残り皿 ソースをペロリ 味記憶
師匠に教えを受けたくて料理店に入門した弟子が、客が残したソースを指ですくって師匠の味を覚える。
今では考えられないかもしれませんが、弟子は下働きが長く、師匠から作り方を教えてもらう迄に、何年も掛かっていた時代がありました。
その中で、何とか師匠の味を覚え、材料、配合、作り方などを学ぼう(盗もう)とする貪欲な姿です。
技術は盗むものであり、残飯であろうが、盗むためには迷わず行動に移す弟子の姿から、学ぶべき点があると思います。
「先輩は教えてくれない」と主張することは、間違っていないかもしれませんが、自分の技術は、自分から取りに行くくらいの逞しさが欲しいものです。
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