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京都のススメ

最近京都旅行を予定している人に立て続けに3回ほどおすすめスポット(お店、ご飯屋さん、銭湯など)を紹介しました。
みんなにとても喜ばれるし、紹介した話をしたら自分にも教えてほしい!と言ってくれる人もいたのでこの機会にnoteにまとめてみました。

ちなみに筆者の京都歴は大学・大学院の合計6年間で、前半4年間は奈良と京都の県境に住んでいたので市内暮らしは後半の2年間だけです。現在は東京在住。

この記事で紹介するお店一覧はGoogleマップにまとめたので忙しい方は以下からどうぞ!

一乗寺エリア
素敵な本屋と京都で一番のラーメン激戦区

京都には知る人ぞ知る本屋さんがあります。その名も恵文社。
2010年にイギリスのガーディアン紙に世界で一番美しい本屋10に選ばれたことで一躍有名になった本屋さんです。

店内は書籍、雑貨、ギャラリー、イベントの4エリアに別れていて、イベントスペースではほぼ毎日イベントが開催されています。

世界で一番美しい本屋10に選ばれるだけあって外観・内装共にとても素敵なんですが、一番の魅力はテーマ毎にまとめられた本棚です。

ほとんどの書店では探しやすいように出版社や作家順に本が並べられていますが、恵文社では新しい本との出会いを提供することを目的にテーマで本棚が構成されています。

店員さんのセンスがめちゃくちゃ良いためか、この本棚の構成がとても秀逸で、ぷらぷらと店内を歩いていると気づいたら数千円分の本を抱えていたということが恵文社ではよく起こります。

イートインスペースがない(たまにイベントスペースで出張喫茶をやっていますが)のが個人的には不満なんですが、その代わり?と言ってはなんですが一乗寺エリアは雰囲気の良い喫茶店がいくつもあります。その中で特におすすめなのがインキョカフェとアカツキコーヒー。

インキョカフェは全体的に落ち着いた内装で、昼はコーヒーやケーキなどの軽食が食べられて、夜はジャズバーに変わりお酒も飲めます。

一方アカツキコーヒーは白を基調とした爽やかな内装です。こちらのお店は閉店時間が17:00と少し早め。

恵文社で本を買ったら近所の喫茶店で休憩がてら読書するのがおすすめです。

この他にも輸入雑貨屋などおしゃれなお店が沢山あるんですが、実は一乗寺エリアは京都屈指のラーメン激戦区としても知られています。

徒歩5分圏内に2~30店舗ぐらい(ちゃんと数えてないので適当です)のラーメン屋がひしめいているこの場所で、唯一のつけ麺専門店が恵那くです。

こちらの店長はかつて東京の有名つけ麺店で修行されて、その後独立してこちらにお店を構えているそうです。

プリプリのたまご麺、甘口の濃厚なつけ汁、牡蠣出汁の効いたシメのスープ割りが最高にうまい。最高にうまい。typoではありません。大事なことなので!
僕は一時期週3~4で通っていました。

通常・辛口・カレーの3種類のつけ汁が選べて、夜限定で好みの二つを組み合わせられるハーフつけ麺も提供されています。夜行くときには通常と辛口のハーフをいつも頼んでいました。

恵那く以外にも美味しいラーメン屋さんが沢山あるのでそちらはもしかしたら別のnoteにまとめるかもしれません。

京都の誇る銭湯文化、船岡温泉

京都市内は一本通路を曲がれば銭湯にぶつかるぐらい沢山の銭湯があります。
銭湯の壁面に金閣寺が描かれていたり、他の銭湯と比べて明らかにサウナが暑かったりと銭湯ごとに様々な特色があって面白いんですが、その中で圧倒的にイチ押しの銭湯が船岡温泉です。

名前に温泉と付いていますが温泉ではありません。ただのお湯です。

有形文化財に指定されている建物はまるで高級旅館。

脱衣所の天井には天狗の彫刻があったりと雰囲気満点ですが、銭湯自体はとても近代的。船岡温泉のサウナは離れになっていて、広々しているためとても快適です。

入浴料は400円弱。京都の銭湯の風呂場スペースには備品など何もないので、シャンプーやタオルなどが必要な場合は入場時に購入(またはレンタル)する必要があるのでお気をつけください。

銭湯に入って喉が乾いたら銭湯でコーヒー牛乳を飲むのもいいんですが、船岡温泉に限ってはお隣にあるさらさ西陣に足を延ばすのがオススメです。

こちらは元銭湯を改築したカフェでタイル貼りの内装が特徴的。

夜は23時までで、店内が広々としていてゆったりくつろげます。
ご飯も食べれるし、お酒も飲めるしと長居ができる要素満載です。

京都の朝食

京都市内は兎にも角にも喫茶店だらけ。そして朝早くから開いていてモーニングが楽しめるお店がとても多い。

そんな京都のモーニング喫茶の中でも定番のお店がイノダコーヒーです。

アメリカ風な建物と日本家屋が融合したなんとも言えない外観をしています。そしてアメリカンな方が旧館らしい。なんでなんだろう。

店舗内はホテルのロビーのような内装で、モーニングセット「京の朝食」はパン、ハム、スクランブルエッグ、サラダにコーヒーと映画に出てくるようなラインナップ。

割といいお値段(1400円ぐらい)なので日常的に食べれるモノではないんですが、旅行で京都に行くならちょっと奮発して優雅に朝を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

京都のお土産、ずっと使える帆布のカバン

京都のお土産といえば八つ橋やようじやのあぶらとり紙あたりが定番ですが、一澤信三郎帆布という知る人ぞ知るかばん屋さんが祇園にあります。

一応オンライン販売もやっているので京都に行かなくても買えるんですが、お店のポリシーなのか簡素な注文フォームがあるだけでオンラインにはあまり力を注いでいないように見えます。

またそもそも信三郎帆布の魅力は実際に店頭で手にとってみてみないとなかなか伝わらないと思うので、時間があれば是非店頭に足を運んでみてください。

生地の目の詰まり方がとても密で、新品の帆布かばんは布とは思えないぐらい丈夫(というか固い)です。長く使うことで出てくる味を楽しむデニムのようなかばん。自分へでも、自分以外へでも京都土産のプレゼントとしてオススメです。

帰り際に寄れる京都駅近くのオススメ

おそらくほとんどの人が帰りは京都駅を経由すると思うんですが、帰り際に余裕があれば吟醸ラーメン久保田に寄るのがオススメです。

あまり他所では見かけない味噌ベースのつけ汁が特徴のつけ麺がイチ押し。

久保田でつけ麺を食べ、散歩がてら東本願寺に寄り道しつつ、京都タワーを眺めつつ京都駅へ向かうのが僕の京都旅行時の定番の帰路のつき方です。

本当はオススメのお店はまだまだあるんですが(ほとんどラーメン屋情報だけど)、まとまる気がしないのでこんなところで。

京都最高〜!
帰りたい。また京都で暮らしたいな。

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