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DTMに音楽理論は必要?不要?

はじめましての方ははじめまして!

すでにご存知の方は、お世話になっております!

菊花ゆいです。

1.はじめに

今回はTwitterでも良く話題になる、音楽制作にあたり音楽理論は必要なのか不要なのかについて私なりの考えを書いてみたいと思います!

といっても、2018年にはてなブログで書いたものを一部修正し、こちらで上げ直すという形になりますが!笑

では開始!

2.私の音楽理論に対する姿勢

私としては、音楽理論について3つの考え方を持っています。

①絶対に必要ではないけど、自分の作れる曲を狭めないためにも基礎の基礎は知っておくといい

②人によって、また作りたいジャンルによって必要な音楽理論の範囲が変わる

③学んでおいて損はない


3.DTMに最低限必要な音楽理論とは?

上記で書いた、①「自分の作れる曲を狭めないためにも基礎の基礎は知っておくといい」この基礎の基礎っていうのはどういう音楽理論かというと、

・Keyの概念
・メジャースケールの概念
・度数、インターバルについての概念
・ダイアトニックコードについての概念

この4つです。

この4つを知っているのと知らないのでは雲泥の差だと思います。

※音楽理論はあくまでも、"音楽を言語化する"みたいな感じなので、小さな頃から楽器を習っていた方などは、感覚的に上記の概念をわかってる方もいます。

今回はこの4つを掘り下げる事はしませんが、需要があれば記事にします!

次に2の章で書いた、②人によって、また作りたいジャンルによって必要な音楽理論の範囲が変わる についてです。

一言で言っちゃうと『音楽理論はジャンルによって必要な知識量が変わってくる』という事です。

どういう事かというと、
例えば、サンプリングを多用するダンスミュージック系とかだと正直そんなに音楽理論を知らなくても、いい曲(いい曲の定義は人によって違いますが汗)が作れたりします。

ただ、ダンスミュージックの中でも、Houseというジャンルでは、テンションコードが使われたりもします。
他にもボサノバを作りたい!雰囲気は近いんだけど、なんか浮遊感が足りない・・・という時。それはテンションコードを使っていないのが1つの理由かもしれません。

このように、テンションコードを使ったりする音楽はテンションコードとは何か がわからなければ、自分の求めるサウンドに近付けない可能性がありますよね?

あとはJazzを作りたいとなった場合はスケールの種類も知っておかなければ(コードトーン中心に組み立てるという手もありますが)中々自分の作りたい音楽や響きに近付いていけないかもしれません。

つまり、自分がどんなジャンルをやりたいのか?
そしてそのジャンルにはどのレベルの音楽的な知識量が必要なのか?

これを見極めるのが、大事だと思います。

※ジャンルによってレベルが低いとか言っているわけではありません!そこは誤解のないよう。

ただこの見極めるってのが難しいわけですよね。

4.ジャンルによって必要な音楽知識を見極める方法

どうやって見極めるか、一つの考え方を書いていきます。

まず、1で書いた最低限必要な知識はどんなジャンルでも必要と私は考えています。

この4つの知識を1つの指標にするのです。

例えば、スピッツ風の曲作りたいわ〜となったとします。
スピッツのコード進行を確認します。

定番曲で言うと、チェリーや空も飛べるはずですね。

チェリー

空も飛べるはず

1で書いた最低限必要な知識を学んだ方はわかると思いますが、4つの知識以外の要素がほぼほぼ使われてません。

作りたいジャンルがある、けど中々それっぽいサウンドにならないという場合は、

自分の作りたいジャンルの曲を選びます→コピーをしてみます(今回のようにコード表が得られる場合それを利用するのもアリ)→1で書いた理論を照らし合わせる→

すると2つに分かれます

①1で覚えた理論で補えるジャンル=知識はそれ以上なくてもOK、あとはそのジャンルのインプット量を徹底的に増やす

②1で覚えた理論外のことが出てくるジャンル=知識が足りない、インプット量を増やしながら、理論も勉強する

こういう風に考えれば、そのジャンルを再現する足掛かりになると私は考えています。


5.まとめ

結論的に言えば、私の考えは、

「人によって必要な知識量が変わるし、絶対に必要なわけじゃないけど、基礎の基礎だけは学んでおくと1000000%損はない」

です。


音楽理論を学んだ方がいいのか、迷っている方の参考になれば幸いです。


それではまたお会いしましょう!

菊花ゆいでした。

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