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嫌な人への対処法――「おまじない」と「祓い九字」

こんにちは、ぱんだごろごろです。

今日は、あなたを悩ませるあの人に、どうにも我慢できなくなった時に使える、副作用のないお薬、「おまじない」のご紹介です。

後半では、「祓い九字」のお話しもしますので、参考にして下さいね。

気位の高いひとは、基本的に、自分の感情が他人の存在によって左右されるのを喜びません。褒めてもらった時には、嬉しいけれど、心を込めてお礼を言った後は、いつも通り淡々としています。
逆に、嫌なことを言われた時には、どうでしょう。

【「気位の高いひと」の他人との向き合い方~<他者への心遣い>とは】では、気位の高いひとは、嫌なことを言われた時には、ハイハイと受け流して、忘れてしまう、と説明しました。
他人の悪意を正面から受け止める必要なんて、これっぽっちもないのですね。
目に見えないラケットで、相手に打ち返してやればいいのです。

ただ、皆さん、どうにも我慢できない時ってありませんか?

「あんな嫌な人のせいで、この私が嫌な気分になるなんて、そんなの許せない。他人は私に対して、そんな力は持っていないの‼」
と、こう自分に言い聞かせても、モヤモヤに負けそうになった時。

そういう時は、「おまじない」の出番です。
これは、相手だけに効いて、自分には跳ね返ってこない特効薬です。
昔ながらの煎じ薬のようなもの。副作用のないところが安心です。

嫌な相手に我慢できなくなったら、こっそり「おまじない」を呟きましょう。
相手に言い返すというのは、相手と同じレベルに落ちるということです。
自分がそんなレベルに落ちるなんて、耐えられないことでしょう。
そんな、自分で自分をおとしめるようなことは、自尊心のあるあなたには、到底無理なことのはずです。

そこで、あなたにおすすめするのが、「おまじない」。
呪文の言葉は、たった一言、「もういない」です。

「いなくなればいいのに」では、あなたの願望が入ってしまっています。
それではいけません。
以前、私の尊敬する人から聞いた話ですが、この言い方では、「いなくなればいいのに」とさらに思えるような現象が起こってしまうのだそうです。
嫌な人から、ますます嫌がらせをされるとか、毎日何時間も顔を合わせるとか、そんなの真っ平ご免でしょう。

「もういない」なら、あなたの希望も感情も入っていません。淡々とした事実です。
その人が異動するか、退職するかで、いなくなった、という解釈のほかに、あなた自身が、希望の部署へ異動したり、結婚相手の転勤で、一緒について行くために退職したり、ステップアップのために転職することで「いなくなった」、ということも含んでいるのです。

もしかしたら、その人とは、同じ部署にいても、まったく関わらなくなるのかもしれません。
その人の心の中から、悪意や邪念が「消えた」という解釈も、やさしいあなたには、いいですね。

あなたの心を落ち着かせる「おまじない」。
注意する点は一つだけ。
誰にもその人の悪口を言わないこと。それだけです。

後半は、タイトルにある、「祓い九字」についてです。
私は、この祓い九字を、先ほども登場した尊敬する方から教わり、それ以来心の御守りとして大切にしてきました。
この方に関しては、文筆業をしていらっしゃる、ということだけで、皆様からお尋ねがあっても、お名前などをお教えすることはできませんので、あらかじめ御了承下さい。
また、その方が教えて下さる時に、「祓い九字」を、軽々しく扱ってはなりません、遊び半分でやってはいけませんよ、というご注意も受けましたので、そのことも皆様にお伝えしておきます。
よろしいですか、ご注意申し上げましたよ。

「祓い九字」は、九つの漢字の読みを唱えながら、印を結んで行くもので、こうすることで、外部の悪意から、自分の身を守ることができます。
また、「祓う」という言葉からもおわかりのように、「浄める」こともできます。
人間というものは、どんなに気を付けていても、思いも寄らないところから、妬まれたり恨まれたりするものです。自分の身に覚えのないことで、恨まれるなんて、理不尽としか言い様がありませんが、人生にはそういうことも有り得ます。
そんな時に、この「祓い九字」を知っているといいですよ、と教えて頂いたもので、不思議なことに、この九字を唱えながら切ると、浄められ、護られていると実感できたものです。
また、外部からの悪意や嫉妬だけでなく、自分の内部にある、弱さや醜さなども、この「祓い九字」で対応することができます。

九字の内容などについては、簡単に検索することができますので、ここでは書きません。
ご興味がある方は、調べてみて下さいね。
こういうお話に、抵抗のある方もいらっしゃるかと思います。それはそれで、ひとつの見識ですから、まったくかまいませんが、もしもの時にお役に立つかもしれません。
そう思い、今回は、「祓い九字」をご紹介しました。

まとめます。
気位の高いひとは、日頃から、他人との距離を取り、煩わされないように注意していますが、嫌な人に、どうにも我慢ができない時は、「おまじない」の出番です。
このおまじないは、副作用がないので、安心して使ってくださいね。
また、上級者編として、「祓い九字」のご紹介もしてみました


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