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PAP PA-LA PARK クリエイションレポートNo.10

節目のレポート10回目、いよいよ本番まで1ヶ月を切りました。ダンスは相変わらずねちねちとつくったり壊したり考え直したりを繰り返しています。

橋本は昨日札幌へ戻り、またそれぞれの時間の1週間が始まりました。生活とともにあるクリエイションの時間、なかなか思考がまとまらないことも多いですが、全く別のことをしているときでも常に片隅にぱっぱらぱーくのことを考えています。創作期間特有の常になにかが乗っかっているこの感じ、なるべく早く下ろしたいといつも思いつつ、いつの間にかまた背負い始めているのが不思議です。性なのか。

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今回、かえるPとしては史上最大規模の舞台美術を、美術の中村さんとともに考えています。テーマ設定的にも劇場の規模的にも、と思ってお願いをしたのですが、これがやはり難しい。明確に作品の流れがまだ決まっていないということもありますが、今回の試み(ダンスの上演空間と公園として居れる時間の両立)を目指すために、どのような仕掛けが必要なのか、不要なのか、足しては引いて、こっちを変えて、という日々で、スタッフ泣かせだなとつくづく思います、、これからもめちゃくちゃに変わってくるでしょうが。本当にありがたい。

公園に流れる時間と、劇場で体感する時間。その二つの時間軸の違いを、ダンスによって行き来する。

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一番最初のイメージラフ。我々もこの風景の一部として。