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奇縁堂だより

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テーマを決めて本を紹介する「奇縁堂だより」をまとめたマガジンです。
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#小説好きな人と繋がりたい

奇縁堂だより34【本の紹介:直木賞⑤】

 過去4回に渡り続けていた直木賞受賞作を紹介する「奇縁堂だより」も,今回の5回目で最後にな…

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奇縁堂だより 32【本の紹介 : 直木賞③】

 一回飛びましたが,「奇縁堂だより29」と「奇縁堂だより30」に続き,直木賞受賞作を紹介しま…

書肆 奇縁堂
1か月前
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奇縁堂だより 30【本の紹介 : 直木賞②】

 昨日から5月に入ったということもあり,スギ花粉もだいぶ少なくなりましたね。花粉症の私に…

書肆 奇縁堂
1か月前
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奇縁堂だより29【本の紹介 : 直木賞①】

 前回,待ち歩きを兼ねて直木三十五のお墓と旧邸宅にいった記事を投稿しました。  その流れ…

書肆 奇縁堂
2か月前
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奇縁堂だより28【本の紹介:鎌倉】

 今回は「鎌倉」に関係する本を紹介します。 はじめに  先月,鎌倉へ行って参りました。9…

書肆 奇縁堂
7か月前
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奇縁堂だより27【本の紹介:夏の物語・小説編③】

 8月中旬から3回にわたって(絵本編,小説編①,②)続けてきた本の紹介のテーマ「夏の出来事・…

書肆 奇縁堂
9か月前
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奇縁堂だより26【本の紹介:夏の物語・小説編②】

 前々回の絵本編,前回の小説編①に続いて,今回の"奇縁堂だより"も「夏の出来事・夏の物語」を描いた小説を紹介します。    夏休みが終わってしまいましたね。じぶんが小中学生のときは,なんとか宿題を終わられられないかと,まだ悩んでいる時期でした。(悩んでいるだけで,取り組んではいませんでした。)  そんな時とは時代が変わり,子どもがいる友人や親戚の話を聞くと,現在の小中学校は,今日(9月1日)ではなくて,8月中に2学期が始まっている学校の方が多いのですね。   学校始まっ

奇縁堂だより25【本の紹介:夏の物語・小説編①】

8月も下旬になり,子ども達の夏休みが終わりに近づいていますね。 それでも暑い日が続き,夏…

書肆 奇縁堂
10か月前
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奇縁堂だより23【本の紹介:京都が舞台の小説②】

 8月に入り,ますます暑くなってきて,まさに「夏本番」といった感じですね。これからも外に…

書肆 奇縁堂
10か月前
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奇縁堂だより22【本の紹介:京都が舞台の小説①】

 今月の上旬に所用で3年ぶりに京都へ行って来ました。残念なことに日帰り弾丸ツアーでしたが…

書肆 奇縁堂
11か月前
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奇縁堂だより21【本の紹介:横浜に関する本】

はじめに  「♬ 街の灯りが とていもきれいね ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ〜 」…

書肆 奇縁堂
11か月前
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奇縁堂だより20【本の紹介,テーマ:古書店】

 前々回は"紀田順一郎と神保町"について,前回は書店,いわゆる新刊書店を題材とした本につい…

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奇縁堂だより19【本の紹介,テーマ:書店】

 かつては,書籍・雑誌・新聞などの紙媒体がテレビ・ラジオなどの電波系媒体と並んで文化・情…

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奇縁堂だより18 【本の紹介 : 紀田順一郎と神保町】

 ご存知のように,神保町には驚くほど多くの古書店があります。専門分野を得意とする店,ジャンルに関係なく古書を扱う店,新古書をメインに扱う店,何やら怪しげな店?など,古書を求める人の興味を存分に満たしてくれるのが神保町です。 紀田順一郎の略歴  この神保町の達人といえるのが紀田順一郎です(私の個人的な見解ですが)。同氏は慶應大学在学中から推理小説批評を手がけ,卒後は同人誌活動を経て,1964年に『現代人の読書』を出版,以後書誌・近代史を中心に評論活動に入った(新潮社HPより