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不確実な未来に可能性を見る

今日と同じ明日が来るとは限らないことは、もう11年前から誰もが感じていることだろう。

そしてこの2年間は、1年後、1か月後、そして明日さえも、どうなるのかわからないと思っている人も多いだろう。

こんな時代には、特に若い人たちは、将来が全く見えないと、暗たんたる気持ちになるかもしれない。

でも、将来が見えないことに対して、それを不確実性と取るのか、それを可能性と取るのかによって、将来に対するかまえも変わってくる。

将来が見えない、何が起こるかわからない、確実なことが決まっているわけではない。

そんな将来を、不確実なものとだけ捉えると、少なくとも現状のままずっと続けば最低限はそれで良いと考えるだろうし、新しいことに挑戦したり、新しいものを作り出したり、夢や希望を描いたり、そんなことをするエネルギーを持つことは難しいだろう。

逆に、将来が見えない、何が起こるかわからない、確実なことが決まっているわけではない。

だからこそ、その見えない将来の中に、何が起こるかわからないその時間に、自分ならそこに何かを新しく見つけることができるかもしれない、自分なら何かができるかもしれない、と考えることもできるだろう。

見えない将来に、自分の可能性や夢や希望を入れ込むことで、将来に対するエネルギーも変わってくるだろう。

今もニュージーランドで留学を続けている人たちに話を聞いても、大きな夢を語ってくれる人もまだ多いけれど、「いや、今の状態が続けばそれでいいんです。あまり大きな夢や希望はありません」とはっきり言う留学生も少し増えてきた。

確かに、先が見えないと不安になるだろうし、そんな状態が長く続くと、今の状態がもしかすると最高の状態なのかもしれない、と漠然と感じることもあるだろう。

でもそんな時だからこそ、逆に、将来の中に自分の可能性や夢や希望を入れ込んで、そこに向かって今できることにエネルギーを注ぐ。そんなこともできるのではないかと思う。

しばらくの間は、まだ将来が見えない時期が続くかもしれない。そんな状態が長く続くと、将来に対してエネルギーを注ぐことは難しいかもしれない。

でもここでもう一度、その見えない将来には、大きな可能性があるかもしれないし、そこに夢や希望を持って進めば、それが叶う未来がやってくるかもしれないと言いたい。

今、留学を続けている10代20代の若い人たちや、日本や世界中にいる不確実な将来に不安を抱いている人たちに、そういうことを伝えられればと思う。

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