コンピューターがしゃべりだす!親子で体験☆1分間プログラミング開催レポート
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コンピューターがしゃべりだす!親子で体験☆1分間プログラミング開催レポート

Kids Code Club

書籍「今すぐ書ける 1分間プログラミング」の著者で、米国シアトルのマイクロソフトでシニアプロジェクトマネージャーとしてお仕事をされている板垣政樹さんを講師に迎え、親子で参加できる「1分間プログラミング」体験イベントを、3/28にオンラインで開催しました!

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音声認識、言語認識のプロである板垣さんからレクチャーを受けながら、コンピューターと音声で「しりとり」をして遊べるアプリをみんなでつくっていきました。今回は、そのイベントの様子をご紹介します。

イベントの詳しい情報はこちら!

イベントをすることになったきっかけ

なぜこんなイベントを開催することになったのかというと、実は、きっかけは板垣さんからKids Code Clubへご寄付を頂いたことからでした😊

私は米国のシアトルに在住していますが、子供向けのSTEM教育は民間も含めて重要となっており、貴団体の取り組みについては是非がんばっていただきたいと思い、ささやかながら応援させていただきました。

子供にコーディングを教えるのはいくつもの難題があり、大変なことだと思います。パソコンを所有させることもさることながら、ネットに接続する環境もとなると経済的にも大きな負担となる家庭も多いのはこちらも同じです。クラスルームだけのコーディング体験ではなかなか興味を持ってくれない子供も多いのではないでしょうか。これから様々な模索があると思いますが、是非とも活動を続けていただきたいと願っています。

このようにメールを頂き、応援して頂いたことへの感謝の気持ちとともに、プログラミング教育先進国である米国であっても、日本と同様の課題意識を抱えていることを知って、とても驚いたことを覚えています。

寄付していただいた書籍を使ったワークショップを企画

それから板垣さんのnoteを拝見したり、やりとりさせて頂く中で、プログラミング教育に対する考え方など共感も深まり、著書「今すぐ書ける 1分間プログラミング」をご寄付頂けることになりました😊

放課後プログラミングクラブに来ている子どもたちにプレゼントしようと思ったのですが、せっかくなので、ただプレゼントするだけでなく書籍を活用したワークショップをしよう!と企画したところ、板垣さんご自身に講師を務めて頂けることに✨オリジナルの教材もつくって頂けることになりました!

親子で楽しめるJavascriptプログラミング教材が完成!

それから何度もメールでやりとりしたり、スタッフの子どもにテストしてもらったりしながら、板垣さんと一緒にレシピ(教材)をじっくりつくりあげていきました!そして完成したのがこちらの「JavaScriptでやる1分間プログラミング」です!

1分間プログラミングレシピ:Shirとりゲーム

こちらから実際にイベントで使ったレシピを公開していますので、今回参加できなかった方もぜひやってみてください😉

Visual Studio Codeという無料の開発アプリを使って、このレシピを見ながら実際にコーディングをしながら進めていくハンズオン形式で、子どもだけでは少し難しいという点と、プログラミングに興味がある保護者の方にもぜひ参加していただいて、お子さんと一緒にプログラミングの楽しさを体験して欲しい!という想いで、今回は「親子で」楽しんで参加してもらえるようなイベントを目指しました。

募集から24時間で35組満席!

ドキドキしながら募集を開始し、一般的なプログラミングイベントと比べると内容も少し難しめなので、控えめに見積もって10組ぐらいは集まるかな??と思っていたところ、なんと!募集開始して1時間も経たず満席に!まさかここまで関心が高いとは思いませんでした😆

その後、キャンセル待ちも止まらなかったので、皆さんの要望に応えるために、講義とサポートのやり方を検討したうえで増席し、「ここまで来たらやるしかない!」と最終的に35組の方を受け入れることになりました。

募集開始からたった24時間で!

VSCode・Zoom・Chromeの準備会を3回開催

Visual Studio Codeのインストールや初期設定など、環境面でのハードルが高かったので、パソコン操作などが不慣れな方にできるだけスムーズに参加してもらえるように、本番までに準備会を3回開催しました!

準備会では、Visual Studio Codeのインストールと日本語化、書いたコードをChromeでプレビューする「Preview on Web Server」のインストール、そのほかZoomやChromeなどの準備・設定を一緒にやりながらサポートしました。

コンピューターがしゃべりだす!親子で体験☆1分間プログラミング-Zoom

準備はすべて終わっているけど最終確認で来ました、という方から、ブラウザの操作などとにかくパソコンが苦手で...という方まで、様々な方が17名も参加してくれました。「こんなことを聞くのは恥ずかしいのですが...」と言いながら質問してくださる方もいました。そして、準備が完了すると皆さん、子どもたちと同じようにとても喜んでいました✨

ITは苦手だけど、子どもになんとか学べる機会をつくってあげたい、という気持ちで、みなさんがんばって参加されているんだなあと感じました。

誰にだって「はじめて」はありますし、私にももちろん、板垣さんにだってきっと、全然分からない!という時期がありました!恥ずかしいなんてことは全くありませんので、むしろ質問していただけて、お役に立てるなら嬉しいです!今後も遠慮なく質問してくださいね😊

いよいよイベント本番!

前置きがとてつもなく長くなりましたが笑

そして迎えた本番当日!開始までの待ち時間には、子どもたち同士で、Zoomやパソコンの色んな操作方法を教え合ったり、チャットをしたり、とにぎやかな中、板垣さんのこの笑顔ではじまりました😆

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今日の目的は、イベントが終わったあとにプログラミングができるようになることではなくて、「プログラミングってこういうことができるんだよ!」と、今日体験することでちょっとでも説明できるようになること、それだけでOK!というお話からスタート。

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そして、今日は「しりとりアプリ」つまり、コンピュータを相手にしりとりができるアプリを8つのステップでやっていくことになりました!

「コンピュータというのは、まだまだ簡単なものじゃないし、35台も違うコンピュータがあったら、1つのやり方ではうまくいかないこともあります。うまくいかなくても、それは、みんなのせいではありません。なので、全然できない!となったら自信をもってギブアップしてください👍」というメッセージ😊

うまくいかないとどうしても、自分には難しいとか、無理だった、、とか、自信をなくしてしまうこともあるかもしれませんが、それは、みんなのせいではないんだよ、ということを、プログラミングに取り組む前に教えてくれました。これはとっても大切な考え方だと思います。

HTMLとJavascriptでコーディング開始

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そしてここからはShiri(しり)とりゲームの完成を目指して、レシピを見ながら、みんなで一緒にどんどん手を動かして、HTMLとJavascriptのコードを書いていきました!

プログラミングはコンピュータに何かを指示するということ、そしてコンピュータがそれに対して反応を返してくれる、という説明がありました。

そして、プログラミングをするとき、実はプログラミングのこと以外にもたくさんの設定や作業が必要ということを実感することになりました!ショートカットはパソコンによって割り当てが違ったり大変でしたね😆

・デフォルトのブラウザをChromeに設定する
・プログラムを保存するフォルダをつくる
・セーブ、コピペ、プレビューのショートカットを覚える
・音声が聞こえるようにブラウザのセキュリティ設定をする

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最初は、ブラウザに文字を表示するところからはじめて、その後、「MagicWand(魔法の杖)」という特別なツールを使って、ブラウザに言葉をしゃべらせるプログラムをつくり、早口言葉をしゃべらせたりして遊びました👄

普通にコーディングをすると時間がかかってしまうので、今回はまず「体験」をするために、コードはコピペを駆使して進めました!

人間の言葉をコンピュータにオウム返ししてもらう

次に、しりとりをするためには、こちらが言った言葉をブラウザに理解してもらわないといけません。なので、人間がいった言葉をブラウザがオウム返しをするプログラムをつくりました✨これが本当に面白かったです!先生が言ったことを全部聞かせてオウム返しさせるツワモノも😆

こんな風に、人間とコンピュータが「しりとり」をするためには、どんなステップが必要かというのを分解して、1つずつプログラムをつくりながら、完成を目指しました。

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時間が足りなくなってしまったので途中少しスキップして、完成版の「Shiriとりゲーム」で遊んでセッション終了となりました!

書籍プレゼントをその場で抽選🎁

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最後に、イベントに参加された方の中から抽選で5名の方に「今すぐ書ける 1分間プログラミング」をプレゼント!ということで、その場で抽選のプログラムを実行して抽選するという、プログラミングイベントならではの演出でした😊

セッション終了後は、途中でつまづいて先に進めなかった方のサポートを個別に行って、イベント終了となりました!

みなさん本当におつかれさまでした!

イベントのアンケート結果

お子さん向けのアンケート結果はこちら。PythonやC#でのコーディング経験があるお子さんから、全くのはじめてというお子さんまで、様々なお子さんに挑戦してもらっていましたが、楽しかった、また参加したい、と感じてもらえたり、今後の学びにも意欲を見せてもらえたことはとても嬉しいです😀

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保護者の方向けのアンケート結果はこちら。保護者の方も、コーディングをやったことがある方とない方とで半分に分かれていたのですが、音声を使ったユニークなプログラミング体験を大人の方にも楽しんでいただけたこと、そして「また参加したい」が93%であったことがとても嬉しいです✨

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うれしい感想もたくさんいただきました!

親子の会話がひろがり、息子も新しいことを知ったことで世界が広がりました。どこから始めたら良いかわからなかった分野でしたが、先生も、時間外まで対応してくださり、プログラミングに興味をもつ人を育てようという気持ちがとても感じられ、その熱意が私にも息子にも伝わったと思います。ありがとうございました。
普段は決まりきったアプリをいくつか使うだけであまり意識していませんでしたが、我が家のノートパソコンもちゃんと「コンピュータ」だったんだなあと再発見できました。親子共々、いつものパソコンが別物のように見えて、わくわくしました。プロ中のプロの方が熱意を持って無料で初心者に教えて頂けたのも貴重な体験でありがたかったです!
息子が楽しそうにプログラミングをしていて、また知識を増やせたので参加できて良かったです。
今までスクラッチばかりだったのでコードエディタを使うきっかけができてよかったです。
私は隣にいられませんでしたが、またやってみたいと言っていたので安心しました。事前準備の段階では、難しそうだと不安がっていたので余計に嬉しかったです。
引っ込み思案だけど、最後に自分で質問できたので驚きました!
講師の説明もわかりやすく、楽しい雰囲気でした。子どもももっとやってみたいと思うようになりました。
資料もわかりやすいデザインで詳しく教えて頂いたので、低学年でも親の手を借りて同じスピードで進めることができました。丁寧で考えられたレクチャーで親も楽でした。親子ともに楽しかったです。ありがとうございました^ ^
難しかったけど先生が優しくて、お友達と参加して楽しかったと言っていました。普段学ばない内容を教えて頂きありがとうございました!書籍の試し読みをして、難しそうで購入を躊躇いましたが、これを機会に読んでみたいと思います。

イベントをふりかえって

小学校で必修化になった聞くけど、プログラミング教育って正直よく分からない。。という保護者の方も多いと思いますが、自分も子どもと一緒に学びたい、と感じている方が多いということが今回のイベントへの反響やアンケート結果でよく分かりました。

また、人によってパソコンの環境が本当に様々で、プログラミング以前に、パソコンそのものに慣れているかどうか個人差が大きく、それが学びはじめる大きなハードルになっているということをあらためて実感し、この基本的な部分に対するサポートを、今後もう少し深めていきたいと感じました。

今回、準備も含めて大変さを感じた方もいらっしゃったのではないかと思いますが、知識を詰め込むことからはじめるのではなく、まずは自分で手を動かしてみて、プログラミングで何ができるかを体験してみることからはじめる「1分間プログラミング」のコンセプトが、楽しみながら学ぶことにつながって本当に良かったです✨

後日、板垣さんがこんなことをツイートしていました。

何にしても「今日が一番難しい」

本当にそうですよね!

Kids Code Clubは、難しい最初の一歩を皆さんが踏み出せるように、今後もサポートしていきますので、ぜひ頼っていただけたら嬉しいです😊

参加してくださった皆さん、そして、講師と教材作成に丁寧に取り組んでくださった板垣さん、本当にありがとうございました!

また次回の企画も進めていますので、楽しみにお待ちください😉

しりとりゲームをもっとじっくり学んでみたいという方へ

板垣さんのnoteで「音声しりとりゲーム」に関しての連載がはじまっていますので、興味のある方はぜひ見てみてください💡

プレゼントは後日送付させていただきました💕

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分からないことがあればLINEで気軽に!早速、Visual Studio 2019のインストールについてお問い合わせ頂きました。イベントで使用したものとはまた別のツールなのでご注意ください😉

イベント情報はLINEで配信中!

定員のある特別なイベント情報はKids Code ClubのLINEで配信しています。いち早く情報をキャッチしたい方は友だち登録がおすすめです👍
@KidsCodeClub
https://line.me/R/ti/p/%40hxs5309k

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放課後プログラミングクラブ開催中!

長時間の講義形式ではなく、もっと気軽に日頃からプログラミングを楽しみたい!というお子さんには、放課後プログラミングクラブがおすすめ👌

毎週火・金曜日の放課後の時間(17~18時)に、オンラインでみんなで集まって、プログラミングで簡単なゲームづくりやアニメーションづくりなどをして遊んでいます。ぜひ気軽に遊びにきてください✨


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Kids Code Club
Kids Code Club(キッズコードクラブ)は、テクノロジーを楽しく自由に学ぶための環境をすべての子どもたちに届けるために、STEAM教育に関する情報発信や、ワークショップの企画・運営、プログラミング学習アプリの開発を行っています。