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「気位の高いひと」とは、どんなひとでしょう?

こんにちは、初めまして。
ぱんだごろごろと申します。
ここは、優しい風の吹く場所。
今とは違う場所で生きてみたいと思っている女性、生き辛さを感じているすべての女性に、あなたの中で眠っている気位を目覚めさせて、のびのびと晴れやかに生きていっていただくためのブログです。

簡単に自己紹介を致します。
私は海沿いの古都に住む女性です。
特にドラマティックなこともなく、平穏無事な人生を歩んできましたが、 それなりに年齢と経験は積んで参りました。
この辺りで、何か今までの日々から得た知恵を生かした活動をしたい、と思い立ち、ブログを始めることにしました。

娘に聞いたところ、今noteが評判よ、ということで、色々読んだり調べたりした結果、このnoteを発信の場にしていくことを決めました。
そして、気落ちするようなできごとも何とか対処し、厄介な場面もくぐり抜けてきた女性として、ささやかながら、同じ困難な目に遭っている女性たちのお役に立ちたい、と願っています。

タイトルの 「気位の高いひと」とは、困難や不幸に遭ったとき、私を助けて支えてくれたのは、もちろん家族など、周囲の理解や励ましだったのですが、それだけではなく、子供時代からのともだち、<小公女と清少納言>だったことから来ています。

清少納言を好きになったのは、中学校で古文を習うようになってからですが、セーラ・クルーのことは、小学校の高学年の頃から、今に至るまで、ずっと好きで、何か起こると、セーラだったらどうするかな、どう振る舞うかしら、などと考えていました。

小公女と清少納言、この二人に共通するのは、その気位の高さです。

セーラ・クルーは、裕福な家庭のお嬢さまから、父の破産と死により、一転して貧しい孤児になってしまいました。が、そのあとも、不幸な境遇に負けることなく、王女様になったつもりで、誇り高く生きました。

清少納言は、家庭教師としてお仕えした、藤原定子(一条天皇の皇后)の気高い姿を、「枕草子」で描きました。
「枕草子」の中には、定子の不幸な姿は出てきません。
「枕草子」の中の定子は、一条天皇に深く愛され、お仕えする女房(侍女)たちに囲まれて、輝くばかりの幸福の中に生きています。

実際には、父の関白、藤原道隆の病死により、実家が没落し、叔父の藤原道長から数々の嫌がらせをされながら、24歳の若さで、三人目のお子様、媄子内親王のお産のあと、亡くなりました。
けれども、清少納言は不幸を寄せ付けない、誇り高い筆の力で、女主人藤原定子を、永遠の幸福の中に生かし、当時の貴族社会の人びとに、その記憶を植え付けたのです。

女性は誰でも、心に気位の高さを持っています。
それに気づいて、誇り高く生きるひとは、どんな境遇にあっても、どんな人生の局面にあたっても、自分の取るべき道筋が見えています。

一方、自分の心の中の気位に気づかないひとは、他人の意見に左右され、情勢しだいで自分の考えが揺れ動いてしまいます。
これでは、どんな結論を出したところで、心から納得することは難しいでしょう。

自分の人生は自分でコントロールしましょう。
そのためには、あなたの心の中に眠っている、「気位」を呼びさますことです。
これからは、あなたはあなたの心の中の「気位」に相談して、自分の人生を切り開いて行きましょう。

まとめます。
タイトルの「気位の高いひと」とは、小公女セーラ・クルーと清少納言のことであり、私自身のことであり、そして現在と未来のあなたのことでもあります。

気位を高く持つことで、あなたの悩みが解決し、少しでも心が軽くなるように、そんな願いを込めて、このブログを作りました。

どうぞこれからもこちらにお寄りくださいね。
お待ちしています。

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