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自 宅 で で き る 起 業 準 備

こんな時だから、前置き無しで、さらりと起業準備に役立つサイトやツールを紹介したい。

もちろんすべて、自宅でできるものだ。

4つの状況に分けて整理したので、必要なところをピックアップして活用して欲しい。

(1)起業の基本を知りたい
(2)考えているアイデアを整理したい
(3)起業した人の事例を知りたい
(4)人に相談したい、そんな時


(1)起業の基本を知りたい

今は、役に立つ情報はネットで検索すればすぐに手に入る便利な時代だ。「起業に必要な知識」と検索窓に入力してエンターを押せばたくさんの情報にアクセスできる。

一つ一つ読むのも良いが、選択肢があまりにも多いので、どれを見ればいいか迷ってしまうなんて方もいると思う。

そんなときは、起業のステップごとに必要な知識を学べるJ-Net21「起業マニュアル」をひとまず訪れてみて欲しい。

残念ながら起業を絶対に成功させる裏技は載っていないが、起業の全体像を把握する基本は網羅することができる。

このマニュアルは、起業までのステップを8つに分けて、必要な知識を解説している。

1.起業を知る
2.アイデアをカタチにする
3.人・物を準備する
4.お金を準備する
5.事業計画書をつくる
6.開業手続き
7.集客・販促のやり方
8.人事・会計の実務
9.業種別開業のヒント

ある程度起業の全体像を理解している方は、わざわざ見る必要はないかもしれない。知識をたくさん蓄えるより、起業アイデアを考えたり整理することの方が大切だ。

起業の基本を知りたい方は、すべての記事をざっと流し読みしてみると、得体のしれない起業の輪郭を掴むことができるはずだ。

記事の途中に広告は無いし、可能な限り文字を減らしてエッセンスを紹介している記事ばかりだ。

通勤時間が自由時間に変わった今、いつもと同じ時間に起きてじっくりと起業の知識をたくわえるなんて時間の過ごし方はどうだろうか。


(2)考えているアイデアを整理したい

「こんなビジネスどうだろう?」と思ったアイデアは、言葉にするだけで新しい発見があったりする。

でも、何をどうやってまとめたらいいのか分からない。そんな時に使えるのが、起業ライダーマモルのマイノート機能だ。この機能を使えば、起業のアイデアを7つのステップで簡単にまとめることができる。

国の機関「中小機構」のサービスだから、もちろん利用は無料だ。情報の取り扱いにも注意を払っている。

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一度ですべてはまとめきれないかもしれないが、完成していない項目には、後日メッセージでアドバイスをしている。それをペースメーカーにして、徐々にまとめてくのもいい。

そもそも起業のアイデアが無い。なんて方も安心して欲しい。「起業の動機」や「強み・特技」から考え始めることで、起業アイデアを発想する素材を手に入れることができる。

起業も料理も、まずは材料集めが肝心だ。

まとめるイメージがわかないなんて時は、実際の記入例を3つ公開しているから、まずは完成イメージを見て、どうやってまとめればいいのか感覚を掴むこともできる。

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(3)起業した人の事例を知りたい

先輩起業家の事例にまさる教科書はない。自分の境遇によく似た事例、同じ業種の事例であればなおさらだろう。

ここでは、ネット検索でなかなか気づきにくい、公的支援機関のHPに掲載された先輩起業家の事例集を紹介する。

起業するまでの葛藤、準備期間にやったこと、いかにしてお客さんを獲得し、事業を軌道にのせていったのか。生きた事例に学び、自身の起業のシミュレーションしてみよう。

やりたいことことが決まってない場合は、自分と似た起業事例を探しにくいかもしれない。そんな時は「業種別開業ガイド」を見て世の中にはどんなビジネスがあるのか、どうやったらそのビジネスで起業できるのかを見ると視野が広がる。

Webデザイナーやシステム開発業、英会話教室からダンス教室、民泊やレンタルオフィス等にいたるまで、280業種以上の起業に必要なステップを紹介している。


(4)やっぱり人に相談したい、そんな時

起業の準備を進めていくとどうしても煮詰まってしまう時や、誰かに相談したくなってくる時もあるだろ。

ただ、今相談窓口に出かけるのわけにはいかない。どうしよう…。

そんな時でも、人に相談ができるのが「E-SODAN」だ。

E-SODANも、国の機関「中小機構」が運営している無料の経営相談サービスだ。

基本的には、AIチャットボットが簡単な質問に自動応答するサービスだが、チャットで人に相談できる窓口が設けられている。

チャット相談ができるのが、平日9:00~17:00までと限られているが、在宅勤務なら、ランチの合間に起業相談をしても同僚に知られる心配をしなくていい。

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自宅だとできない起業準備もたくさんあるが、今回紹介した内容で起業準備のおうち時間を有意義に過ごしてもらえると嬉しい。

■おわり

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