見出し画像

カラー・オブ・ザ・イヤー

みなさんこんにちは。気学Style 西島です。
この年の瀬にかけてHPの製作案件が自分のもの含めにわかに4件存在するという状況におります。
「気学の人」といいますか「システムの人」という立ち回りをしておりますが、こうした仕事をいただけることは改めて自分の学びにもなり、様々な方面で知識が増える機会に浴する状況をいただけますことには本当に感謝です。

2021年の流行色

さて、今日移動中に興味深い記事を読みました。

PANTONEが2021年の流行色、カラーオブザイヤーを発表したとのことでした。
https://www.fashionsnap.com/article/2020-12-10/pantone-coy-2021/

これによりますと、2021年の流行色・トレンドカラーは太陽の輝き「イルーミネイティング」と信頼の「アルティメットグレー」。
つまり黄色とグレーになるそうです。

グレーは一白水星のカラー、
イエローは土星系統のカラーですが、ここではひとまず二黒土星のカラーと考えて話を進めましょう。

そうました上で、2021年の星の関係でみてまいりますと、

2021年、一白水星は南に回座します。
そして二黒土星は北にやってきます。
(二黒土星はいわゆる陥入という状況に入るわけですが、ここではひとまず置いておいて)
このように見てゆきますと、2021年の盤面において、一白水星と二黒土星は互いに向かい合っております。
今回、この向かい合う二つの星がテーマカラーになっていることが興味深く感じました。

また、PANTONEの言葉を借りますと、今回のカラーは
『太陽の輝き「イルーミネイティング」』と形容されております。

太陽は九紫火星もしくは六白金星のニュアンスがございますが、九紫火星と考えますと2021年、一白水星は南、すなわち九紫火星の本拠地の上にやってきます。

この場合、一白水星の乗っている場所の星(=九紫火星)と一白水星そのものが持つ色が2021年のテーマカラーという話になります。

また、太陽=天=六白金星と考えましたら、2021年、六白金星は世界の中心にやってくる星ですので、まさにその年のテーマカラーと言うふうに考えることもできるでしょう。

とはいえ、これだけで断じてしまうには分析材料に乏しい部分がございます。
今回のコラムで明確な関係性まではまだ導けませんが、少しその辺りを突っ込んで調査してみようと思います。

日本流行色協会

そう思いまして調べてみますと、日本流行色協会さんも2015年からその年のカラーを発表されております。

これについて今あるデータを少しまとめてみました。

スクリーンショット 2020-12-11 21.21.04

まとめた後で表の構成に少し難ありと気づきました。恐縮です。
簡単に説明いたしますと、表の左端から、

・年度
・その年の色の名称
・その年の中宮(中央)にいる星
・その年の色をもっている星
・その年の色を持っている星がその年の盤面でいる場所

という形になります。

このようにまとめてみますと、断定するにはいささか早いとはいえ、少し何らかの傾向が見えるような気がする結果となりました。

2015年・16年

この年のカラーは、その年に中宮、すなわち年の盤面で中央にいる星のカラーが採用されております。

中央にいる星はその年のキーとなる星ですので、まさにその年のテーマカラーと言えるでしょう。

この状況を「パターン①」とします。

2018年・20年

これらの年については、中宮の星のカラーではありませんが、その星が初期状態でそもそもいた場所、つまり年の星の本拠地の上にテーマカラーの色を持つ星がやってきています。

これは中央にいる星と間接的にですが深い関わりがある状態です。
その星の持つ色がテーマカラーになる可能性も大いにあるのでしょう。

これを「パターン②」としておきます。

2017年・19年

これらの年においては、中央の星とはさほど関連はありません。
ただ、これらの年にあっては、テーマカラーを持っている星は、四緑木星が本拠地としている場所にやってきている星となっています。

四緑木星は九星の中ではトップクラスにエネルギーの強い星です。
その星の上にいると言うことはやってきた星自身の勢いも強くなる状態がおきます。
そう言う意味合いにおいて、各年の星のカラーがその年のテーマカラーに選ばれたのかもしれませんね。

「パターン③」です。

パターン①・②ではその年の中宮にいる星との関わり、パターン③ではパワーの強い四緑木星との関わりにより、テーマカラーが決まっているようにみえます。

PANTONE

さて、PANTONEも10年ぐらいにわっって流行色を発表しています。
日本流行色協会と同様にまとめてみましょう。
(PANTONEさんは時々色を2つテーマカラーとして発表することもございますので、2つ目の色がある年はその分横に追加しています)

スクリーンショット 2020-12-11 21.03.58

PANTONEは日本流行色協会とは微妙に意見が違うようです。
パターンもだいぶ分かれてきます。

まずは、パターン①のケースが2件。2011年と2018年です。

そしてパターン②のケースは2012年のみ。

パターン③のケースは増えて2013年・15年・19年の3件です。

PANTONEの示す中で興味深かったのが、
その年、一白水星の本拠地の上に来ている星のカラーが採用されるケースが多いことです。

このケースだけで2014年・16年・20年・21年の4ケースもあります。

一白水星は人間関係の星でもあります。
「人と人とを繋ぐカラーが流行色である」
と考えるのであれば、この発表も趣が増して見える心地がいたします。

現時点でのまとめ

上にあげた分類以外にもまだいくつか分析要素はありそうですが、
ここまでみてきて、一年のカラーの発表においてはその年の星の配置も何らかの形で深く関わっていそうだと言うことが見えてまいりました。

また、世界にある事象が全て綺麗に割り切れないように、色ひとつ取ってみても考え方によってはいくつかの星にまたがって考えられる場合もあります。

先に述べました2021年の「イルミネイティング」が良い例です。
黄色と考えれば土星の色、二黒土星として見る場合もございます。
ですが、PANTONEの印象に沿って考えた場合、それは太陽の色です。
また、より厳密に考えた場合、黄色を八白土星のものと考えるケースもございます。

その色が選ばれた時代背景などに寄り添って考えてゆきますとまた新たな法則も見つかるかもしれません。楽しみですね。

今後時間ができましたらより多角的に分析をしてみたいと思います。

また、皆様におきましては、上のデータからどういった印象を受け、考察されますでしょうか。

「年のテーマカラー」というお題目から、皆様なりの気づき・発見があり、気学の学びが深まりましたら幸に思いますし、機会がございましたらそうした発見のお話をぜひ伺ってみたいものだと思います。

日々の何気ない話題から、学びが深まってゆくのはとても面白いですね。

九星気学的・2021年のカラー

最後に、九星気学の観点から。

2021年は六白金星が盤面の中央にやってきます。
六白金星は「本物」・「天」を表す星。
明るく輝く太陽にもつながってまいります。

コロナ をはじめ、依然として様々な不安要素も多いところではございますが、「明るく元気な装い・色」は2021年とても良いと思います。

「本物」という六白金星的な観点から突き詰めますと、シルバー・プラチナ・ゴールドのもの、もっといえばハイブランドの衣服なども良いのですが、そのあたりはご予算に合わせて…と言うところでしょうか。
また、カラーではございませんが、ストライプ模様も六白金星のものですので、そうしたファッションもおすすめです。

2021年という大きな変革期を楽しく、そして気合を入れて乗り切るために六白金星という星をうまく活用して、来たる年を実りあるものにしてゆきたいところです。

素敵な装いをすれば自然と自分の気も立ち上がってまいります。
「本物」を示す六白金星の通りに、「本物」の装いで外見から気を立ち上げ、頑張って日々を生きてゆく中で自分自身とその流れも「本物」にしてまいりましょう。

そのためにはまず、衣服の断捨離も必要でしょうか…。

クローゼットの中、私も色々と見直してみたいと思います。


次回の更新は12月17日です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?