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【日記】「無駄なことはない」という言葉の重み

こんばんは

今日は仕事が
いつもより早く終わりました。

日々、たくさんのことを自分の
心の中で感じているはずなのに、

忙しさのあまり
自分の心の声に全く
耳を傾けることができていませんでした。

久々に何もせずに
ぼーっとできる時間ができた今、

今の自分の気持ちを書き出してみたくなりました。

みなさん、
少しだけお付き合いください。

「無駄なことなんてないよ」

この言葉・・・

私自身よく使っていた言葉です。

しかし、最近の私は
この言葉にまったく共感できずにいました。

私は今の職場で、
希望していた部署とは
違う部署に配属となり、

今まで勉強してきた分野ではない
仕事に携わっています。

自分の配属部署が分かった時、
この現実を受け入れられませんでした。

でも、いつまでもマイナスの気持ちで
いるわけにはいかないので、

新しい分野に踏み込むチャンスだと
自分に言い聞かせて、
ここまでやってきました。

今では、この部署に配属になったことに
心から感謝しています。

しかし、このように思えるまでには
とても時間がかかりました。

なぜなら

今の自分の仕事は
今後、私がやっていきたいことと
全く違うものであったから。

「視野を広げられるチャンスだ」
と自分に何度言い聞かせても、

「なんで私、この仕事をしているんだろう」
という疑問が消えませんでした。

その時、初めて
「無駄なことなんてない」
とよく口にしていた自分に
苛立ちを覚えました。

何も知らないくせに・・・

そういう言葉を軽々しく
使っていたことに
イライラしてしまったのでしょう。

はっきり言います。

「無駄なことなんてない」
ということはありえないのだと。

自分がやりたいことだけを
やっていける人生であれば
それに越したことはないのかもしれません。

けれども、
そういうわけにはいかないのが
人生なのです。

時には、自分の意に反したことを
やらなければいけないことも
出てきます。

このように

やりたくないけれど
人からやることを求められることは
自分にとっては
「無駄なこと」なのです。

でも、
その「無駄なこと」を

無駄と捉えるか、
良い機会だったと捉えるか、

自分自身の考え方によって
「無駄なこと」として捉えられていた出来事に
変化が出てくるのではないのかなと思います。

言い換えると

自身の考え方次第で
その出来事は
無駄になるかもしれないし、
良い機会になるかもしれないということですね。

私は、今
職場の力に少しでもなりたい
という気持ちで
仕事に向かっています。

そう思えることができたのは、
自分の希望とは違う部署に
配属となったからだと思います。

やりたい仕事をしていたら
このような気持ちを知ることは
なかったのではないかな。

そう考えると、
この部署に配属となったのは
決して無駄ではなかったと思うのです。

「無駄なことはない」

長い目で見れば確かに
その通りなのかもしれないけれど、
実際に、そのように感じられるようになるのには
とても時間がかかるもの。

自分の理想と
自分がやらなければいけないことの差が
「無駄なこと」だとしたら、

その差が少しずつ小さくなっていくことで
「無駄なこと」が無駄ではなくなっていくのでは
ないかなと私は考えました。

そのことをしっかりと理解できた今、
「無駄なことなんてないよ」の言葉の重みを
実感しました。

最後まで
お読みいただきありがとうございました。





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