「無料」にご注意を!
こんにちは、ぱんだごろごろです。
「無料」の時間泥棒
15年ほど前になるでしょうか、昭和女子大学の総長や理事長を務めた坂東眞理子さんが書いた、『女性の品格』という本がベストセラーになりました。
この中に書いてあったことで、今でも覚えていることが一つだけあります。
それは、品格のある女性は、
「無料のものをもらわない」
ということ。
なぜこのことを思い出したかと言うと、スマートフォンでインスタグラムやブログなどをチェックしていると、必ずと言って良いほど、「無料!」と銘打った電子書籍ストアや漫画アプリの広告が入ってくるからなのです。
面白そうな広告につられて、うっかり無料漫画を読むと、ちょうど話が盛り上がったところで、「次の回へ続く」となります。
次の回も「無料」のボタンを押して読んでいくと、やはり「次の回へ」となり。
数回続いた後に、いよいよ購入しないと続きが読めなくなると知り、我に返った時には、すでに数十分が経過していた、という結果が待っています。
時間を無駄にしてしまった、という焦りと自責の念・・・。
こんな体験をしたことのある方はいらっしゃいませんか?
私は、すでに何度か、この無料の罠に引っかかっています。
無料(ただ)ほど高いものはない。
長い人生経験があり、この格言を身に沁みてわかっているはずなのに、ついつい引っかかってしまうのです。
これが、常々読みたいと思っていた、もしくは探していた漫画ならば、後悔はないでしょう。
堂々と、良い漫画が読めてよかった、と思うはずです。
読みたいという気もないのに、ついぱっと見のストーリーの断片に興味を引かれてしまう。
それまでしていたことも放り出して、誘惑に駆られて、目の前の面白そうな話の続きを知りたいと思ってしまう。
もちろん、電子書籍ストアや漫画アプリは、読みたい!と思ってもらわなければ商売になりませんから、その手練手管に引っかかってしまうのは、ある意味正常な反応を示した、ということなのですが、何度も引っかかってしまうのは、正直ふがいない。
エサに釣られて罠にかかるネズミのようです。
いっときの快楽に身を任せてはならない。
本当に読みたい漫画ならば、お金を出して買えばいいわけです。
それを無料という言葉の手軽さに引っかかって、読みたいのかどうかわかっていない段階で、つい手を出してしまう。
我慢することを知らない子どもでもないのに。
私も定年退職まであと2年。
本来ならすでに隠居生活に入っていてもおかしくない年齢ですから、少々時間を無駄にしたからと言って、さほど損失はないのでは、と考えたこともありました。
しかし!
この先、何年自分が生きていられるのかは誰にもわかりません。
頭が活発に働いて、身体も十分に機能して、人生を楽しめるのは、あと何年あるかわからないのです。
老年期において、本当に貴重なのは、お金よりも時間です。
お金は、元気に働いていれば、手に入ります。
しかし、無駄にしてしまった時間は戻ってはきません。
私が時間泥棒(無料マンガ)から我が身を守る、自衛のために編み出した方法は、以下の通りです。
参考にしていただければ幸いです。
今週のトロフィーとお祝いボード
今週は、トロフィーを二つと、お祝いボードを一枚頂きました。
以下はその画像と対象になった記事です。
スキを付けてくださった皆様、どうもありがとうございました
note公式マガジンへの追加のお知らせ
今週は、「アウトレットで買うチョコレート」が「買ってよかったもの記事まとめ」に、「富士山に会いに行く旅」が、「国内旅行記事まとめ」に追加されました。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
よい週末をお過ごしくださいね。
サポート頂ければ光栄です!記事を充実させるための活動費, 書籍代や取材のための交通費として使いたいと思います。