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2020 TAKUYA∞生誕祭


2020年12月21日 (月) 14:00開演

1年の中で1番昼間が短い日の昼間を
さらにもう少しだけ切り取った瞬間。
ほんの少しの間、世界の中心は横浜アリーナだった。


壊れっぱなしの心を引き摺りながら独りで参戦。
こんなメンタルぶっ壊れた状態で臨むライブは初めてだった。
ライブを楽しみに待つことですら、ままならない心理状態でも
何かしらの希望を先に置いとかなきゃと思って
衝動的にFC先行に申し込んだら、当たった。


UVERworldのフロントマンTAKUYA∞の生誕を祝うためにcrewが集う。
41歳。精神と共に肉体も進化している。
彼らの時間の進み方は、常人とは次元がちょっと違うのかもしれない。
いつ老けるのだろうか。


相変わらずCrewたちも眩しい。
エネルギーを感じる。キラキラしてる。
今の私じゃあ、直視するには少し眩しすぎるくらいに。


UVERのライブ参戦は、3年前の男祭りin SSAぶりになる。
当時の自分とのギャップにもまた、息が詰まりそうになるけど
グッと堪える。


動員がキャパの半数未満で、グッズの購入権も制限が設けられた。
そのため、会場に訪れるそもそもの人数が少なくて
開場からライブ後の帰路までの動線も比較的スムーズで良かった。


私の席はステージから向かって右手の二階席。
懐かしいスタジアムの空気。
ソーシャルディスタンス確保のため
両隣の席は空いていて、圧迫感なく、広々と空間を使えて見やすかった。

おなじみのカウントダウン。
きちんと定刻に開始されるのが彼らのライブだ。

14:00:00

暗転。

ドラムの真太朗とサックスの誠果の2人が先陣を切った。

私は一音目から最後の退場までずっと泣いてた。

未発表の新曲が多数盛り込まれた、豪華なセットリストだった。
新曲たちの破壊力が凄まじい。
涙を拭う手が止まらなかった。
リリースが待ち遠しい。
応援歌にしたい。
はやく毎日聴きたいな。


あんな曲たちが味方についてくれたら
きっと、もっと僕らは強くなれるんだと思う。


もう10年以上も聴いてるのに
今が一番カッコよくて、染みて、刺さる。
常に進化を体現する彼らを目の当たりにすると
色んな感情が溢れ出て、目から水がこぼれてくる。


ステージ上の彼ら。楽しむファンたち。
全てが輝いて見えた。
思わず声が漏れちゃうのは仕方ないよね、って具合で
私を含め、会場のみんなが思いっきりステージの6人と呼応していた。


もう、バックサウンドなのか、みんなの合唱なのか分からなかったけど、そんなことはとりあえずどうでもよかった。

ありがとうと言って去っていったけど
こちらのほうこそ、ありがとうの念でいっぱいだ。
皆が無事で、UVERworldで在り続けてくれますように。
鼻を啜りながら、帰路に向かった。


音楽は、悲しみを忘れるためじゃなく
悲しみに立ち向かうための武装。
Dead endなんてない。
生きなきゃな。
頑張ろうね。


TAKUYA∞さん 誕生日おめでとうございます。
UVERworldが生まれてくれて、生きててくれて、本当に幸せです。
一生愛してます。

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