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トロントのカフェでオーガニックおばさまと働いて感じた文化の違い

こんにちは、見ていただきありがとうございます。

今日は私がトロントのカフェで働いて感じた文化の違いについて書いていきます。

私はトロントのカフェで7カ月間働いていました。コロンビア人のマネージャー、同僚はその時期によって変わりましたが日本人と働く期間が長かったです。

カフェに移動する前にフードコートで10日間ほど働いていました。その時はブータン、メキシコ、フィリピン、コロンビアの人たちと一緒に働いていました。


冷蔵庫を信じすぎている

一番衝撃を受けたことは、消費期限(賞味期限?)を気にしないこと。私が気になって質問をしても「あなたは気にしすぎよ。冷蔵庫に入れているんだから大丈夫。」と言い張る。

カナダの冷蔵庫は強いのか?特別なのか?と何度か友人と話しましたが、そういうことではなさそう。

ミディアムコーヒーカップがなくなったらラージを使え

カフェなのでやっぱりコーヒーがよく売れます。その中でもミディアムカップの消費量が早くて常にギリギリでした。マネージャーに早い段階で持ってきてほしいと伝えても一向に持ってこない。

全く持ってこないので、私はダララマというこっちの100円ショップのようなところに仕事終わりに買いに行ってなんとかコーヒーを提供していました。

いよいよそのダララマのミディアムカップもなくなってしまい、マネージャーに再度伝えたところ「きえ、それはエマージェンシーではない。ラージを使え」と言われました。

え、ミディアムサイズなのにラージを使うの??笑

レタスの代わりにアルグラを使え

他にも、ハンバーガーに使うレタスがなくなりそうだったので「レタスがあと少ししかないので持ってきてもらえますか」とマネージャーに伝えたところ「ハンバーガーにレタスは必須ではない。アルグラを使え。」と言われたり。

アルグラがなくなったときは「アルグラよりもケールの方がスーパーフードだ!ケールをたくさん使え!」と言ったり、本当におもしろい。もう何でもありです。

私はこの人と働いていて思いました。「確かに、ハンバーガーにレタスは必須ではないし、どの商品になんの野菜が入っていてもそこまで私も気にしていないかも」

私が何度も「○○がなくなる。持ってきてほしい」と言うので彼女は私に「きえ、もっとフレキシブルになりなさい!」と言い放った。物は言いようだな。

こんな感じで毎日ある野菜は違うので、トッピングが10種類を超えるモリモリのタコボウルの日もあれば、トッピングが3~4種類のタコボウルの日もありました。(そんなんでいいんか?)

それでもお客さんからクレームを言われたこともなく(あまりにもトッピングが少ない日は事前に説明していた)7カ月間過ごしました。

毎朝買い出しに向かう日々

最初の頃は、マネージャーに許可を取って野菜やミルクを買うために出勤前にスーパーに行って、紙袋二つにリュックを担いでカフェに向かっていました。買うものが多すぎるときはスーツケースを持って行ったこともあった。笑

あ、そうだあと、本当に食材が何もない時に私が「いつ来るの?」と尋ねたら「今そっちに向かっているよ」と返事が来るんだけど、本当に来るのは5回に1回くらい

どこに向かったの??って思うくらい来ない。で、来たと思えば「私はあなたを助けに来たわよ!」って言うのね。

「いやいや、ここあなたのお店ですよね?」って。笑

そんな感じで私のマネージャーは本当に面白い人だった。私は彼女の人柄にドハマりしてしまって、この7か月間は彼女に捧げると決めて働いたし、彼女もそれを分かってくれて本当によくしてくれた。

さいごに

最初はこの文化の違い?に驚いたけれど、それも海外で働く楽しみの1つで、イライラじゃなく面白いが強かったなぁ。分かろうとしてくれる相手の気持ちが伝わるから、こっちも相手を分かろう寄り添おうという気持ちになる。

日本でも、家族でも、友達でも誰にでも大切なことだよなぁって感じました。


今トロントで仕事を探している方や、これからトロントでワーホリ予定の方、トロントでの仕事探しや仕事内容、どんな感じか聞きたい方がいればお気軽にコメントやメッセージください。



現在コーチングもしています。海外に行ってみたいけど実際の生活ってどんなのか気になる!という方や日常にモヤモヤしているという方、気になった方はこちらも見てくださると嬉しいです。






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