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韓国旅を振り返る。①

まだ「寒くはない」10月13日から6日間。友人と5泊6日で韓国へ行った。
仕事での出張や展覧会、イベントなど。国内は結構頻繁にひとりであちこちに出かけてるけど、22歳で結婚してからは一度も国内を脱出していない。(現在47歳)
そんな折。いろんなきっかけが重なって韓国に行くことになった。私が住んでいる熊本からだと飛行機で1時間20分で着いてしまう「海外」。東京に行くよりも近いし、新幹線で大阪に行くよりも近いし安い。
車で言うならお隣の福岡に行くよりも早いかもしれない。
子供達も大人になったし、海外にも気軽に行けるようになりたいというのもあって「海外セカンドバージン」には韓国は打ってつけでもある気がした。

いつもはカメラやレンズ、着替えやパソコンで旅や出張の時は荷物でいっぱいなんだけど今回は最小の荷物で行くと決めてた。から、カメラも小さいコンパクトカメラのみ。
16年くらい使ってるフィルムの一眼レフも持って行くか最後まで悩んだけど、今回はとにかく身軽に過ごしたかったから、それも置いていく事にした。
着る物も、出発の日に着ていた服を含めて3日分。それと1枚で着れるパジャマと2日分の下着類。コンタクトと化粧品と薬類とパスポートと変圧器。
そして滞在はホテルではなく、エアビーで探したアパート。
パスポートも出発の数日前に、出張撮影から帰って来た翌日に急いで受け取りに行くというなんかギリギリのスケジュールだった。
一緒に渡韓する友人も、わたしとあまり変わらないくらいの「いつぶりかの海外旅行」だったけど、数日後には「ちょっとコンビニまで」くらいのノリで韓国に行ける友人も落ち合う予定だったから「行ってしまえばどうにかなるやろ」と開き直った。

良い旅を

「SIMがうまく繋がらなかった」時に備えて、待ち合わせの場所と時間だけ決めて「じゃあソウルでね〜」と出発の数日前にわたしのサロンでバイバイした。もちろん待ち合わせに指定された場所にどうやっていけばいいのか、この時はまったく解ってない。

写真は6日間過ごした宿と起きてすぐ。の、ぐちゃーっとしたベッド。と、1日目の写真すこし。

6日間お世話になったソンス洞のアパート。徒歩圏内にソウルの森やパン屋さんがあったり隣駅はソンスだったからおしゃれなカフェもある地域だったけど、アパートの場所は住宅があるエリアで韓国の人の「普通の朝」のような雰囲気がすごく良かった。昔ながらの建物が多くて、半地下があるアパートや家が沢山あるような地域で下町感があった。
朝起きてリビングに行って、化粧品をとりにベッドルームに戻ったらベッドのぐちゃぐちゃ具合が面白くてちょこちょこ撮ってた。友人の部屋も撮ったけど怒られるから🈲


出発した日は昼前には仁川空港に到着したんだけど、あまりにも予想外のことが起こりすぎて写真を撮る余裕がなかったみたいで写真も少ない。

毎朝ここから始まってここに帰ってくる。
4番線のトゥッソム駅
とにかく電車が長い10両編成。
水平垂直の乱れは心の乱れ

けど見返すと色んなことを思い出すし、友人とこんなふうに旅できること。を改めて振り返ってなんとも言えない情緒になってしまう。私たち、過去に偶然にもそれぞれ似たような体調不良を経験したことがあって「飛行機に乗れない」とか「人混みが無理」みたいな時期があった。お互い心身ともに自由になったなあーーーとかいろいろ。歳を重ねるのはとても豊かなことだとほんとうに思う。忘れないうちに少しずつまとめながら写真と記憶を残していこ。

掃除しやすような座椅子と寂しそうなハンカチ
この日は推しの誕生日であちこち推しだらけ
バス停のサイネージ
ノンサンヨク。は読めるようになった。
この近くのシニョンサン駅で改札に閉じ込められて泣きそうになってたら現地の青年に助けられて事なきを得る。冗談抜きで天使に見えた。改札のエラーはよくある事らしい。


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