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うちの不登校ボーイ ♯6 行かない理由2

今週の木曜日に担任の先生と面談する予定です。

前回、連絡帳に「先生が怖いようです」と書いたところ、「学校に来てもらえるように改善します」と返事をいただきました。

息子に「先生のどこが怖いの?」と、掘り下げて聞いたところ、「声が大きい」「言葉づかいが悪い」とのこと。

言葉づかいが悪い、に思わず笑いましたが、「〜しろ!」「〜はダメだ!」と語尾が強いのが怖いらしい。

もし怒鳴っているなら暴力と同じだな、と思い、息子に付き添って授業に参加したことのある妻に確認したところ、

・怒鳴っているわけではない
・声が大きいから迫力はある
・我々の子供時代に比べれば、授業中の子供たちの好き放題っぷりはすさまじかったので気持ちはわかる

おお、担任の先生への評価が低い妻から、擁護するようなコメントが出るとは。
どれだけ、すごいんだ最近の子供たちのフリーダムさ(*´-`)

ともあれ、「うちの息子がこう感じている」は、率直に先生に伝えるつもりです。

断固として「いや、わたしは大きな声を出していく」と言い張られるなら「よろしい、ならば戦争だ」ですが、そんなことはないでしょうから、現場の状況も鑑みて「こうしてみよう」を大人たちで考えられたらいいですね。

で、先生とは話しをするとして、うちの息子にも下ごしらえをしておかねばなりません。

「先生が、怖がらせてごめんね。これからは気をつけるよ、って言ってくれたら学校に行く?」

「えー、でも顔が怖いし」

それはどうにもらならんわ。
ていうか、家にいたいからそう言ってるだけでしょキミ(^_^;)

「先生が怖い」も本当だろうけど「家にいた方が楽しい」も本当で、家にいたいから先生が怖いを理由にしている部分もありますね。

妻は「こうなっちゃうから1年生の1学期ぐらいは繊細にやってほしいよね。怖がらせるなんてもってのほか」と言っていました。

まあねー。

それはもう、文科省レベルで改善して欲しいところですね。
スタートを切れずに脱落していく子たちも多いだろうから。

で、学校のフォローもないまま、どうしていいかわからずに、無理やり学校に行かせようとして事態を悪化させていく家庭もあることでしょう。

そういえば「学校のフォローがない」点についてですが、文科省の「不登校は問題行動ではない」宣言を受けて、学校側では積極的に学校へ来させる活動をしなくなったそうです。
※ネットで調べたかぎりの情報。

それ自体は良いことだろうけど、子供を預けられない家庭は親が仕事を休んで面倒を見なくてはならないし、フリースクールなどに通わせた場合の費用負担も家庭持ち。

「学校にこなくていいよ」に対する「その場合はこういう選択肢がありますよ」の提示がまったくないので、保護者からは「学校はうちの子供を放置している」と見えてしまうようです。

現場の先生たちが「なにもしなくていいよね」と言っているわけではないので、これはもう仕組みの問題ですね。

とはいえ、現場は現場で、新1年生のご家庭よりも情報は持っているはずなので、円滑に進めるためにも「不登校は問題じゃないんですよ」「焦らなくても大丈夫ですよ」の言葉だけでもあれば、親御さんは安心するんですけどね。

国のせいばかりではない。

これも、できれば面談の際に先生に伝えたいところです。

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