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良い商品なのに売れない!?のはなぜ?

会計事務所に15年勤める中で、ずっと疑問だったことがあります。
それは、良い商品があるのに、売上が増えない会社があること。

でも、あるとき、良い商品があっても売上が上がらない理由がわかりました。今回はその理由をご紹介します。


良い商品なのに売上が上がらない理由

良い商品なのに売上が上がらない理由は、実はとてもシンプルです。

それは、商品の良さを「お客さんがわかる形で」伝えていないのこと。

ポイントは「お客さんがわかる」というところです。

どんな会社でも自社の商品の良さを、一生懸命、伝えようとしています。

でも、売上が上がらない会社は、商品の良さがお客さんにわかりずらいのです。

例えば、心理カウンセラーが自分の商品の良さを伝えるときに

「心が軽くなって、毎日が楽しくなります」

と伝えたらどうでしょうか?

「なんとなく良さそう」

というのはわかりますが、具体的に商品を買ったら「自分にどんなメリットがあるのか」ということが、わからなくないですか?

でも、商品の良さを伝えるときに

「職場の嫌な人と顔を合わせてもイライラしなくなります。その結果、ストレスが減って『会社に行くのが嫌だ…ORZ』と日曜日の夜に憂鬱にならなくなります」

だったらどうでしょうか?

あなたが人間関係が嫌で、仕事に行くのがしんどいと思っている人なら、どんな商品か、ちょっときになりますよね。

お客さんは自分にプラスがあるとイメージできなければ、商品を買いません。

だから、商品の良さを「お客さんにわかりやすいように伝える」ことが、とても大事なのです。

これは、当たり前のことですが、ついつい忘れてしまうポイントでもあります。

もし、自分の商品に自信があるのに、売上が上がらないとしたら、もっと具体的に商品の良さを伝える工夫をしてみると、売上も変わってくるはずです。

おわりに

「良い商品を作れば売れる」という時代も過去にはありました。それはモノが社会に少なかった時代です。

今はたくさんの商品が溢れるモノ余りの時代です。そんな時代には「良いものを作る」ことは当り前なのです。

大切なのは、良いものを作り、その良さをしっかり伝えることです。

ぜひ、自分の商品の良さが、どうやったらもっとお客さに伝わるかを考えてみてください。そうすれば、あなたの商品を待っている人に、きっと届くはずです。

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