夫婦で産後クライシスを超える〜命の神秘vol.3 産後期 後編〜
こんにちは。ミロママ リリーです。
それでは前回の続きです。
《前回の記事はこちら》
我が娘に寄り添わない母への
恐ろしいほどの復讐心
妻が大変な時に完璧に応えてくれない
夫への復讐心
（彼なりに一生懸命
やってくれていたにも関わらず(￣▽￣;)）
根っこの方から
半狂乱になってしまうほどの
憎しみが込み上げ
泣き叫んでしまった私
こんな産後ウツをいかにして
超えていったのか後編をご覧ください。
この怒りの奥の悲しみは紛れもなく
私の赤ちゃんの時の記憶、幼少の時の記憶
代々の産後の女性たちの記憶
愛ゆえに傷つき
憎しんでしまった記憶のようでした。
その傷感覚と今の現状とが
勝手に共鳴しリンクして
ここぞとばかりに抑圧してきた想いが
一気にぶわーーーーっと爆発した感じです。
そんな半狂乱の私に
夫と長男がびっくりしてしまい。
。・°°・(＞_＜)・°°・。
２歳の長男は水疱瘡で熱もだし
自分もしんどいだろうに
私の姿にびっくりして
泣きわめき
大好きなママが半狂乱
そりゃ恐ろしくて悲しくて
ママどうしたのー(ToT)ですよね。
なのに、長男の命音ミコトは
そんな私の頭を
ひたすらひたすら撫でてくれていたのです。
一番して欲しかったことを
何も言わなくても
ただただ本人も泣きながら
泣き叫ぶ私を撫で撫でしてくれていたのです。
その優しさにまた泣けてね(ToT)
夫は丸ごと自分の傷ついた女性性を
完全に受け取って抱きしめてくれました。
するとなんだか私の中で
無条件に吐き出せたことが許され
ずっとフタしてきた復讐心が
爆発したと同時に
一瞬にして
たとえようのない深い癒しが起こりました。
夫と息子が、私の女性性を
一切の分離のない領域で
自分ごととして
無条件に受け入れてくれたことで
無条件に私の中の
復讐心の氷のような塊が
すぅーっと雪解けのように
解けて溶けて融けていくのでした。
解けて融けたその先に
私の中の“可愛い”がひょっこりと
顔をのぞかせました。
本当にどんなことが起きても
夫婦で受け取るとどんな根深いものも
全てが完全に終わってしまう。
私たち自身が
この夫婦のパワーに、
男と女の空間のパワーに驚きました。
その後あれよあれよと
感じるままに夫とのシェアが始まり
母と夫への復讐心は、
自分の内面意識を
まるでミラーのようにそのまま
映し出していただけ。
自分が自分の女性としての声を聞かず
私が自分に向かって
いつまでも甘えずに自立しろ！
と鞭を打って扱ってきた怒り。
そんな自分の取り扱いをやめられなくて
自分が自分に煮えくりかえって
復讐していたと理解出来ました。
そしてパートナーに寄り添って
もらえなかった
夫に甘えられなかった
女性性の悲しみと怒りは、
代々の女たちの抑圧した無意識でもあり
理解で受け取ることができました。
すると芋ずる式に根っこがほどけていく
なんとも言えない解放感と爽快感。
夫もまた、実母や実姉を通して
ミラーとして映し出してきたのは
男らしく女の為に生きろ！
と言われてきた
自分の内面に潜む女性性に
対する怒りや復讐心。
この抑圧した感情を
夫自身も受け入れたのでした。
両家の母に、夫に
代々の父と母たちに感謝と愛が
とめどなく湧いてきました。
「親に感謝はするもの」なんて
道徳や宗教心や思いやりを
教え込まれてきたけれど
感謝するフリはできても
感謝ができないと
罪悪感でしかありませんでした。
たけど本当の感謝とは
目の前を通して自分自身を知れた時
真の理解で受け取れた時
教えてくれた目の前の存在に
自ずと感謝って
溢れ出てくるものだと
この時実感しました。
どんな醜い感情も
ノージャッジの視点から
感情とは一切関与しない視点から
感情を捉えた時
上澄みの感情の
その奥の奥の奥の感情に
必ずぶち当たる。
必ずオートマチックに
愛や感謝が湧いてくるから
本当に不思議です。
長男も弟が産まれて
いつも通り甘えきれないもどかしさに
環境の変化に赤ちゃんがえりし
バランスを崩したようで
毎日毎日熱や咳、鼻水、水疱瘡など
体調を崩す長男に
正直いきなり双子が出来たのかと
思うぐらい大変でしたが(￣▽￣;)
長男の赤ちゃん返りの姿は
そのままの私だと受け取ったとき
世話しなきゃ、向き合わなきゃとか
自分が母としてなんとか
しなきゃという子育ては
必要なかったことが理解できました。
だって
本当は何も問題はなかった。
赤ちゃん返りでさえ
全てはバランスなのですから。
長男は、まるで綱渡り名人の様に
バランスを崩して
最高にバランスをとっていたんだと
気づかされました。
そんな姿に力強ささえ感じ、
表面は甘えん坊に見えていた長男も
ひと熱ごとに
表裏一体で
裏面では自ら成長しようと
しっかりとお兄ちゃんぶりも
もれなく同じ大きさで
増してもいたのです。
私が勝手に
手のかかる大変な長男だと
片側しか見えていなかっただけ。
誰も彼に教えてないのに
命音（ミコト）は
毎日朝晩、
弟の光透波（コトハ）に向かって
「愛してるよ」って声をかけている。
そのピュアな姿に
また泣けて感動しちゃいました(ToT)
《ほんと仲のいい兄弟です。只今13歳と10歳》
お産は大変だけどハマるな～。
できることなら
もう一人産みたいと思ってしまうほど。
お産は、流産も死産も体験したけれど
どれも素晴らしいお産体験でした。
（それはまたの機会に記したいと思います。）
今言えることは
どんなお産も
お産は大きく変容するチャンス。
子供じゃなく
産んだ大人が産み直されるという
大いなる機会を
持ってやってきてくれる。
今回夫婦で共依存から
相互依存で受け取りあうことが
出来たことで
夫婦の絆が
またさらにどんどん太くなった。
新次元思考テクノロジー
愛のシステムを実践する夫婦は
はっきり言って完全無欠です！
自宅出産という濃密空間で
家族という関係性が
濃い中で過ごしたからこそ
とってもクリアに自分の内面が
そのまんま容赦なく
家族という鏡に映し出されました。
家族とはそれほど
お互いを進化させるために出会った
かけがえのないチームなのですね。
全体を俯瞰する視点さえあれば
どんな事態からも逃げることなく
あるがままの自分たち夫婦へと
進化し産み直しすることが
出来ました。
そして私たち家族には
ファミリーで
共通の使命があるからこそ
容赦なくエゴ解除プログラムの
体験ができました。
全てがかけがえのない物語り。
多くの方々に
この物語りのシェアができ
どこかの誰かの癒しや解放や創造になれば
この上なく嬉しいです。
エゴを削ぎ落としたその先の
なんとも豊かな虹の世界を在り方で
魅せていく使命に毎日が感謝です。
本日の執筆者：リリーのプロフィール
京都府在住。 モデル業を経て、カフェを立ち上げ経営に携わる。一人の女性としても恋にビジネスに邁進。しかし、どうしても拭いきれない空虚感を埋める為に世界各地を旅し、ヒーリング、女性の解放運動、地球環境活動などに携わる。 それでも繰り返す成功と失敗に疑問を抱くなか、究極の答えMIROSSシステムと出合い仕事も恋愛も、この世の全てのものにはシステムが存在する事を知る。MIROSSシステムによってその根本的なシステムを理解し、あるがままの自分を取り戻すと、たった1週間で約束された永遠のパートナーと出合う。結婚後も、夫と二人でMIROSSシステムを実践すると、夫の全身のアトピーが一瞬で消え、2人の子供は本来の創造性で輝き始めるなど数々のミラクルを体験。複雑な家庭環境で育った自身から今では完全にリセットされ、笑いが絶えない「思い通り」の人生を歩んでいる。
🔶リリーの公式note
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