新年明けましておめでとうございます!
新年あけましておめでとうございます!
きち之助です!
2022年の元旦は京都におりました。
三十日、大晦日からの天の計らいは
雪化粧した静謐な美しい年明けを用意してくださいました。
雪といえば「長いトンネルを抜けると・・」で始まる
川端康成の『雪国』が思い浮かびます。
川端の代表作は、
日本特有の文化を色濃く表現した作品ですが
もっと世界を広く俯瞰してみると
雪国に文明が起こったこと自体が稀なのだそうで
日本海側や東北という地域だけでなく、
日本の冬の「雪」は特異性であり、風物詩であり、
冬の花なのです。
日本家屋の茅葺屋根の傾斜も
雪の文化から来た機能ですし、
屋根から伸びるつららも
障子の雪灯りも
「白」という禊の色も
降る雪、積もる雪、雪解け・・
刹那の冬の花ですね。
昨年は、すべてのことは表裏一体。
陰陽、無常なのだと痛感し
関わる様々な人たちに助けられ
ささやかなことへの「有り難さ」も感じておりました。
今、2021年の禊を経て
無事新しい年を迎えることができたことに
心より感謝し、
新年も皆さまのご健康と安寧を願ってやみません。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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