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学校現場に必要な教員の多様性〜深刻な教員不足問題から考える〜

様々な視点があるのだと知ることが
自分の人生を豊かにする。

もっと
たくさんの情報に触れたり
人との会話を増やしたり
したいなと感じる
今日この頃である。


1.深刻な教員不足

今日の記事のテーマのヒントとなったのが、
この記事である。

(2024年4月9日「NHK教育サイト」)

この記事には、全国の小中学校教員を対象とした
教員不足に関する調査結果が公表されている。

深刻な教員不足が続き、
授業や子どもの安全管理にも
影響が出ているとのことだ。

学校は、これからの社会を担っていく
子どもたちが学ぶ場である。

子どもたちにとってはもちろんのこと、
社会にとっても必要な場所である
学校現場でこのような状況が起こっている
ということを
私たちは真剣に受け止め、
解決策を考えていかなければならない。

2.教員不足問題よりも前に考えるべきこと

先ほど、紹介した記事に関連し、
もう一つご紹介したい記事がある。

(2024年2月28日「NHK教育サイト」)

この記事は、
吃音のある教員志望の学生が
授業イベントを開催した様子について
紹介している。

その中に、
とても印象深い言葉があった。

「多様性というと生徒のほうに
視点が向いているけれど、
先生のほうにも多様性があったら、
より多くの生徒が救われるんじゃないかな」

(2024年2月28日「NHK教育サイト」)

この言葉は、
教員にも様々な事情があり、
そうした事情があることで、
生徒の気持ちをより深く
理解できるのではないかという
気持ちが込められて発せられた
ものであると私は思う。

私は、この言葉を読んだときに
ハッと気がついた。

自分の考えが
凝り固まってしまっていたことに。

学校の先生にも
様々な人がいて良い

いや

いた方が良い

のだと感じた。

無意識のうちに
教員免許を持っている人=教員
という考えになっており、
教員不足問題についても、
教員免許を持っている教員への
働きかけしか解決策はないものだと
思ってしまっていたのだ。

3.私の理想の教育現場

さて、ここでもう一度
深刻な教員不足問題に
話題を戻したい。

なぜ、教員の数が減っているのか?

この答えとしてよく見かけるのは、
「授業以外にやるべきことが多く、
教員一人に対する負担が大きいから」
というものである。

もし、その理由が大半という
ことであるならば、

授業と授業以外で
業務を分けて考えてみても
良いのではないか。

授業や学級運営は、
教員免許を持っている教員が担当し、

授業以外のこと
(子どもの心のケア、保護者との関わりなど)
については、
教員免許の有無に関わらず、
様々な社会経験を積んだ大人が
行っても良いのではないかと思う。

そうすることで、
大人も子どももお互いに
良い刺激を与え合える関係に
なれるのではないか。

一刻も早く
教育現場における
教員不足が解消されることを
心から願っている。








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