副業は当たり前の時代になるのか

副業や兼業を希望する人は、年々増加傾向にある。
理由は本当にさまざまだ。
厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン（令和４年７月改定）」によると、主に以下となっている。
※同HPリンクを文末に掲載

・収入を増やしたい
・１つの仕事だけでは生活できない
・自分が活躍できる場を広げる
・様々な分野の人とつながりができる
・時間のゆとりがある
・現在の仕事で必要な能力を活用・向上させる 等

こうした実情を受け、国は、副業・兼業の促進に関するガイドラインを改訂した。
「国のガイドライン」というとお堅いが、これは「副業の案内」とも言えるものだ。

ここでは、同ガイドラインから、副業・兼業のメリットや留意点をQ&A形式で紹介したい。

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★Q:副業・兼業のメリットは？

☆A
‐離職せず別の仕事に就き、スキルや経験を得て、主体的にキャリア形成ができる
‐収入が増やせる
‐現状の収入を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求できる

★Q:副業・兼業の留意点（気をつけておくべきこと）は？

☆A
‐現状の仕事に支障が生じないようにすること
‐現状の仕事と副業・兼業で知り得た業務上の秘密情報を漏らさないこと
‐就業時間が長くなるため、自身で就業時間や健康管理を行う必要がある

★Q:副業・兼業は誰でもできるの？

☆A
‐副業・兼業が可能かどうかは会社によって異なるため、
まずは勤務先の就業規則や労働契約の内容をチェックし、
・「副業・兼業を行うことが可能かどうか」
・「副業・兼業を始めるためにどのような手続が必要か」
などを確認しよう。
また、副業・兼業先が決まったら、会社が就業規則などで定めている方法にしたがい、副業・兼業の内容などを会社に届け出よう

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同ガイドラインには、企業も働く方も安心して副業・兼業を行うことができるよう、その他の手続やトラブル事例なども掲載されている。
よければ是非参考にしてほしい。

【参照：厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」等】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html

また、リンクばかりで恐縮なのだが、以下には副業を成り立たせるためのポイントや、先輩起業家の経験談を掲載している。
こちらも是非読んでみてほしい。
教科書にはのっていない貴重なヒントがあるはずだ。

◆もし、副業を始めたのに売れなかったら
https://note.com/kigyo_rider/n/nb2520d384ebf

◆ネットショップ初心者の苦労と挽回
～どのようにしてお客さんを獲得し、自分の力でお金を稼ぐか
https://note.com/kigyo_rider/n/ndb40c43723ff

人生 100 年時代。自ら希望する働き方を模索していくことは大切だ。
「会社を離れ、起業する」という選択肢だけが唯一の解じゃない。
自身の能力を幅広く発揮し、一企業にとらわれず、
より自分らしく、収入も増やすことができたら、素敵だよな。

おわり