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何かが変わった

何かが大きく変わった気がする。

2020年から世界中がパンデミックになって、それまでには全く予想もできなかったような、行動制限、入国制限などが行われ、各国で経済も大きな影響を受け、学校教育や課外活動も、それまでとは全く違う環境で行われた場所や時間も多く長かっただろう。

テレビやネットでは毎日パンデミックのニュースや情報が流れ、SNSもそれぞれの状況や意見であふれていた。

周りの環境が変わると、もちろんそこで暮らす人たちも変わる。もし、パンデミックがなければ今は違う生活をしていたという人も多いだろうし、パンデミック前と今とで考え方や感じ方、行動や言動も変わったという人もいるかもしれない。いや私は全く変わってなんかないよと思っていても、自分では気づいていないうちに、変わっているのかもしれない。

でも、世界中の人々がこのパンデミックで同じように変わったのかといえば、そうではないと思う。

ニュージーランドは幸いなことに、パンデミック以降の2年半の内1年以上は、コロナフリーカントリーで、みんなパンデミック前とほとんど同じような生活をしていた。マスクは誰もしていなかったし、スポーツもイベントも、通常通り行われていた。

それに対して、この2年半どこに行くのもマスクをつけてずっと生活をしてきた人も多いだろうし、いつ感染するのか不安な気持をどこかで持ちながら、学校や仕事場に行っていた人もいるだろう。

そんな生活を毎日過ごしていると、一人ひとりがそれに影響されるのはあたりまえだ。

そして2年半経って、パンデミック前と今とでは、世界の状況だけではなくて、一人ひとりが、それを意識しているかどうかにかかわらず、大きく変わったように思う。

人々の何がどう変わったのか、まだ具体的に言葉で表すことは難しいし、それがいいとか悪いとかそんな基準で測るものでもないだろう。

でも、もう少し時間が経つと、あきらかに人々のここが変わった、という部分が、もしかすると、それぞれの地域や国で、少しずつ異なって明らかになってくるのかもしれない。

今持っているなんとなくのこの感覚、この違和感を、これからもどこかに持ち続けて、この感じがどこから来るのか、また言語化できるときがきたら、ここで書いてみようと思う。

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