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子どもへの勉強の教え方と、noteの記事の書き方には、共通点があったという話


こんにちは、ぱんだごろごろです。

今日は、ぱんだが、お子さんへ勉強を教えるときに、親御さんに注意して欲しい点を語ります。

ちなみに、ぱんだは、以前、高校で教員をしておりました。私自身もそうですが、子ども二人も、私立の中学受験を経験しております。


そして、この注意点は、noteの記事の書き方に迷っている方にも、使えるので、学校に通っているお子さんのいないあなたは、前半は飛ばして、後半からお読みください


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中学受験を控えたお子さまのいるお父さま、お母さま

小・中学校に通うお子さまで、塾に行っていない方のご両親

noteの記事を、自分なりに工夫して、読む人のためになるように書いているのに、スキもPV数も増えない、という方

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まず、結論です。

お子様に、勉強でわからない点をたずねられた時は、

子どもに訊かれたことだけを答えましょう


「当たり前でしょう」とか、「そうしています」という、お父さま、お母さま、

本当にそうですか?

余分なことを言っていませんか?


お子さまが、「『○○の変』が起こったのは、どうしてだっけ?」

とたずねてきたら、

「△△と◇◇が、権力争いをしたからよ」

とだけ、答えてください。


「その背景として、当時の時代状況が、」

とか、

「その結果、▼▼が権力を握ることになって、◇◇が、」

などと、訊かれてもいないことまでしゃべっていませんか?


あなたが、

「子どもがしてきた質問にだけ答えていては、勉強を教えることにならないのでは?」

とか、

「せっかく質問してくれたんだから、私の知っていることを全部教えて、子どもの理解を助けたい」

とか、

「やる気になってくれた今、ライバルに差を付けるチャンス、しっかり説明して、子どもが二度と忘れないようにしてあげよう」

などと思って、訊かれたこと以外のものを答えた場合、

残念ですが、親心が仇になります。


お子さんは、訊いたことに対する答えの部分しか、聞いていませんし、

それ以外の説明をするあなたを、

「うっとうしい」

と思っています。

「そんなことまで、訊いていない」

というのが、お子さんの本音です。


さらに言えば、

「訊かれたことにだけ答えてくれればいいのに、どうしてうちのお母さん(お父さん)はそれができないんだろう?」

と思っているのです。


そして、そんなことが何度か続くと、

「もう、お母さんやお父さんには、勉強のことを訊くのはやめよう」

となるのです。


その結果、自分ひとりの力で勉強が進められるようになれば、それはとても素晴らしいことです。

しかし、実際問題として、中学受験をしようというのは、まだ小学生のお子さまです。


中学生でも、自分ひとりで、家庭学習を手抜かりなく進めるのは、むずかしいものです。

難関校の受験に挑戦しようという、小学生にとって、親御さんの手助けは、なくてはならないものなのです。


では、お子さまに嫌がられることなく、勉強を教えるには、どうすればいいのでしょう?


その答えが、

子どもに訊かれたことだけを答えましょう

です。


子どもが親を頼るのは、自分が考えたり、調べたりするよりも、親に訊いた方が、手っ取り早く答えが手に入るからです。


参考書を調べたり、学校や塾の先生に訊いたりするよりも、今そこにいる、親のあなたを頼ってくれたのですから、期待にこたえてあげましょう。


よけいなことは言わず、質問には、ピンポイントで回答するのです。

そうすれば、疑問のとけたお子さまは、ただちに次のステップ(問題)に進めます。

勉強のリズムを、途切らせることなく、続けられるのです。

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相手には、あなたではなく、相手が求めているものを、与えましょう。

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そして、それは、子どもに勉強を教える時だけではなく、noteの記事を書くときにも応用できる真実なのです。

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noteの記事を書くときには、ひとつのことだけを書きましょう


よく言われますよね、

ひとつの記事に、ひとつのテーマだけ書くこと、

と。

頭では、理解して、わかっているはずなのに、

ついやってしまうんです。

あれも書きたい、これも知っておいた方が読む人のためになるんじゃないか、

と、あれこれ書き加えてしまうことが。


なまじ、得意な分野で、知識も多かったりすると、

ひけらかすつもりなんて、これっぽっちもなくても、

これもあれも、書いておいた方が、

読者にとって、親切なのではないか、

と、どんどん細かいことまで書いていって、


さて、どうなるか、と言うと、

読者様は、

「こんなこと、誰も訊いてないし」

と、読むのをやめてしまう・・・。


悲劇ですよね。

良かれ、と思ってしたことが、とんだ裏目に。


これは、前半に書いた、子どもへの勉強の教え方と、まったく同じパターンなのです。

つまり、あなたは、子どもの求めているもの=質問への答え、だけを子どもに与えようとはせず、

あなたが与えたいもの=もっと深い知識=子どもにとってはいらないもの

を、与えようとしたから、子どもにいやがられたのです。

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相手には、あなたではなく、相手が求めているものを、与えましょう。

つまり、読者様が知りたいと思っていることだけに絞って、記事を書けばいいのです。


もっともっと、読者様にお知らせしたいとあなたが思うことは、読者様にとっては、枝葉であって、そう重要なものではないのです。

読者様が、重要だと思うことに、テーマを絞って、シンプルに、わかりやすく、解決法を届けましょう。

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まとめます。


相手には、あなたではなく、相手が求めているものを、与えましょう。

子どもに勉強を教える時には、

子どもに訊かれたことだけを答えましょう。

良かれと思って、それ以外のことを教えようとするあなたを、子どもはいやがります。

なぜって、子どもが知りたいのは、質問の答えであって、あなたのしたがる説明ではないからです。


同じように、noteの記事を書くときには、読者の悩みを解決する答えだけを書きましょう。


解決したあとの生き方や、その悩みから派生するもろもろへの心構えなど、色々書きたい、読者様にお知らせしたいことは、たくさんあるでしょうが、そこはぐっとがまんです。


一つの記事には、ひとつのテーマだけ。


もっと書きたい、お知らせしたいことは、別の新しい記事で書けばいいのです。

偉そうなことを書いてきましたが、これらは、すべて、私ぱんだが、長い人生の失敗から得た教訓をもとにしたものです。

これからの若い方たちの参考になれば幸いです。


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最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



あなたのスキ、コメント、フォローに、心より感謝いたします。



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