代前半に放送された、起業を目指す応募者が起業家等の資金の出資者にプレゼンテーションを行い、それが認められればその場で事業資金が渡される、という内容のエンターテイメント番組。

挑戦してほしい起業家像

マモル:このような方に応募してほしい、という例があれば教えてください。

緑川:まず、町に少ない業種の方に挑戦いただけるといいですね。例えば、パン屋さんやブックスペースがあるカフェ、書店などは町にあまりないので、歓迎したい業種です。

町の課題という点からは、テレワーク、ワーケーションの環境を提供する事業者の方や、リバー系以外のアクティビティを提供する事業を営む方などにも応募いただきたいですね。

また、移住を希望する方などに向けたのアパート等が不足しているということもあり、このよう事業を営む事業者の方も応募を検討していただければと思います。

長瀞町で起業を考えたら・・・

マモル:この記事を読んで、長瀞町で起業を考えたいと思った方はどうした良いですか?

緑川:事業計画等に関する相談であれば長瀞町商工会があります。そちらで相談に乗ることができます。

また、空き店舗、事業用地等について相談したいこと知りたいことがあれば、長瀞町企画財政課にご相談いただければと思います。

ながとろビジネスコンペティションに限らず、長瀞町での起業について気になることがあれば、まずはお気軽に相談していただければと思います。

応募者を検討する方へのメッセージ

マモル:最後に、応募を検討する方へのメッセージをお願いします。

緑川:地域の発展のために、新しいアイデア・事業を提案いただける方の挑戦をお待ちしています。

人が人を呼ぶ、新しい起業家の方が新しいお客様や事業者の方を町に呼び込んでくれることを期待しています。

街に新しい風を吹かせていただける方の応募、お待ちしています。まずは気軽にご相談ください。

マモル:今日はありがとうございました。

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~ここでCM~

起業ライダーマモルでは、近日、マイノートの添削キャンペーンを開催する。8月25日(水)のエントリー締切までにキミの事業計画書をプロのアドバイスでブラッシュアップするまたとない機会だ。是非活用してほしい。

~CMおわり~

いま、起業について真剣に考えている方、起業準備中の方にとってはこのチャンス、千載一遇の機会かもしれない。

長瀞町の想いを読んでビビっと感じた方は、是非ホームページをチェックしてほしい。

あなたの起業、応援しています。

おわり