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絶縁状態だった母との関係

ポジティブ心理学コーチング講座
第2回のテーマ「人間関係のパターン」

人間関係のパターンには、大きく2つある

DDT(どろどろトライアングル)

TED(エンパワメントダイナミクス)


DDTの関係では、関係者みんな自己肯定感が低く、
「何が悪いか」にフォーカスしてる


2年前に初めて学んだときは、
ただただ「なるほど~」と思っただけだった。

次に学んだ1年前は、この人間関係のパターンを
アニメやドラマに置き換えて理解できるようになった。

特に、娘たちが観ている「プリキュア」や「アナ雪」の一部がDDTだなと思ったり、「ラプンツェル」は、TEDだなと思ったり。


そして、今回3度目にしてようやく

自分がDDTに陥っていたこと

に気づいた。


それは、3年前までの実母との関係
わたしは、常に犠牲者マインドだった。


いつも、
母が嫌なことを言ってくる。
わたしのことを全くわかってくれない。
と思っていたし、

誰が悪いかを考え
何が原因なのかを堀さげ

最後は、
かわいそうなわたし

と嘆いていた。


仲がいいときは、
夫の悪口を言い
見方になってもらえないと拗ねて

今度は、夫に母の悪口を言う。

とにかく、

未来に対しての恐れや不安しかなかったし
自分に自信がなく、
子育てがうまくできているのかわからなくて
どうしようもなかった。

自分が本来どんな自分なのかも忘れていた。


だから、絶縁という形で
母と一切連絡を取らず、
娘たちとも会わせず、
関係を断ち切った。

娘たちがどんどん成長する半年という期間
それは続いた。




でも、ここからわたしは見事に抜け出していたんだ!

ということにも気づけた。


どうやって、どろどろのトライアングルから抜け出したのか。
今回、
わたしのメンターであり、コーチである
松村 亜里さんからの問いで、少しずつ紐解かれ、わかってきた。


まずは、自分が変化したこと。

わたしが、わたしを認めて優しくして、幸せにしてあげたこと。

これが、本当に大きな土台となっている。


自分を責めまくっていたので、
人にもめちゃくちゃ厳しかった。

まさに!自分にも人にも厳しい人でした。

でも、「責めない!」と決めて、自分に優しい言葉がけをしてあげるようにした。


3年前までのわたしは、
「わたしには、年子の子どもがいるし、
夫は休みなく働いていて、
普通のお母さんよりも特に大変!
わたしの大変さは誰にもわかるわけない!
わたしは、こんなにもかわいそうなの!」

って思ってたんだよね。
最近知った言葉で"自己憐憫"て言うらしい。


でも、「セルフコンパッション」を学んで、
人間としての共通性を考えたり、実践したりして、
「あー、こんな気持ちも、人ならみんな経験するものなんだな」
と思うことで、本当に救われた。

わたしだけがかわいそう。
という思考から。

みんな経験していること。
自分に優しくしてあげよう。
という思考に変わって、

初めて、
「自分も、もっと幸せを望んでもいいし、幸せになれる」
っていう希望が湧いた。

「未来は、過去の延長線上にはない」
という言葉も、わたしの希望となった。

そこからは、とにかく学びを実践しまくった。


自分で自分を幸せにできるようになると、
愚痴は本当になくなって、

母に愚痴ることがほとんどなくなった。


「わたしは、こういう子育てスタイルです」
と自信をもって言えるから、

「〇〇した方がいいんじゃない?」
「そんなことしたら子どもがかわいそう」

という、おせっかいな言葉にも、
心が乱れなくなり、


そのうちに、何を言ってもしょうがないと思ったのか、
母が、そういうおせっかいなことを言うこともなくなった。

不安そうなわたしに何かしようと
母なりのヘルプだったのかもしれない。

だから、一緒にいても嫌な気持ちにならなくなった。


そしたら、最近は急に、
「あなたたちのために残すつもりだったお金、死ぬまでに全部使うことにした!」
と言い出して、
旅行に行ったり、
習い事を始めたりして、

母は、母なりに自分を幸せにする行動を始めた。

前は、
「お父さんが、家のことを全然やってくれない」
「家にいると、やることがたくさんあって休めない」
と、愚痴っていることが多かったけど、
最近は、それもあまり聞かなくなったような。


つい先日は、
「お正月に、あなたたちが家に来ると、ご馳走や布団を準備しなくちゃいけなくて、気がもめて疲れるから、みんなでホテルに滞在したい」
と、言い出した。

今までは、
娘のため、孫のために、色々準備しなきゃと思って、
疲れるけど我慢してやってくれてたんだと思う。


でも、それを手放して
お金はかかるけど、
みんなでホテルへステイした方が、
自分の負担が減って、楽しいし、のんびりできる!
と考えて、伝えてくれた。


その母の発想が、わたしは、めちゃくちゃうれしかった。

我慢しない!
自分のニーズは、はっきりと伝える!


問題や原因に目を向けるのではなくて、
欲しいものにフォーカスする!

自分の人生を自分で幸せに創っていく!

まさに、TEDのクリエイターが、ここに誕生✨


本当に喜ばしいこと🙌



そして、わたしも、
母に、正直に伝えられたことがある。

「一泊二日、ひとりで沖縄に行ってくる」


子どもたちを置いて、ひとりで旅行に行くの?
しかも、沖縄に?


母の責めるような返答が返ってくるのが怖くて、
言い出しづらかったけど、

母にも子どもたちを預ける必要もあったので、
伝えてみたら、

全然、あっさりしたもんだった。(笑)

責められることもなければ、
問いただされることもなし。

「ママもたまには、ひとりの時間が必要なんだよ」
と、子どもたちに話してくれてた✨


わたしが勝手に罪悪感を抱いていただけで
母は、そもそも昔から、わたしの幸せを願ってくれている。

ただそれだけ。

見方や捉え方を変えただけで
関係性はぐんとよくなった。


わたしが、
自分で自分のご機嫌をとり、
幸せを自分で創り出せるようになったら、


母も、母で、
自分を満たし始め、
我慢しない選択をし、
やりたいことを周りに伝えるようになった!


クリエイターがふたり🙌



あの、半年の絶縁状態は、
正直本当につらかった。
孫に会わせない罪悪感。
それでも、どうしても許せなかった
母の言動。


でも、つらかったからこそ
あのときに、亜里さんとポジティブ心理学に出会えたと
今は思う。


地球上でひとりで子育てして、
わかってくれる人は誰もいないと嘆いていたわたしが

多様なつながりの中で
子育てに悩まず、人間関係にも悩まず
360度すべての関係性を良好なものに構築できている


恐るべし、
松村 亜里さんとポジティブ心理学

TEDとDDTにも感謝‼

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