うちの不登校ボーイ ♯3 学校の対応というか反応というか

息子が不登校になって、まる1ヶ月が経ちますが、小学校からは、とても暖かいアドバイスとフォローと応援のお言葉をいただいているかというと、そんなことはありません。

卒業した保育園の先生たちとの距離が近かったせいか、ちょっと驚くぐらいの放置っぷりです。

担任の先生も校長先生も、息子が不登校になってから最初の言葉は「できることがあったら言ってくださいね」でした。

え。
ボクたち教育については素人なんですけど。

あなたたちプロですよね。
こういう場合の対応方法とか考え方とか提案とかコミュニティの紹介とかないの? 皆無なの?

「こういう方針でこうしていきましょうね」みたいな打ち合わせを、そのうち学校側から設定されるのかな、と思っていたんですが、それもなし。

こちらから提案すればしてくれるのかもしれないけど、そもそも能動的にアドバイスする気のない人たちと話す気が起きない(^_^;)

担任の先生とは、毎日、手書きの連絡帳という非効率な文通はしているものの、情報量は少ないし、書くのに時間はかかるしで、まともなコミュニケーションが取れない。
せめてメールじゃいかんのか。

質問に対する答えも微妙にズレている。

Q.図書室であれば通えるかもしれないので、図書室を利用することはできますか?
A.承知しました。上司に確認をとっています。

Q.図書室利用の件はどうなりましたでしょうか?
A.先日も書きましたが、上司の確認をとったので利用していただいて構いません。

うーむ。
上司に「確認をとっている」じゃ、現在進行形なのか過去形なのかわからんわな。

文章が不自由な先生だということはハッキリと理解できた。

とりあえず、図書室の利用はいいのだな、ということで、妻が会社を休んで一緒に登校し、そのまま図書室へ。

図書室にいた司書の先生は「え? 図書室を利用されるんですか?」と、たいへん驚き、担任の先生に内線確認。

司書の先生は「わたし、やることが多いのでいないものと思ってください」と言い放ったそうで、妻はとてもご立腹でした。
始めからなにかをお願いするつもりなんてないわ、と。
そりゃそうね。

Q.昨日は図書室を利用したのですが、司書の先生にお話が通っていなかったようです。
A.登校されたのならクラスに立ち寄ってください。出席が取れずに困ります。

妻とふたりで頭を抱えました。

先生たちも子どもたち相手の大変なお仕事なのは理解できるし、一括りにして批判するつもりもない。

だけど「そりゃあ、こんなところには行きたかないよね」と息子に深く共感しましたとさ。

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