マガジンのカバー画像

き・ごと・はな・ごと

36
日本女性新聞に1997年4月~2001年3月まで月次連載した『き・ごと・はな・ごと』を随時掲載。全48回。 いにしえからの伝統ごとには、不思議なならいや言い伝えがあり、そこには…
運営しているクリエイター

#神事

【き・ごと・はな・ごと(目録)】

日本女性新聞に1997年4月~2001年3月まで月次連載した『き・ごと・はな・ごと』を随時掲載中。…

菅野節子
2年前
10

【き・ごと・はな・ごと(第1回)】師岡熊野神社―筒粥

伝統行事や神事に接する楽しさは、例えて云えば、一瞬にして悠久の時の流れを飛び越え、遥かな…

菅野節子
2年前
11

【き・ごと・はな・ごと(第2回)】北の城下町に伝わる椿餅

椿餅といえば、椿の葉二枚で餅をサンドイッチ状に挟んだ某老舗の茶菓子を思いつく人もいるので…

菅野節子
2年前
10

【き・ごと・はな・ごと(第4回)】海の安全と大漁を祈る―森戸神社の潮神楽

横須賀線の逗子駅から葉山行き海岸回りのバスに乗っておよそ15分あまり、めざす森戸神社のひと…

菅野節子
2年前
12

【き・ごと・はな・ごと(第7回)】室町の世から伝わる茅の奇祭・本牧神社のお馬流し

我が国では古来より、茅には厄祓いや魔よけのパワーがあるとの民俗信仰が根強い。6月晦日の茅…

菅野節子
2年前
13

【き・ごと・はな・ごと(第23回)】春近し・・・ 軒にヒイラギ 、夕餉に鰯

駅のホームの土手に水仙が可憐に咲いている。梅も見ごろだ。桜の梢にもわずかながら膨らみをつ…

菅野節子
1年前
4

【き・ごと・はな・ごと(第24回)】ぶらり梅花逍遥

―美しや紅の色なる梅の花 あこが顔にもつけたくぞある― この和歌・・・・・だれあろう菅原道真公がわずか五歳のみぎりで詠んだ和歌であるという。 菅原道真(845~903年)といえば、 ―こち吹かば匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春をわするそ― が断トツにポピュラーである。また、この句に詠んだ梅の木が、無実の罪で太宰府に流された道真を追って、一夜にして飛んできたという飛梅伝説も有名だ。此の件については、ほんとうにそんなことあるんだろうか、といささか疑問ではあるが太宰府天満

【き・ごと・はな・ごと(第25回)】A・LA・つばき(1)

木と三と人と日で椿。三は草薙の剣から生まれた女神の数。古代よりの女性の聖数。日は太陽。つ…

菅野節子
1年前
4

【き・ごと・はな・ごと(第28回)】七夕に寄せて(1)― 戸隠の杉詣で

七夕に寄せて ☆・・・今日の七夕は、田畑の神の御霊を迎えての豊饒祈願・祖霊供養・禊祓いなど…

菅野節子
1年前
5

【き・ごと・はな・ごと(第29回)】七夕に寄せて(2)―桑都の名ごり

桑の葉が近ごろ人気らしい。なんでも抗癌作用があると学術的に認められたとかで、このところ俄…

菅野節子
1年前
5

【き・ごと・はな・ごと(第30回)】七夕に寄せて(3)―タナバタさまは何処に?

七夕まつりと名打つ祭りはところによって、そのカタチもさまざまだし日取りも異なる。現行暦の…

菅野節子
1年前
4

【き・ごと・はな・ごと(第31回)】へチマ嬉々漫録

わが家に初めて糸瓜ができた。梅雨どきに花屋の店先で買った150円の苗鉢が、あれよあれよと…

菅野節子
1年前
4

【き・ごと・はな・ごと(第32回)】錦木の里を訪ねて

半袖Tシャツ一枚で新幹線に飛び乗ったことが、まるでウソのよう。車内で長袖、盛岡からのバス…

菅野節子
1年前
3